/リプレイ

 0914昼芝村SD卓ガンパレードラリー”ポストマン”

/概要

 今回のリプレイは「Aの魔法陣ガンパレード・発売記念企画”ラリーオブガンパレード”」の一環として行われたゲームの物です。
 なお、ラリーオブガンパレードについての詳細は以下のアドレスをご参照ください。
企画説明>http://blog.tendice.jp/200809/article_10.html
シナリオ紹介1>http://blog.tendice.jp/200809/article_11.html
シナリオ紹介2>http://blog.tendice.jp/200809/article_15.html

/ストーリー

 さる雨の日、一通の古い手紙が見つかった。それがきっかけで、立ち会った面々は軍閥党争に巻き込まれてしまう……。
 彼らはこれをどうやって切り抜けるのであろうか?

/参加者一覧(使用PC【兵科/兵科】/PC名/紹介)

涼原千秋【憲兵/人型戦車パイロット】/akiharu/このリプレイの暫定的主人公。野心家。このリプレイは彼女の軍閥党争参戦への第一歩でもある。
双海ゆかな【軍楽隊/郵便配達係】/双海環/このリプレイのもう一人の主人公。姉御肌。さる一通の手紙が原因でトラブルに巻き込まれる事に。
西 夕夜【猟兵/歩兵】/メビウス/ごくごく普通の青年。ある事件で涼原とゆかなに助けてもらった事から二人に頭が上がらない。
岬 子虎【歌姫/郵便配達係】/藻女/気付けば隊にいた猫。普段からゆかなの足下にいて、郵便配達にもついていっている。
清水魁斗【技術者/降下兵】/天河石/技術畑出身の青年。何かと隊最年少の比嘉の面倒を見ている兄貴肌。
空木 奏子【ヘリ操縦係/法事務官】/SOU/この隊一の常識人。常に周りの男達の突飛な行動にツッコミを入れている男勝り。
比嘉燎平【調達係/プログラマ】/劉輝/この隊のムードメイカー。暗号解くのを得意としているが、本人は嫌がっている。
荻原悠爾【偵察兵/法事務官】/蒼霞/何かと変わった人の多いこの隊の中で数少ない普通の人。動物と話せる能力がある事件で役に立った。
春日井杏子【医療兵/歌姫】/多岐川佑華/人がいいのが取り得の人。ボランティアで郵便配達手伝っていたら事件に巻き込まれた。
伊吹識【偵察兵/レンジャー】/歌枕/趣味で戦争に参加する事にした変わり者。しかし何が何でも筋は通す主義である。
天羽 唯【ヘリ操縦係/調達係】/ロッド/表面上人に合わせればいいと思っているマイペースな人。しかしやる事はきっちりとやる人である。

/NPC

北山 みやび【狙撃兵/技術者】/メビウス/西 夕夜の部下。序盤の事件を引き起こすきっかけの一人。
谷口竜馬【不明】/芝村(SD)/後に青森の3241部隊に所属する事となる少年。今回は熊本時代の憲兵見習いとして登場。
芝村勝吏【憲兵/指揮官】/芝村(SD)/準竜師。この隊の中でも忠誠を誓っている者が多い。今回の事件の鍵を握っている。

/本編

「あの時は、まだこんな事になるなんて僕らは夢にも思っていませんでした……」
 とあるPLの一言より

0-0:イントロダクション

 PL達が集まり、SDによるキャラチェックも終了。ゲーム開始直前である。

芝村(以下SD) > では3分後にゲーム開始します
SD > (よろしくお願いします)
空木奏子 > はい、よろしくお願いします>みなさま
西 夕夜 > すみません。軍服を着ていいですか?(笑 <重量3プラス>芝村さん

