無名世界観とは
「無名世界観」とは、ガンパレードシリーズ、式神の城、絢爛舞踏祭、Aの魔法陣、頂天のレムーリア、水素の心臓、etc等のアニメ、ゲーム等に代表される芝村原作の作品群を取り巻く世界観です。
無数の世界
無名世界観の作品は、大きくわけて、二つの部分からできています。
一つは、それぞれのゲームやお話です。これらは独立しており、単体で楽しめます。
もう一つは、ゲーム(お話)とゲーム(お話)をつなぐお話と設定、そしてゲームです。
無名世界観には、様々な世界が登場します。ある世界は、現代風であり、ある世界はファンタジー風、また別の世界は未来SF風であったりします。
各世界は基本的には独立していますが、ワールドタイムゲートと呼ばれるものでつながっており、お互いに影響を与え合っています。また、ワールドタイムゲートを使って各世界を移動する存在がおり、複数の世界を舞台とした戦いも起きています。
各世界の事情は、それぞれのゲームを一つプレイするだけで、だいたい理解できるようになっています。
一方で、各世界にまたがる事件や事情は、最低でもいくつかのゲームやお話に目を通し、断片的な設定をつなぎあわせて理解する必要があるので、少し敷居が高くなっています(よりコアで難易度の高い(ハードな)ゲームである、というわけです)。
変化する無名世界観
無名世界観は、ゲームの舞台として作られています。よって、その設定も、ゲームの結果によって、時々刻々変化してゆきます。
特定のゲームについては「エンディング」や「ゲームオーバー」が存在しますが、無名世界観全体としては、そうした「エンディング」は通過点ということになります。
無名世界観の変化は、様々なゲームやシミュレーションの結果によって決定されるものであるため、どんなことが起きるかは、決まっていません。
ネットイベントなどで、無名世界観の未来を決めるゲームのプレイヤーを募集することがあります。これらは「儀式魔術」と呼ばれることもあります。
過去の儀式魔術には「大絢爛舞踏祭」「ターニの帰還」「アプローの涙」「電網適応アイドレス」などがあります。