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おねえさん「あ、ここまで見てくれたお友達にだけこっそり教えちゃうね」
「実は夏の園には、とっても重要な施設があるの」
「それはね…」
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夏の園の中心地からはかなり離れたどこか。
一般の人達には知られていない、周囲を山と木々で遮られたエリアの風光明媚な海辺に作られた白い別荘――それが秘書官保養地です。
本来は宰相府の要人用別荘なのですが、普段は宰相府に勤める秘書官が保養で使う事が多いため、現場ではこのような呼び名が定着しております。
利用権限を持つのは藩王と秘書官のみ、残念ながら華族であっても摂政では利用する事が出来ません。
そして利用する人間が暗殺の危険性が高い要人中の要人であるために、警備も厳重になっています。
施設の維持管理と警備の要員を兼ねた精鋭バトルメード達が常駐しており、エリア周辺に設置されている監視カメラやセンサーの情報を元に、許可無く保養所へと入り込もうとする者がいても、利用者には一切気づかれること無く対処を行っています。
保養所を利用するにはいくつか手続きを行う必要があります。
まず宰相府にて施設利用許可証を貰うための申請書類を作成します。
この時点で宰相府へ入るためのチェックがあるのであからさまな不審者はシャットアウトされます。
そして作成した書類を秘書官の長(東方有翼騎士団長)である風野緋璃女史か、女官長であるヒルデガルド女史に提出し、許可証を発給して貰います。
当然の如く本人照合等が行なわれるので、秘書官や藩王の名を騙って利用しようとする人間は摘発されます。
チェックが済んで許可証が発給されたら、宰相府内に設置されている専用のリンクゲートを利用して保養所へと移動することになります。
リンクゲート使用により、保養所への移動中に要人が襲われる危険を回避・排除できます。
また、秘書官と帝國の藩王に関しては許可証発行の手続き時に護衛の申請を行なう事が出来ます。
申請が通れば宰相府騎士団の人員による警護を受けられ、より安全に余暇を楽しむ事が可能になります。
尚、共和国の藩王も『外交使節』という形で保養所の利用は可能ですが、残念ながら護衛の申請に関しては不可となっております。
施設の警備は凄まじいと言われていて、利用した人物からは『林間部には警備部隊が常に巡回し、果樹園一帯にいたっては木の葉1枚落ちただけでも警報が鳴り、犬が舞い込んだだけでI=Dがスクランブルを掛けるほどだ』というような 冗談が出るほどに、堅牢なセキュリティが敷かれています。
ですが、政府要人である藩王や秘書官に“もしも”の事が無いように充実した最高ランクの警備体制が整えられていることは間違いないでしょう。
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