 西と北山、持ち物に制服を入れ忘れた模様。

岬 子虎 > よろしくおねがいします
涼原千秋 > よろしくお願いします
双海ゆかな > はい、よろしくお願いしますー
萩原悠璽 > 宜しくお願いします
比嘉燎平 > はい、よろしくお願いします。
天羽唯 > よろしくお願いします
春日井杏子 > よろしくお願いします
比嘉燎平 > 一人だけパジャマで登場……(ぇ >軍服を着るのを忘れている
西 夕夜 > よろしくおねがいします
伊吹識 > はい、宜しくお願いします
清水魁斗 > よろしくお願いします
天羽唯 > パジャマでパン食べながら曲がり角で(違
伊吹識 > (寧ろ一人だけ全裸)
空木奏子 > や、たぶん靴下は履いているかと<全裸
西 夕夜 > まぁ、それはそれで(笑 <パジャマで(笑
伊吹識 > (そういう問題なのかなあ(笑>靴下だけ
比嘉燎平 > いきなり憲兵の出番ですね!>全裸
春日井杏子 > マアナントイウコトデショウ(カクカク)
西 夕夜 > 靴下も置いてきていますね <西と北山
清水魁斗 > 裸足…………
涼原千秋 > いきなり風紀が最悪ですね!
天羽唯 > せめてインナースーツ着てください
岬 子虎 > 大丈夫 ここは青森じゃない

 本当にまだ、あんな事になるなんて誰も思っていなかったのである。

0-1:雨天決行

 雨が降っている。
 風紀違反で数名が射殺されることになったこの日の朝も雨で、穴を掘るのを数名の兵はいやがったが、口に出せば殺されるので、黙っていた。

 T*法事務官は処刑宣告を読み上げ、憲兵は渡された銃を撃つ。 難易度10

空木奏子 > おおぅ
比嘉燎平 > パジャマ着てるから……
SD > まだ14くらいの子が、私はパジャマで歩きましたと札を下げられて木の下にたっている。
萩原悠璽 > うぉう……
涼原千秋 > #ハードだなあ。いやまー、憲兵持ちばっかりの部隊ってこういう事なのか

 ちなみにこの隊で兵科が憲兵なのは千秋だけだが、憲兵技能持ちは1/3にのぼる。

清水魁斗 > ホントにパジャマっ
比嘉燎平 > パジャマっ!
伊吹識 > #パジャマ……!?
天羽唯 > パジャマ……!
春日井杏子 > 何かホラーみたいになってきた……
岬 子虎 > ♯うわぁ
萩原悠璽 > ど、どないしますか……
SD > 比嘉燎平は穴を掘っている。
比嘉燎平 > 黙って素直に掘ります。えいさほいさ。
比嘉燎平 > いやいやいや、何か手を考えるんだ俺(笑)
西 夕夜 > 「ごめんなさい、許してください(平謝り)」
岬 子虎 > 「にゃう」
SD > ポストマンは死の直前に権利として手紙を受け取ることができる。これはやってもいいし、やらないでもいい。
春日井杏子 > ここにいるメンバーは憲兵と法事務官以外はみんな穴を掘っているのでしょうか?
SD > 先ほどから人類の勝利は規律からという長い大隊長の訓辞があっている。
SD > 比嘉燎平以外は雨の中をたたされて、大隊長のありがたい訓辞を聞いている状況だ。
空木奏子 > 法事務官は二人ですね、どうします?>萩原さん
涼原千秋 > #法の抜け道探すのも法律技能ですので、念頭に置いておいてくださいな>法事務官の方々
空木奏子 > うい、ちょいと考えます
萩原悠璽 > 罪状はパジャマで歩いたことだから……
萩原悠璽 > 少なくとも減刑はしてあげたいが……

 この隊に指揮技能を持っているPCは存在しない。事実上の指揮官は千秋である。

双海ゆかな > パジャマの子のところへ手紙を受け取りに行きます。
岬 子虎 > 「にゃ~にゃ~」ゆかなについて行きます
比嘉燎平 > 法律技能やら参謀技能等々を使って切り抜けるか、素直に手紙を受け取るか……!
SD > 制限時間(デスカウントダウン)、セット。1535。

