水族館2
通路を進めば、まるで海底トンネルのような空間が広がっています。
全面が水槽張りにされており、さながら海中散歩をしているような気分が味わえるのです。
最初にお目見えするのは、ナポレオンフィッシュやマンボウといった巨大な魚たちです。
キックボードを立てたような、愛くるしい形のマンボウ。ティータイム頃に訪れてみればダイバーが餌付けをしている姿を見ることができるでしょう。
マンボウの水槽を通り過ぎれば、開けた円形の場所に出ることができます。
ここは放射状に通路が伸びており、順路に構わず自由に魚を見て回ることができます。
通路の一つには、ヒラメやカレイ、エイが泳いでいるのが見られます。
ヒラメとカレイ、というと見分けがつかない方も多いのではないでしょうか。ここで解説を読めば、必ず違いが分かるようになるでしょう。
別の通路には、色鮮やかな熱帯魚たちが泳いでいます。
更に別の通路には、何やら色々な魚たちを見ることができます。一見するとただ無造作に、同じ水槽に泳がせているように思えますが……。
イワシ、アジ、伊勢エビ? そう、お寿司のネタに使われる魚たちを集めているのです。
お寿司を初めて見る方にも分かりやすいように、イラストを使って説明されています。
このイラストはお寿司ごとにカード化もされていますので、ご自由にお取り頂けます。
カードを手にしたら、更に奥へ進んでみましょう。
青い石を使って作られた、椅子とテーブルが見えます。そろそろ疲れてくるころでしょうから、休憩をしてはどうでしょうか。
小休止ならば、そのままオープンになっている椅子へとどうぞ。こちらは無料でお使いになることができます。
小腹が空いていましたら、クローズドスペースの方へ。
着席をして、給仕の方に先程のお寿司のカードを渡してみましょう。
しばらくするとカードと同じもの……同じお寿司が運ばれてくるはずです。
もちろん、カードを用いずとも口頭で注文することは可能ですが、初めてお寿司を知った方だけでなく、全ての方が食べてみたいと思ったものを間違いなく簡単に注文できることから、このような方法が用いられています。
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