飛行場概要滑走路・周辺施設地上施設地下施設 


注:地図では長さがフィート表記されている。

諸元
名称 ネスト・オブ・POST(ぽちズストライカー)
種別 その他飛行場(共用飛行場)
設置管理者 わんわん帝國宰相府
所在地 宰相府藩国
標高 3.3m
着陸帯 4,720m×300m A級
滑走路17R/35L 4,000m×70m Co N179°02′15″E:真方位
滑走路17C/35C 4,000m×70m Co N179°02′15″E:真方位
滑走路17L/35R 4,000m×70m Co N179°02′15″E:真方位
滑走路7R/25L 4,000m×70m Co N74°02′15″E:真方位
滑走路7C/25C 4,000m×70m Co N74°02′15″E:真方位
滑走路7L/25R 4,000m×70m Co N74°02′15″E:真方位
照明施設 飛行場灯台、進入角指示灯、OLS、滑走路末端識別灯、滑走路中心線、誘導路灯、風向灯、等
航行援助施設 VORTAC
運航時間 制限なし

飛行場概要滑走路・周辺施設地上施設地下施設 

滑走路 通常用(Alfa,Bravo,Chalie)・横風用(Juliet,Kilo,Lima)それぞれ3本ずつ、計6本の滑走路を持つ。アフターバーナーを用いる戦闘機が多く離着陸するためにコンクリート舗装とされ、当然ながらグルービング処理(幅・深さが6mm、溝の間隔32mm)も行われている。
標高は3.3mで、空気密度が高いために離陸に有利である。

各滑走路はそれぞれ1500m離されたオープンパラレル方式で、3機の同時発着が可能である。デフコン2以上では民間機は進入禁止となる。
端には360mのオーバーラン・エリアが設けられている他、緊急拘束装置(次項目にて解説)が設置されている。

滑走路コールサイン一覧
Alfa 滑走路17R/35L
Bravo 滑走路17C/35C
Chalie 滑走路17L/35R
Juliet 滑走路7R/25L
Kilo 滑走路7C/25C
Lima 滑走路7L/25R
誘導路
TAXYWAY
航空機が格納庫/駐機場と滑走路の間を移動(taxing)するための道路。交通渋滞を起こさないように配慮されている。なお、誘導路内の移動は航空機優先である。

誘導路コールサイン一覧
Alfa 1〜Alfa 6 A1,A4はアーミングエリアを兼ねる
Bravo 1〜Bravo 7 B1,B7はアーミングエリアを兼ねる
Chalie 1〜Chalie 7 C1,C5はアーミングエリアを兼ねる
Delta, Delta 1〜Delta 2
Echo
Foxtrot, Foxtrot 1〜Foxtrot 5
Golf
Hotel, Hotel 1〜Hotel 2
India, India 1〜India 8 I1,I6はアーミングエリアを兼ねる
Juliet 1〜Juliet 7 J1,J7はアーミングエリアを兼ねる
Kilo 1〜Kilo 6 K1,K4はアーミングエリアを兼ねる
滑走路端緊急拘束装置
RUNWAY END BARRIER
 滑走路端近くに設けられた緊急制動装置。滑走路面にアレスティング・ワイヤー(制動ワイヤ)5本を張り渡し、機体後部に設置されたアレスティング・フック(制動フック)に引っかけて強制停止させる。

 通常は滑走路長のとれない空母に設置されているものだが、砂漠に突っ込むと危険であるために軍用機のブレーキ故障などの緊急事態に備えて設置されている。
アーミングエリア
ARM/DE ARM AREA
DRAG CHUTE DROP
 離陸直前に駐機し、機体・兵装の最終チェックが行われるエリア。ここで搭載武装のセイフティが解除される他、設置されたエアコンプレッサーの高圧空気による砂の除去が行われる。
 着陸時には搭載武装のセイフティをかける。また、ドラッグシュート(着地減速用パラシュート)の切り離しはこのエリアで行う。
光学着陸誘導装置
OLS (Optical Landing System)
 航空管制によって選択された滑走路への着陸ルートにレーザー投光する装置。従来の埋め込み式誘導灯よりも柔軟に使用でき、砂に埋没する事態も防ぐことができる。

飛行場概要滑走路・周辺施設地上施設地下施設 

基地運用本部
BASE OPERATION / WX
 基地の業務を統括する司令所。WXは気象隊(Weather)が併設されていることを表す。デフコン2以上では地下管制センターに設けられた司令室に移動する。

 勤務者用の簡易宿泊施設、食堂、執務室、会議室などがある。
旅客ターミナル
TERMINAL
 民間施設。民間航空機への旅客乗降手続きが行われる。

 駐機場との連絡にはシャトルバスを使用する。

 デフコン2以上では閉鎖される。
整備ハンガー
REPAIR HANGAR
200m×500m×50m。航空機整備機能を備えたハンガー。T〜D整備が行える。
民間機はBハンガーのみの使用となっている。
予備部品は優に3ターン分が常時備蓄されている他、帝國製I=Dのほとんどを開発する伏見藩国との緊密な連携を保ち、部品の共同改良も行っている。
併設:予備部品集積所、整備士詰所、エンジン試運転場、各種作業車両