 時刻1530。残り時間5分である。

SD > 西 夕夜は手紙を渡してよい。
西 夕夜 > はい
伊吹識 > (私服を盗まれた……これはこれで別の問題が浮上しそうだな……)
比嘉燎平 > ちなみに、「なんとか誤魔化して切り抜けようとする」という行動は一応可能なのでしょうか?
SD > 助けることは不可能ではないが、うまいことまずはロールする必要がある。ロールがたまって伏線が積み重ねられれば、T*が出るときは、たしかにある。
SD > メタなプレイヤー発言ではなく、ロールを努力することだ。
比嘉燎平 > なるほど、了解です。
西 夕夜 > 「さて、手紙の内容はどうしたほうがいいかなぁ」
清水魁斗 > パジャマを着て歩く宗教を作ればいいんですね
空木奏子 > って、まあ私服を着ている際の抜け道としては宗教服というのがあったな。
涼原千秋 > そうですね。>パジャマで朝出歩かないと行けないという教義の宗教ならしかたがない。
春日井杏子 > このパジャマはどんなパジャマか決まっていないので、パジャマに見える宗教に関わる服と言うのはなしでしょうか?
涼原千秋 > #壬生屋が私服で出歩いてるのも「そういう宗教だから」という言い分です
SD > 却下>春日井杏子
萩原悠璽 > むむむ……
岬 子虎 > ♯家が火事で着ていたパジャマしかないとか
西 夕夜 > パジャマって言っても、ジーンズとTシャツなんだよ。昨日から一睡もしてなくてね
SD > 残り2分
比嘉燎平 > とりあえず、雨を理由に穴掘りの速度を緩めてばれないように時間を稼いでおきます。
SD > 比嘉燎平のプレイングで時間は38分まで伸びた。

 再度残り時間5分となった

空木奏子 > 演説はまだ続いておりますか?
SD > そろそろ皆さんは整列させられて西 夕夜の射殺現場を見せられるところだ。
比嘉燎平 > 「……。(何か上手い作戦、思いついてくださいよ……)」
涼原千秋 > 「手紙以外に言い残すことは? うっかり私が独り言を聞いてしまうことがあるかもしれないわ。もちろんこれも私の独り言ですが」
双海ゆかな > 「まあ、なんというかその……最後の権利は全責任を持ってやるよ」>西 夕夜
西 夕夜 > 「パジャマって言っても、ジーンズとTシャツなんだよ。昨日から一睡もしてなくてね。北山も動物の世話でほとんど朝方まで作業しててね。同じ格好」
SD > 西 夕夜がいいわけを始めると取締官が歯が折れるまで殴りつけた。
岬 子虎 > ♯後は家をあらされるイベントもあったっけ
春日井杏子 > 「何か方法はないのでしょうか……」誰かをかばおうとするときはあきらかに高い能力を発揮するので彼らの言い分から抜け道を必死で探します
清水魁斗 > 「(家族の世話だとかで休暇申請だしてなかったか……?)」
西 夕夜 > 「どちらかって言うと、男と女が同じ格好で同じく遅刻、てところが問題なのじゃないかな? 俺たちが仕事してたっていう証明が出来ればいいのだけれども」
SD > まだいいわけをするようであればそのまま射殺される。
双海ゆかな > 「ちょ、ちょっと待って。まだ手紙を受け取ってないんだ。足くらいにしといてよ、憲兵さん」
SD > 銃声。
谷口 >「まだ、判決がでておりません」>(取締官の腕をつかみながら)
谷口 >「どうぞ。お急ぎください」>千秋
SD > 西を助けたのはまだ年若い、憲兵見習いだった。
西 夕夜 > 黙ってお辞儀をします <助けてくれた憲兵
涼原千秋 > 彼らの言い分が正しいかどうか厩舎を調査することは出来ますか?

SD > T*:法的根拠を探して減刑、もしくは脱出の道を探る 難易度100 1Tゲーム

涼原千秋 > では彼らが言ったように夜遅くまで動物兵器の世話をしていたか、厩舎の入退室記録をまず調査します
SD > OK、難易度は100だ>技能があれば提出していい>千秋 ペアリングしてもいいよ
西 夕夜 > これ以上のいいわけはしません。手紙を書き始めます
西 夕夜 > PL:手紙の内容はどうすればいいと思います? >ALL
伊吹識 > #厩舎での調査に助けになるもの(具体的な作業内容とか)はいかがでしょう>手紙の内容
伊吹識 > #作業内容とか教えてもらえれば、そこを重点てきにしょうこなどをさがせる為、前提変換になりうるかと>手紙の内容
比嘉燎平 > 「雨が酷くて上手く掘れないな……」 作戦参謀技能5を使用し、更にギリギリまで粘れる線で掘っていきます。12歳の少年でしかも小柄だから時間が掛かっても怪しまれないかもしれないのでっ!(必死の時間稼ぎ
SD > なるほど。いいアイデアだ、比嘉燎平 死刑は1600まで伸びた。

