中庭と中庭の利用方法  


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< 迎賓館パンフレットより >

− 四季の花々に囲まれて優雅なひとときを −

中庭に抜ける門をくぐると、
外の砂漠はまるで幻だったかと思わせるほど、鮮やかな緑があなたの瞳に飛び込んで来るでしょう。
ようこそ砂漠のオアシス迎賓館中庭へ。
ここは、各国から訪れた国賓の方々をおもてなしするべく
世界各国から集められた四季折々の植物が一同に咲き乱れる、迎賓館自慢の庭園です。

中央のパーティスペースへと続く石畳を歩いてゆけば、春夏秋冬順に季節を代表する花があなたをお出迎え致します。
一体何故こんな砂漠に四季折々花々が咲いているのか?
その疑問は上をご覧になられてみるとお分かりになるでしょう。
当庭園は半球状の透過ガラスに覆われており、これによって庭園内の光量、温度、湿度を自在に調節する事が出来るのです。

そしてこちらがパーティスペース。
広い石畳のエリアでガーデンパーティ、コンサート、映画の上映会、あるいは記者会見など
さまざまな用途にご利用頂けるスペースとなっております。
先だっても吏族の皆様の慰労会で、こちらが使われました。
当迎賓館では宰相府専属のシェフ達が腕によりをかけておもてなし致します。
ご利用の際はぜひご堪能くださいませ。





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  迎賓館の廊下を歩き続ける。
  するとやがて、光が見えてきた。
  それは次第に大きくなり、
  ついに廊下の片側に広大な庭が見えた。

  「わあ…素敵」
  庭を見て。ほぅ、とため息をつきながら呟くソーニャ。

  半透明なドームに囲まれた庭。
  空からは穏やかな光が差し、
  地には色とりどりの花々と緑あふれる木々。
  丁寧に手入れされているのであろうそれらは、
  見事に調和していた。

  「ここは迎賓館の中庭です」
  案内をしてくれている秘書官の鐘音。
  彼の説明によると、この中庭は記者会見などに使われているらしい。
  実際に、その場所へと案内してくれた。

  鐘音の後を皆がついて行く。
  石畳の上を歩いて行く。

  鐘音曰く、
  温度管理のための半透明なドームに囲まれた中庭には、
  宰相府藩国内外から取り寄せられた植物が植えられているそうだ。

  桜に桔梗、藤に水仙。朝顔、胡蝶蘭、スイトピーにアマリリス。
  世界各地の異なる季節の花々が、お互いの雰囲気を壊すことなく
  調和し、咲き乱れている。

  適度に降り注ぐ日の光はとても心地よく、
  美しい花々を愛でながらの散歩は心和むものであった。

  そして、中庭の散歩道を歩み続けると、
  やがて石畳が敷き詰められた広場に出た。

  散歩道と同じ明るいグレーの石畳の周囲を、
  四季折々の花と、鮮やかな緑が飾る。

  ここが、中庭の広場。
  記者会見やパーティが行われる場所。

  備え付けられた白亜の美しいガーデンテーブル。
  その上には、おもてなしのティーセット。

  午後の穏やかな日差しの中、
  一同は美しい庭を眺めながらお茶を飲んだのであった。


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中庭イメージ画像: アポロ・M・シバムラ@玄霧藩国
パンフレット紹介文: ソーニャ/ヴァラ/モウン艦氏族/スターチス@世界忍者国
文章: 霧賀火澄@FEG
「中庭のひととき編」画像: 乃亜T型@ナニワアームズ商藩国