諸元 |
|
滑走路 |
通常用(Alfa,Bravo,Chalie)・横風用(Juliet,Kilo,Lima)それぞれ3本ずつ、計6本の滑走路を持つ。アフターバーナーを用いる戦闘機が多く離着陸するためにコンクリート舗装とされ、当然ながらグルービング処理(幅・深さが6mm、溝の間隔32mm)も行われている。 標高は3.3mで、空気密度が高いために離陸に有利である。 各滑走路はそれぞれ1500m離されたオープンパラレル方式で、3機の同時発着が可能である。デフコン2以上では民間機は進入禁止となる。 端には360mのオーバーラン・エリアが設けられている他、緊急拘束装置(次項目にて解説)が設置されている。
|
||||||||||||||||||||||||
誘導路 TAXYWAY |
航空機が格納庫/駐機場と滑走路の間を移動(taxing)するための道路。交通渋滞を起こさないように配慮されている。なお、誘導路内の移動は航空機優先である。
|
||||||||||||||||||||||||
滑走路端緊急拘束装置 RUNWAY END BARRIER |
滑走路端近くに設けられた緊急制動装置。滑走路面にアレスティング・ワイヤー(制動ワイヤ)5本を張り渡し、機体後部に設置されたアレスティング・フック(制動フック)に引っかけて強制停止させる。 通常は滑走路長のとれない空母に設置されているものだが、砂漠に突っ込むと危険であるために軍用機のブレーキ故障などの緊急事態に備えて設置されている。 |
||||||||||||||||||||||||
アーミングエリア ARM/DE ARM AREA DRAG CHUTE DROP |
離陸直前に駐機し、機体・兵装の最終チェックが行われるエリア。ここで搭載武装のセイフティが解除される他、設置されたエアコンプレッサーの高圧空気による砂の除去が行われる。 着陸時には搭載武装のセイフティをかける。また、ドラッグシュート(着地減速用パラシュート)の切り離しはこのエリアで行う。 |
||||||||||||||||||||||||
光学着陸誘導装置 OLS (Optical Landing System) |
航空管制によって選択された滑走路への着陸ルートにレーザー投光する装置。従来の埋め込み式誘導灯よりも柔軟に使用でき、砂に埋没する事態も防ぐことができる。 |
基地運用本部 BASE OPERATION / WX |
基地の業務を統括する司令所。WXは気象隊(Weather)が併設されていることを表す。デフコン2以上では地下管制センターに設けられた司令室に移動する。 勤務者用の簡易宿泊施設、食堂、執務室、会議室などがある。 |
||||||||||||
旅客ターミナル TERMINAL |
民間施設。民間航空機への旅客乗降手続きが行われる。 駐機場との連絡にはシャトルバスを使用する。 デフコン2以上では閉鎖される。 |
||||||||||||
整備ハンガー REPAIR HANGAR |
200m×500m×50m。航空機整備機能を備えたハンガー。T〜D整備が行える。 民間機はBハンガーのみの使用となっている。 予備部品は優に3ターン分が常時備蓄されている他、帝國製I=Dのほとんどを開発する伏見藩国との緊密な連携を保ち、部品の共同改良も行っている。 併設:予備部品集積所、整備士詰所、エンジン試運転場、各種作業車両
|
||||||||||||
大型駐機場 LARGE RAMP |
大型機用の駐機場。200m×500m。オープン・エプロン方式。掩蔽壕に収まらないサイズのI=Dや宇宙機などもここに駐機される。機密性の高い機体の場合には大型カモフラージュテントが張られる。
|
||||||||||||
航空掩蔽壕 BUNKER |
軍用機格納庫。25m×50m。通常爆弾による空襲に耐えうる硬化コンクリート製。 前後に扉があり、吹き抜けにして爆風を逃がすようになっている。入り口は向かい合わないようになっていて、隣接格納庫からの誘爆を避ける。 101〜401の各飛行隊には20バースずつ(101、301にはさらに予備1バース)が割り振られている(301飛行隊は輸送機装備であるため大型駐機場を使用する)
|
||||||||||||
ヘリポート HELIPORT |
150m×80m。 | ||||||||||||
アラートハンガー ALERT HANGAR |
滑走路脇に設置される格納庫。搭乗員詰所、機付整備員詰所、着艦士官詰所がある。 航空機をスクランブル発進に備えて待機させ、出撃命令から5分以内に発進できるようにする。通常、4機が警戒待機任務にあたる。
|
||||||||||||
管制塔 CONTROL TOWER |
爆撃に晒されることを考え、地下航空管制センターとは離して設置されている。 壁面は総ガラス張り(強化防弾ガラス)で目視管制が可能だが、非常時には対爆シャッターが降りる。 デフコン2以上では閉鎖され、全機能を地下管制センターに移管する。 |
||||||||||||
空港面探知レーダー ASDR (Airport Surface Detection Radar) |
滑走路・誘導路上にある航空機・車両の位置を把握するための高解像度レーダー。 | ||||||||||||
燃料貯蔵庫 TANKS |
ジェットフュエルタンク。地下に燃料ガスが浸透すると大変危険であるため、タンクは地上に設置されている。 各格納庫への移送には燃料輸送車が使用される。 |
||||||||||||
車両格納庫 CAR HANGAR |
シャトルバス、消火車両、救急車両、牽引車、貨物輸送車、燃料輸送車、場内移動用通常車両などの車庫。 飛行場は広大であるため、場内移動では基本的に車両を使用する(最近はピケ・サイドカーが使われることが多い |
地下航空管制センター UNDERGROUND CONTROL CENTER |
地下60mに設置された管制センター。NW帝國版図の全管制を行うことが可能で、常時100名以上が詰めている。 管制業務は(民間業務の分も)帝國軍が行う。 設備は対核シェルター並で、閉鎖型居住設備、最低100日分の生活物資、飛行場の発電設備からも独立した電源を正副2系統備える。 コンピュータは正1副4の5系統。空間投影型ディスプレイを備える。 赤外放射による発見を避けるため、排熱はヒートポンプによって5km離れた放熱区画へ移動させ放熱する。 |
センター隔壁 | バンカーバスター(地中貫通型爆弾)や核爆撃による被害を防ぎ管制機能を死守するため、地下35mから50mにかけて、圧縮強度13000psi以上の強化鉄筋コンクリート隔壁が厚さ15mに渡り設けられている。 地上・管制センター間の移動はエレベーターによって行う。他、非常階段も用意されている。 |
地下ケーブルライン&非常通路 | 地下管制センターと各地のレーダーサイトを結ぶデータケーブルと、その保守点検通路兼非常脱出通路。平均全長25km。 エレベータ・非常階段ともに破壊された、または核爆発などで地上が汚染された場合の脱出に用いられる。 |