 残り時間19分になった。
 かくして比嘉が稼いでくれた時間を使って質疑応答が始まった。長い質疑応答の末、ようやく前提変換が提出される。

涼原千秋 > 今のところ
涼原千秋@akiharu > 1:当時の現場状況を厩舎近辺の動物から聞き込む 2:そのままでは証言にならないので、動物兵器から証言してもらえる人物を代理として立てる 3:西の手紙と証言に食い違いがないか検証する という流れですね

◇手紙の内容:基本的に自身の仕事の記録の手がかりになるもの情報を書く。 情報1:仕事をしていたときに西は事務記録を多目的結晶で行っており、作業時刻がわかる 情報2:北山は西との情報リンクをしており、一緒に仕事をしていたことがわかる <西の手紙内容提出

SD > OK.前提変換は100→80だ

SD > では技能を提出していこう。
SD > まず、憲兵技能は誰が持ってる? レベルは?
涼原千秋 > 技能は憲兵5を。
空木奏子 > 憲兵5です
萩原悠璽 > 憲兵は5持ってます
SD > 憲兵は200%抽出とします。 30減った。 残り50

SD > 郵便配達技能のレベルは?
双海ゆかな > 配達7レベルです
岬 子虎 > レベル5です<配達:lv5
SD > 配達で12減った
SD > 残り38。ここからが厳しい。

SD > 手伝えそうな技能を出していくといい
比嘉燎平 > 穴を掘りながらで可能な場合諜報技能5を提出します。無理なら素直に半泣きで穴を掘ります。
比嘉燎平 > 多分時間稼ぎの方が重要なので
SD > 比嘉燎平はいままでいいアクションしている。技能5をそのまま認めよう。残り33

清水魁斗 > 情報技能9   データベース閲覧等で証言の検証を手伝います
SD > 情報技能は50%抽出。5、通った。残りは28

天羽唯 > 地形把握は提出可能でしょうか?
SD > 地形把握は無理だな
西 夕夜 > 私自身の事務4LVを事務記録の整理のよさ // 北山の情報リンクによる記録の正確性:情報5LV はとおりますか?
SD > 被告は通らない。
西 夕夜 > はい <通らない
伊吹識 > 強運lv.5を調査手伝いに提出します
伊吹識 > 提出事由:運良く証人や証拠が早く見つかる
天羽唯 > 密会11 他の人が気付かないような細かい所でも気付きます
SD > 密会は25%で3通った。 強運は50%で3通った。
SD > 残り22

春日井杏子 > 同調技能5で動物兵器から証言してくれる人の話を聞きに行きます
SD > 同調技能はさっきのナイスアイデアがあるのでそのまま生かす。5減った
SD > 残り17

SD > これで技能終わり? 法律とかはないね?
比嘉燎平 > 法律持ちは全員憲兵持ち(法事務官)なので、多分憲兵を提出したかと思われます
空木奏子 > 法律は・・・ありますけど憲兵技能だしてしまいました。
萩原悠璽 > 法律持ってましたが憲兵提出しました
SD > なるほど
SD > では技能提出終わり、残りは成功要素だ。
SD > 捜査に役立ちそうな成功要素を出していこうか。
SD > 残り十七だ、一人1,2,個出して通れば十分さ
SD > 提出できそうなのはすごく急いで出した方がいい。時間はもう切れる。この調子だと中間判定だ。
西 夕夜 > 私は出せないので、皆様よろしくお願いします(涙

