宰相府藩国 水の巨塔

塔について

 砂漠の国である宰相府藩国。
 その中心部に水の塔、あるいは水の巨塔と呼ばれる巨大なモニュメントがそびえ立っています。
 湖の中心から宙を穿たんばかりにそびえ立つ、巨大なモニュメントの頂からは、水がこんこんと湧き出でて、滝のように湖水へと降り注いでいます。
 この巨塔は藩国の外れにある夏の園からも、おぼろげな霞のかかった姿として見ることができます。

基部

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塔内部

 現在までのところ、水の巨塔内部には水を汲み上げ、圧力をかけるためのポンプ施設と、水を浄化するろ過機が組み込まれているほか、地上と地下との連絡用エレベータシャフトが数本、および動力パイプが通っていることが確認されています。
 構造的に、まだなんらかの施設を収容する余地があるかと思われていますが、公開されている内部図には記載が無く、将来の拡張やメンテナンスを考慮した空間だと説明されています。
 またエレベータの出入口は、水が表面を流れる塔という性格上直接開口されておらず、地下通路等を経由して、少し離れた部分に設置されています。

 塔の地上部分は、湖の中から伸びているように見えます。
 塔から降り注ぐ水は、滝のようになってこの湖に流れ落ち、ここから流れ出る水が水路を通って砂漠の国を潤しているのです。