帝国吏族院

吏族作業チュートリアル (著:四方 無畏@世界忍者国)

 今回の記事は、初心者(わかば)の人に吏族の仕事について少しでも知ってもらえればと思って書きました。

1.吏族とは

 吏族とは、藩国内の資産(財務)と藩国民(紋章)を管理するプレイヤーに与えられる役職です。
 藩国内作業以外にも、各藩国のデータが正しいかをチェックするために定期的に召集されて、他国のデータをチェックする仕事は吏族の重要な仕事の1つです。

2.国内業務について

2-1:財務管理

 各藩国にはそれぞれ資金・資源・食料・燃料・生物資源(娯楽)が存在します。
 これら5つの資産の内1つでも0以下になると藩国は滅亡してしまいます。
 それを避けるためにも、国内の資産管理はきっちりと行う必要があります。
 
★財務管理の方法
1:藩国の立国時に各資産が10ずつ渡されます。【単位:資金は億(にゃんにゃん/わんわん)、それ以外は万t】
2:イベントによる増減を適宜、根拠となるURLと一緒に藩国サイト内の財務表に記入してください。
3:財務表のページのトップなど、わかりやすいところに現在の所有量を記載しておきましょう。
4:定期的に吏族チェックが行われるのでその時に財務表を定められた場所に提出してください。

注1)手計算は避けて、出来る限りエクセルやオープンオフィス等の表計算ソフトを使って管理してください。
注2)イベント結果の確定が出たら3日以内に財務表に記載しましょう。
注3)管理は決して1人では行わないで、複数の目から増減をチェックしてもらうようにしましょう。

2-2:紋章管理

 アイドレスに参加している全プレイヤーには根源力と所持アイテムが設定されています。
 根源力が少ないと、着用できるアイドレスの種類に制限がかかったり、強い敵に出会ったときに即死するということがあります。
 また、根源力2万を消費することで職業4(個人所有の着用アイドレスで藩国の着用アイドレスに追加して1つだけ着用することができます)を獲得する事が可能になります。
 所持アイテムの中には自分の能力を上昇させたり、特別な効果を持つアイテムが存在します。

★紋章管理の方法
1:初期根源力は0です。
2:イベントや職業4購入による増減を適宜、根拠となるURLと一緒に藩国サイト内の紋章表(国民名簿や紋章テンプレート等)に記入してください。
3:国民名簿など、わかりやすいところに現在のそれぞれの藩国民の根源力を記載しておきましょう。
4:定期的に吏族チェックが行われるのでその時に紋章表を定められた場所に提出してください。

注4)国民登録以前のアイドレス以外の芝村さんのゲーム(Aの魔法陣等)の未使用の根源力を追加することでアイドレス参加と同時にある程度の根源力から始める事も出来ます。
注5)手計算は避けて、出来る限りエクセルやオープンオフィス等の表計算ソフトを使って管理してください。
注6)イベント結果の確定が出たら3日以内に紋章表に記載しましょう。
注7)管理は決して1人では行わないで、複数の目から増減をチェックしてもらうようにしましょう。

3.吏族チェックについて

3-1:財務チェック

 各国の吏族が集まってそれぞれ(自分の所属する藩国以外)の藩国の財務にミスが無いかをチェックします。

★よくある財務チェックで見つかるミス
1.計算ミス:増減の反映後の合計を簡単だからと手計算で行うと起こり易いミスです。
2.消費量のミス:戦闘に使用した資産量の勘違いやイベント結果に後で修正が入る事などより起こります。(戦闘が事前消費制に変更されたのでこのミスは少なくなるでしょう。)
3.2重処理:開始発表時のイベント名と結果発表時のイベント名が異なる場合などに良く起こります。(藩国内での連絡が上手くいっていない時にも起こります)
4.記入欄のズレ(燃料欄に書いたつもりで食料欄に記入等):増減の反映時に、記入位置の確認を怠ると起こります。

3-2:紋章チェック

 各国の吏族が集まってそれぞれ(自分の所属する藩国以外)の藩国の紋章にミスが無いかをチェックします。

★よくある紋章チェックで見つかるミス
1:計算ミス:増減の反映後の合計を簡単だからと手計算で行うと起こり易いミスです。
2:リザルト量のミス:戦闘に参謀や応援など様々な形で出たときなどに起こる可能性があります。
3:リザルトの追加忘れ:戦闘が頻発すると何処まで反映していいかわからなくなって、このミスが起こりやすくなります。
4:未参加のリザルト取得:勘違いや追加する人を間違えて起こるミスです。

3-3:工部チェック

 各国が提出した新規アイドレスなどのイラストや文章を見て要点や周辺環境の抜けが無いかをチェックします。
 工部チェックで抜けが確認されると再提出となります。

4.吏族にとって大事な事

 吏族にとって『ミスをしない』ということはもちろん大事ですが、それ以上に『自分はミスをする可能性が十分にある』ということを理解しておく事が大事です。『ミスをするかもしれない』と思っている人はしっかりと見直したり他の誰かにチェックをお願いするので最終的にミスをミスのままにしておく可能性が少なくなります。
 また、一度出た結果も後々修正がかかることが時々あります。そのため、一度反映して安心するのではなくしばらくの間は修正が入っていないかをチェックすることも大事になってきます。
 最後に、これは吏族に限った話ではないですが作業をするときは心に余裕をもって当たりましょう。まったく余裕の無い状況ではいい作品を作る事は難しいですし、焦ってはミスも多くなりがちです。吏族チェックの時などは普段見慣れていない他藩国の財務や紋章をチェックすることになるので、見難いと思うこともあるかもしれません。そんな時でも心に余裕を持って広い心を持ってチェックしましょう。
 (愚痴なんていうのは作業が全部終わってから幾らでも言えばいいのです。)