春日井杏子 > 【いつも一生懸命】仲間のために必死です【土壇場で強い】仲間の命がかかっています【陰の努力家】動物兵器の世話をしていた仲間の努力を無駄にしません【熱くなると周りが見えなくなる】動物兵器の話を一言一句漏らさず聞きます
SD > 【いつも一生懸命】【土壇場で強い】【陰の努力家】通った。残り14

比嘉燎平 > 【小柄なところ】と【人前だと緊張して普通の子供になる】を使って、普段の動きが嘘のように穴掘りに手間取ります
SD > 【小柄なところ】と【人前だと緊張して普通の子供になる】で、残り12

岬 子虎 > 猫の【丸い瞳】で薄暗い所でもうまく探せます。
岬 子虎 > 【小柄の身体】なので狭い所も探せます。
涼原千秋 > 【煮え立つようなドス黒い野心】上の判断を覆してあげつらってやろうという黒い意図です【他人の弱点探し】有罪の論拠の弱点を探ります【礼装軍服】自分の立場を明らかにし、証言を円滑に引き出します
SD > 【小柄の身体】で、残り11、【他人の弱点探し】でのこり10

空木奏子 > 【嘘をつきなれている】のでうまく誘導して有利な証言を得ます 【意地っ張り】なので証拠集め始めたら最後までがんばります 【秘密の特訓】で法事務官としての尋問を訓練しました。証言をうまく得ます
SD > 【嘘をつきなれている】 【秘密の特訓】でのこり8

伊吹識 > 【何が何でも筋は通す】 一回仲間を助けようとしたらそれを成功させる(筋を通す)ために精一杯努力します 【メモ帳】 証人の話や証拠をちくいちメモします
SD > 【何が何でも筋は通す】【メモ帳】で、残り6

萩原悠璽 > 【礼儀正しい】丁寧な対応で聞き込みで不快感をもたれない【物腰が柔らかい】対応が丁寧なので聞かれる相手は不快感を持たず、証拠を喋ってもらえる【動物と話せる】動物に証言を聞く
SD > 【物腰が柔らかい】【動物と話せる】で、残り4

天羽唯 > 【背が低い】【幼児体系】狭い所でも調査出来ます
伊吹識 > 【読書】今まで読んだ本の中に捜査のハウツー本があったので、それを参考に出来ます
伊吹識 > 【友人の形見の品】 もう仲間を失いたくないという気持が湧き上がり、やるきがでます
SD > 【読書】【友人の形見の品】でのこり2
SD > 以上かな

岬 子虎 > 【人の言葉を理解している】ので捜査の協力しやすい
清水魁斗 > 【面倒見がいい】:仲間のためなので努力します 【頑固】:殺されるべきではないと思っているので助けるために努力します  【散歩】:歩き回って調査しても疲れません
涼原千秋 > 【負けず嫌い】自分が動いてまで何も結果が出ないのは癪に障るので必死です
SD > では締め切ります。
SD > 【人の言葉を理解している】【面倒見がいい】【負けず嫌い】が通った。
SD > これでぎりぎり成功だった。

 比嘉が穴を掘って時間を稼ぎ、千秋が最初に西の手紙を差し押さえたのが効いた。そこから部隊一丸となって捜査を開始し、西の潔白を証明した。何とか西は開放され、歯が数本無くなっただけで済んだ。全員が安堵する。もっとも、これがきっかけでこの隊は憲兵から目をつけられる事となるのだが……。

比嘉燎平 > なんか ふーよかったよかった、めでたしめでたし な空気になってるけどまだゲーム始まってないんだよね!(笑)

 その通り。
 本編のM*は何一つ削れていないのである。

SD > ともあれ、涼原千秋と双海ゆかなのつきあいは、そこから始まった。 憲兵と郵便配達という奇妙な組み合わせは、ここから始まった。

1-1:事件勃発

 それから、数ヶ月後。
 今日も、雨が降っている。それはいつかを思い出させて、気分は暗穏たるものだった。
 郵便配達係たちは、臨時の郵便局になった教室で掃除中。棚を片付けている。

