宰相府藩国 夏の園

紺碧の眩しい海と、何処までも続く青い空。陸には立ち並ぶ白い家屋。
吹き抜ける風は、限りなく熱く――そして爽やか。
帝國でも類を見ない珍しい風土は、訪れる人々に新鮮な感動を与えてくれます。

ようこそ、宰相府藩国・夏の園へ。

潮風の渡る夏の恵みと癒しを存分にお楽しみください。

矢上ミサ@鍋の国

 夏の園は宰相府藩国にある庭園のひとつです。
ここは地上にある庭園、『果ての砂漠』と果てのない海に挟まれた土地です。
他の地下庭園のように各地を隔てる壁は存在せず、
地上部には視界を遮る高層建築も無いため、保養施設やコテージからは雄大な景色を眺めることができます。
公園地区の規模では秋の園に次ぐ広さを誇り、細長い海岸線が特徴的です。
また、気候面でも海と山から吹く風が地域によって大きく雰囲気を変え、一つの園にいるにも関わらず、
土地が見せる表情の多彩さに驚かされることでしょう。
潮風の涼しさや、夏の日差しの眩しさなど、肌で感じる暑さは刻一刻と変化し続けるため、
気軽に羽織れるヨットパーカーなどを持ち歩く事をお勧めします。
 
 自然に限らず、人間の作り出したものもまた見応えがあります。
石造りの街並み、白い壁の並ぶ通り、そんな街中に映える色とりどりの花の数々。
コツコツと靴の裏が石畳を踏む音も軽快に、風に身体を押されながら街を歩けば、
さまざまなものが鮮やかに目に映ることでしょう。
 
 帝國では普段口にできない味わいを満喫することも一つの楽しみ。
スパイスの効いた風味と新鮮な魚介類、冷たく甘いデザート、生のまま食せる美味なる果物や野菜の豊富さ。
存分に頬張り、存分に満たす。そうやって食を楽しむことも忘れてはいけません。
 
 また、自然の営みが未だ息づくアリガーレ島や、
時の神秘が生み出した鍾乳洞などの名所も外せないでしょう。
カヌーレース観戦で手に汗握るのもよし、巨大温室で花の香りに包まれたりと、
時間が許す限り、観光施設を回ってみるのも楽しいはず。
もちろんイチオシは一日中白浜を駆け、紺碧の海を泳ぎ続けることです。
 
 宰相府藩国屈指のリゾート地である夏の園には、レジャー施設をはじめ、
ショッピング施設や観光名所もふんだんにあり、さまざまな楽しみ方が存在しています。
この地では、訪れる人の数だけ思い出が刻まれていきます。

皆様も、ぜひこの夏の園で、かけがえのない思い出を作っていってください。
それでは、魅力溢れる夏の園をこれから、皆様にご紹介していきましょう!



















おにいさん
「はーい、みなさんこんにちはー。
 夏の園のモニター、みんなのお兄さん
 またの名を夏庭太郎でっす!
 素敵なおねーさんと一緒にみんなのためのレポートを頑張るぜ!」

おねえさん
「はい、こんにちは。 ナツコ(仮名)です。
 今日から皆さんとともに夏の園観光ガイドを片手に
 2泊3日かけて夏の園を散策します。
 よろしくおつきあいお願いします」

おにいさん
「おっけい、なっちゃんー!いぇーい」

おねえさん
私をその名でよぶな

おにいさん
「・・・・・・・・・・・・・」

おねえさん
「さあ、さっそく最初の施設にまいりましょう。
 みなさん準備はいいですかー?」

おにいさん
はーい

おねえさん
「声がちっさいですよー」

おにいさん
はーい

おねえさん
「では、さっそく最初の施設に行ってみましょう」


























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