T整備 フライトごとに行われる点検。プリフライトチェックとも言う。外観点検の他、パイロットからの不具合報告があれば対処する。
A整備 機種ごとに定められた期間、あるいは戦闘フライトごとに行われる点検。エンジン、フラップ、タイヤ、ブレーキなど重要部品を点検し、オイル交換、各部清掃を行う。
 手動検査装置(Manual Test Equipment)や組込検査装置(Built-In Test Equipment)、自動検査装置(Automatic Test Equipment)による検査が行われる。
B整備 A整備に加えてエンジンの詳細な点検が行われる。
C整備  精密点検。機種ごとに定められた期間ごと、あるいは戦闘損傷があった場合に行われ、通常5〜10日かかる。
 B整備に加え、配管、配線、エンジン、着陸装置に関する詳細な検査を行う他、機体構造の検査、装備品の時間交換(装備ごとに定められた使用期間を過ぎたものを交換する)が実施される。

 オイル分光分析検査(Spectrometric Oil Analysis Program)、非破壊検査(X線、超音波、歪ゲージ、渦電流etc)、テレビスコープ検査(TV Scope)などが使われる。
D整備 重整備。機種ごとに定められた期間ごとに行われ、通常3〜4週間かかる。機体構造の内部検査、防錆・防砂処置、全システム点検、機能試験、再塗装が行われる。
M整備 1ターンごとに実施される検査。オーバーホールが必要な場合はここで行われる。継続使用に耐えないと判断された機体はこの段階で廃棄される。
大型駐機場
LARGE RAMP
 大型機用の駐機場。200m×500m。オープン・エプロン方式。掩蔽壕に収まらないサイズのI=Dや宇宙機などもここに駐機される。機密性の高い機体の場合には大型カモフラージュテントが張られる。

Aランプ 軍用
Bランプ 民間機・輸送機用
Cランプ 軍用
航空掩蔽壕
BUNKER
軍用機格納庫。25m×50m。通常爆弾による空襲に耐えうる硬化コンクリート製。
前後に扉があり、吹き抜けにして爆風を逃がすようになっている。入り口は向かい合わないようになっていて、隣接格納庫からの誘爆を避ける。

101〜401の各飛行隊には20バースずつ(101、301にはさらに予備1バース)が割り振られている(301飛行隊は輸送機装備であるため大型駐機場を使用する)

A01〜A21 101飛行隊
B01〜B20 201飛行隊
C01〜C21 401飛行隊
ヘリポート
HELIPORT
150m×80m。
アラートハンガー
ALERT HANGAR
 滑走路脇に設置される格納庫。搭乗員詰所、機付整備員詰所、着艦士官詰所がある。

 航空機をスクランブル発進に備えて待機させ、出撃命令から5分以内に発進できるようにする。通常、4機が警戒待機任務にあたる。

5分待機 2機が常時待機する。下令から5分以内に発進できるようにプリフライトチェックまで済ませ、アラートハンガーで待機すること。搭乗員も機内で待機する。搭乗員の心身への負担が激しいため、1時間ごとに30分待機の要員と交代する。
30分待機 30分以内に発進できるように待機すること。こちらも2機体制だが、搭乗員はハンガー内待機である。5分待機の2機がスクランブルした場合は5分待機につく。
管制塔
CONTROL TOWER
 爆撃に晒されることを考え、地下航空管制センターとは離して設置されている。
 壁面は総ガラス張り(強化防弾ガラス)で目視管制が可能だが、非常時には対爆シャッターが降りる。
 デフコン2以上では閉鎖され、全機能を地下管制センターに移管する。
空港面探知レーダー
ASDR
(Airport Surface Detection Radar)
 滑走路・誘導路上にある航空機・車両の位置を把握するための高解像度レーダー。
燃料貯蔵庫
TANKS
 ジェットフュエルタンク。地下に燃料ガスが浸透すると大変危険であるため、タンクは地上に設置されている。
 各格納庫への移送には燃料輸送車が使用される。
車両格納庫
CAR HANGAR
 シャトルバス、消火車両、救急車両、牽引車、貨物輸送車、燃料輸送車、場内移動用通常車両などの車庫。
 飛行場は広大であるため、場内移動では基本的に車両を使用する(最近はピケ・サイドカーが使われることが多い

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地下航空管制センター
UNDERGROUND CONTROL CENTER
 地下60mに設置された管制センター。NW帝國版図の全管制を行うことが可能で、常時100名以上が詰めている。
管制業務は(民間業務の分も)帝國軍が行う。
 設備は対核シェルター並で、閉鎖型居住設備、最低100日分の生活物資、飛行場の発電設備からも独立した電源を正副2系統備える。

 コンピュータは正1副4の5系統。空間投影型ディスプレイを備える。
 赤外放射による発見を避けるため、排熱はヒートポンプによって5km離れた放熱区画へ移動させ放熱する。
センター隔壁  バンカーバスター(地中貫通型爆弾)や核爆撃による被害を防ぎ管制機能を死守するため、地下35mから50mにかけて、圧縮強度13000psi以上の強化鉄筋コンクリート隔壁が厚さ15mに渡り設けられている。
 地上・管制センター間の移動はエレベーターによって行う。他、非常階段も用意されている。
地下ケーブルライン&非常通路  地下管制センターと各地のレーダーサイトを結ぶデータケーブルと、その保守点検通路兼非常脱出通路。平均全長25km。
 エレベータ・非常階段ともに破壊された、または核爆発などで地上が汚染された場合の脱出に用いられる。
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