双海ゆかな > 「あー、雨だ。配達がやっかいなんだよねー」口には出しませんが、いつぞやを思い出して作業しています
岬 子虎 > 何か手伝えないか見守っている

 同じ時間の違う場所で、千秋もまた陰鬱な気分になっていた。

涼原千秋 > (パジャマ事件、か。あれだけ奔走して私の出世に響いただけ。何で人助けなんてしたのかしらね)窓の外を眺めて憂鬱になります

SD > ゆかなは棚の奥にいやなものを見た気がした。ゴミではない。Gでもない。 郵便配達的にいやなものだ。
双海ゆかな > 「げ、これはまさか」>郵便配達的にいやなもの
SD > 岬 子虎はいやなものをひっぱりだしたよ。それは手紙だ。棚の奥にしまいこまれていたか、忘れ去られていたかしたものらしい。
SD > いわゆる事故郵便だ
岬 子虎 > 「にゃう?」どうするの?
双海ゆかな > 「う、やっぱり。きちんとしたところでも千件に一件あるという……とほほ」>事故郵便
SD > 古い手紙だ。雨にやられたか、差出人も送り先も不明になってる
SD > さて、この時代、軍内の郵便局は大人気だ。親とか兄弟、恋人と連絡するのはこれしかなかった。携帯電話はずいぶん前に止まってしまっている。
SD > 課業が終わるこの時間だと、たくさんの人は訪れていた。皆さんはこの場所に現れていい。

春日井杏子 > 「どうかされましたか?」面倒を見るのが好きなので困ってそうなのでお手伝いに行きますよ
伊吹識 > 「な、ながされた……」#廊下歩いていたら人ごみに押し流されました……
伊吹識 > #そして流れの結果、ここに
伊吹識 > 人ごみに押されて、教室の奥の壁に押し付けられて外に出れない状況に
伊吹識 > 「いたたたたたた……お、おすなあ……」(虚しい叫び
比嘉燎平 > では、何か手紙を握り締めて登場します。「すいません、手紙を……」
清水魁斗 > 「すいません。私宛に小包届いてませんか?」とかいいつつ現れておこう
涼原千秋 > 「ごきげんよう配達係の皆様。今日も忙しそうですね」
涼原千秋 > (また罪状ひっくり返すかもとか思われてなかなか仕事を振られない憲兵であった)
天羽唯 > では親に手紙を送るという事で
双海ゆかな > 「うーん」めんどくさいなぁ。と思いつつも、届けてあげたい気持ちもあって、岬を見つつ唸ってます
岬 子虎 > 「にゃう~」一緒になってうなっている
萩原悠璽 > 「すみません、この書類を届けて欲しいんですが……」と、現れる
比嘉燎平 > 「あのー、手紙を……」>ゆかな
空木奏子 > 「うう、酷い雨。ずぶぬれだわ……」と外からやってきます。
西 夕夜 > 「ん? (何かごそごそしているなと思いつつ)手紙を出しにきたのですが……」  <家族への手紙出しに着ている

 続々と訪れる人々。しかし、郵便の営業時間は30分である。徐々に人は治まって行くだろう。ゆかなが対応しているうちに30分が過ぎた。あと一時間もすればようやく一休み。その後、自由時間だ。

空木奏子 > 「……あいかわらずの混乱っぷりね。昼休みの食堂といい勝負だわ。」
双海ゆかな > 「ああ、涼原さん、こんちは。清水宛てはこっち、比嘉はちゃっと切手貼ってるか?」
比嘉燎平 > 「……切手、ない。お金も、ない」
比嘉燎平 > 「…………体で払うとか駄目ですか?(何」
空木奏子 > 「……あの、私、これでも法事務官なんですけど。私の目の前でそういう話するの?(苦笑」>比嘉くんに
比嘉燎平 > 「労働で払う、って意味ですよ。何考えてるんですかっ!」>空木
空木奏子 > 「っ!ま、紛らわしかったのよ!」(顔まっかにして
双海ゆかな > 「大丈夫だ。仮にそうだとしても、私にそんな趣味はない!」
清水魁斗 > 「ありがとうございます……あれ、番が……」
SD > ゆかなはポケットに事故郵便をいれ、忙しく働いている。
萩原悠璽 > 「ふぅ……やっと人が減りました」
西 夕夜 > (私はパジャマ事件の時にお世話になっている人々がいたことを知っていますので声をかけよう)「どうかなさったのですか?」 <うなっている

