< 迎賓館パンフレットより >
− 砂漠のオアシス宰相府迎賓館へようこそ −
どこまでも続く広大な砂漠の中に、不意に姿を現す緑のオアシス。
車を近づければ美しい2階建ての洋館が見えてまいります。そこがこれから滞在する宰相府迎賓館です。
宰相府立国と同時に建てられて以来、100年の歴史を共に歩んで来た大変由緒ある場所でございます。
門をくぐりますと、ロココ調を思わせる優雅な白亜の宮殿があなたの目を奪う事でしょう。
さらに館まで続く外庭には、ふんだんに流れる水を利用した水路と花々があなたをお出迎え致します。
先ほどまで延々と続いた不毛な砂漠がまるで夢であったかのように思えるほどだと、
お越しになられた方からは、ご好評をいただいております。
また、正面のアーチの連なりの下は廊下になっており、この外庭の眺めを楽しみながら散策する事が出来ます。
散策に飽きられたら、お近くの給仕、家令にお声をかけてみて下さいませ。
飲み物の用意から、各種雑用に至るまでスムーズにこなす事はもちろんのこと、
建立以来、数多くの貴賓の方々に滞在して頂いた迎賓館、その歴史の中で起こりましたさまざまな逸話も聞く事が出来るでしょう。
中にはあなたにとって縁のある話があるやもしれません。
それでは、中へと参りましょう。