■イート・トリート・ストリート (食道楽通り)
レストラン街と並ぶもう一つの台所、それがこの“食道楽通り”イート・トリート・ストリート。
レストラン街と比べると、より庶民的でお手軽に食事が楽しめます。
その分玉石混淆ですが、そこも楽しみの1つです。
軒を連ねる屋台からはさまざまな香りが溢れ、威勢の良い呼び込みや、注文するお客の声などであふれかえる雑踏を、あれこれ覗きながら見て回るのは楽しい経験です。
屋台といっても、その種類はさまざま。
飲み物だけを見て回っても、香料たっぷりのコーヒー、紅茶やソフトドリンクからビールまで種類は豊富。
口の上手い屋台の親父さんとの会話を楽しみながら本格的なアラビア・コーヒーを手にするのも、陽気なおばさんにミルクと砂糖たっぷりの紅茶を注いでもらうのもお好み次第。
もちろん食事の方も目移りするくらいの屋台が並んでいます。
レストランのように吟味した材料と繊細かつ大胆な調理とはいきませんが、カバブのようなアラブ料理の屋台は幾つもありますし、アラブ料理に飽きた人はそれ以外の屋台にて懐かしい故郷の味を探してみるのも良いでしょう。
数は多くなく、雑踏に紛れて見つけるのは難しいかも知れませんが、ハンバーガーショップ、フィッシュ&チップやたこ焼き、点心の屋台などもこの食道楽通りなら見つけられるでしょう。
また海で釣ったりスークで手に入れた魚は、海鮮料理の屋台で調理してもらう事もできます。
自分で手に入れた獲物を堪能するのは、また格別。
調理してもらう屋台を選ぶことで同じ魚でも、アラビア風に香辛料が効いた料理になったり、中華風に揚げ物になったりとさまざまな変身を遂げるのです。
特にお薦めしたいのは、サンドイッチショップの名物サバサンドです。
この屋台では長い髭の老人が、ロースターでこんがり焼き上げた鯖をスライスオニオンと一緒にパンに挟み、塩やレモンを振って食べるというもの。
意外に美味ですが、焼いている老人の髭に火が燃え移らないかと、そっちの方に気を取られ、味を思い出せない観光客も多いそうですが、大丈夫。20年前に1度燃えたきりです。
こうやってあちらこちらで買い集めた食べ物は、随所に設置してある椅子とテーブルに陣取って食事をすることができます。
言ってしまえばフードコートのようなものですが、異なった食習慣や文化を持つあちらこちらの国から集まってきた人たちが、1つの場所に集まって食事することができるのですから、これは楽しい経験ではないでしょうか。
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さて、食事をして一服すると、喉の渇きが気になってきます。
少し冷たいものがここらで欲しくなるかも知れません。
そんな夏の日差しの下での散策のお供には、ジューススタンドの新鮮なフルーツジュースがぴったり。
アイスクリームショップもあちこちにあります。
中でも『310アイスクリーム』は、よ〜く伸びるトルコアイスやイタリアンジェラートなど310種類のアイスクリームが常時販売されている、アイスクリーム好きにはたまらない店です。[イラスト⇒]
食べ過ぎに気をつけて、お気に入りを探してみてください。
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