さて、セキュリティについての説明はここまでにして実際の保養所の紹介に移りましょう。
内陸にある砂漠からの風を山と木々で防ぐような形になっている海辺に建てられた純白のコテージ。
コテージの白い外壁と視界一杯に広がる透明なエメラルドグリーンの海、さらさらの白い砂浜が夏の園の日差しを照り返してより一層眩く映ります。
コテージから僅か20m程の距離にあるビーチは、一部の要人のみが利用出来る特別なエリアとあって、完全なプライベートビーチと言った趣きです。
 コテージの内装は、多忙な秘書官や藩王が日頃の疲れを癒してくつろげるよう、広々として落ち着いた明るいしつらえになっています。
いつも掃除が行き届いていて、急な来訪にも対応できるように完璧な状態が保たれています。
ゆったりとした大型ベッドと書き物机、応接椅子とテーブル、サウナルーム付きのバスルーム、そしてルームバー……ゆっくりと杯を傾け、日々の忙しい時を忘れるには最適です。

利用者のプライベートな空間を守るため、基本的にコテージ内に人は控えていませんが、メードさん達が別所に待機しているので、用のある時は連絡するとすぐに対応してもらえます。
これらの気配りの利いた接客を統括するのは、落ち着いた温かい笑顔が魅力的な婦人です。
メード達に的確な指示を出し、利用者が最高に心地よく過ごせるように常に計らってくれる“女主人”とでも呼ぶべき人物で、この保養所がホームのように心安らぐ場所であるのは、彼女の細やかな気配りによる所が大きいでしょう。

敷地内には秘書官保養地利用者のための宿泊施設が置かれた居住棟の他、通信施設、常駐職員の居住施設、連絡機発着場などの施設があります。
緊急の場合のための執務室もひそかに用意されています。
その他利用可能な設備としては、手の行き届いた綺麗な庭園や、テニスコート、プール、ジム、エステ・マッサージ施設、ホログラムデッキなどがあります。

刺激的な娯楽はありませんが、日頃激務に追われる秘書官や藩王が心穏やかに最高の休日を過ごせる様に作られた宰相府要人用の別荘地――それが秘書官保養地なのです。


/*/



おにいさん「あれー?おねえさん何してんのー!?おいてくぞ〜!」

おねえさん「えッ、あ、なんでもないわよー」

おにいさん「ふーん、まあいっか。早く帰ろうよなっちゃ〜〜ん!!」

おねえさん「だからその名前で呼ぶなって言ってるでしょぉ〜〜〜!!!


お疲れ様でした(TOPへ)⇒