―型式番号・Nx-23 リュー・ラウ・ギフェス
用途目的:汎用戦闘機
登場員数:2名
全長:20.3m 全幅:14.2 全高:4.11m
空虚重量:14,354kg
最大離陸重量:35,409kg
エンジン:銀鮭工房製 クスィノン280ターボファンエンジン×2 もしくは、銀鮭工房製 アライアンス120ラムジェットエンジン×2
持続最大速度:M3.1 巡航速度:M1.5 航続距離:2,933km
実用上昇限度:高度23,000m
兵装:20mmガトリング砲×1 胴体下ハードポイント×4 翼面下ハードポイント×4 特殊兵装ハードポイント×2
高高度突撃戦術装備 ブロダイエズ
エンジン:銀鮭工房製 バレンシア300ラムジェットエンジン×4
持続最大速度:M4.2 巡航速度:M3.1 航続距離:4,333km
実用上昇限度:高度31,430m
兵装:ターレットレーザーガン×4 内蔵式マイクロミサイルポッド×2 広域情報収集用レーダーブレード×4
「デルタ後退翼にカナード翼、角度可変前尾翼、か。スペックを見ても高高度クルージングに対応した汎用機、といった所だが、最大の特徴は、この“ブロダイエズ”、か・・・・・・」
ふむ、とヤマダは唸る。
「ブロダイエズの高高度突撃戦術とやら、制空権の制圧には、少々向かないな」
「と、いいますと?」
「むしろ、こいつは爆撃装備のほうがいい。言い換えるなら弾道ミサイルの類だ。大型の爆弾を抱え、目的地に弾道軌道で送り届け、投下する。そしてまた弾道軌道で撤収する、というような。そんなタイプだな」
改良点を並べられ、少しだけうつむくダナカ。ヤマダは、青い、と思った。
「ま、30点、って所か。これじゃ採用はできないな。残念だが、そういうことだ」
「はい。時間を割いていただき、ありがとうございました」
「落ち込むことはない。私はコイツに、光るものはあると見た。秘書官団に合うように、また設計してきなさい。いつでも見てあげるよ」
「は、はい!」
「――珍しいですね。先輩があんなに楽しそうにしていたのは」
「そうか? まあ、そうだな。面白いよ。いいものも見れた」
ヤマダは皿にタバコの灰を落としながら、もう一度、深く吸い込む。
「で、何点だったら採用するんですか?」
「決まっているだろう。――100点だ」
――もっとも、そんな航空機など存在しないがね。
そう、ヤマダは心の中で付け加えた。
Fin
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