 ここでM*が掲示された。

 M*1:差出人と送り先不明の手紙を手に入れる:難易度50:制限時間(1時間):ターンピリオド1時間:前提は一般的学兵:抽出条件は割と自由
 T*:不明の手紙を配達技能持ちが届けようと考えることを表現し、他の人間がこれに協力する。:難易度0

SD > ちなみに手に入れるのは千秋としようか

涼原千秋 > 「双海さん、今しまい込んだ手紙は集配しなくて構いませんの?」
比嘉燎平 > というわけで、足りない切手代を払うために次の給料日まで待つのもあれなので、臨時のバイトとしてお手伝いを申し出ます。(悪徳事務官的にT*達成を試みる)
SD > 通った>比嘉
天羽唯 > 「(空木と比嘉のコントを見てます)」
比嘉燎平 > ふっ、これが俺のコントぢから……(そのせいでパジャマ騒動が起こったが
空木奏子 > では、それをみて「あ、信用してないでしょ!待ちなさい!私、そんな事考えてないんだからね!納得してもらうまでずっとあんたについていきますからね!」と比嘉くんにのっかってアルバイトしますw
比嘉燎平 > 「……(さっと自分の胸元に手を寄せて防御する(何」>空木
比嘉燎平 > 「まあ冗談はさておき……なんでも手伝いますよ。(袖をまくる。が、寒かったのでやっぱり袖を戻す)」
SD > 通った>空木

伊吹識 > なにやら受付の方で騒いでいるのを聞いて「なにかあったのですか?おもしろそうなことが」
伊吹識 > 動機が「趣味」なので面白そうな騒ぎにはすぐ飛びつき、関わろうとします
SD > 通った>伊吹
伊吹識 > (動機「趣味」が役に立った……)
伊吹識 > 「何が起こったかお兄さんに教えなさい(目が輝く)」

岬 子虎 > 「にゃ~お」手紙はちゃんと届けよう?
双海ゆかな > 「ん? これは別に……」そこまで、言って鳴いている岬を見た後、比嘉を見ます
岬 子虎 > 動機が趣味なので労働の割に見返りが期待できなくても配達しようとさそいます
SD > ま、岬も通った
比嘉燎平 > 「? どうかしましたか?」>ゆかな
萩原悠璽 > 「ん?騒がしいですが、何か問題でもおきました?」

春日井杏子 > 面倒を見るのが好きなのでそのままボランティアで双海さんのお手伝いしています
SD > 通った>春日井 君は臨時配達係だ

西 夕夜 > 西および、北山はパジャマ事件時にお世話になった人に恩返しをしたいと思っているため、困っているならば助けます <T*への行動
SD > なるほど。通った>西

天羽唯 > 【表面上他人に合わせればいい】と思っているので皆が手伝っているのを見て手伝い始めます
萩原悠璽 > 動機が同胞愛なので、困っている仲間を手伝おうとします
清水魁斗 > 原設定:面倒を見るのが好き なのでなにやら問題が起こったようなので関わりに行きます
涼原千秋 > 「怪しい……貴方何か隠しているわね! 郵便配達係は全ての手紙を届けるのが仕事でしょう! 見せてみなさい!」(双海に指を突きつけて眼鏡を光らせます)
双海ゆかな > 「わ、わかりましたよ。そんなに怒らなくてもよいじゃないですかー。ただの事故郵便ですよ」

SD > 千秋、行動宣言どうぞ?
涼原千秋 > 憲兵技能でしまい込んだ手紙が何なのか見せてもらうことにします。怪しいので。
SD > 行動宣言はそれだね>千秋
SD > 憲兵技能、提出をどうぞ。
涼原千秋 > 「あのねえ、その手紙で死なずに済んだ人もいるわけでしょ?」>西を指さしつつ
涼原千秋 > 憲兵技能5です。前提条件としてはいつぞやのことを思い出してるので手紙のことが気になる、という感じで
涼原千秋 > 「これに人命がかかった証言が載っている場合、配達されないことは許されないことでしょう?」
西 夕夜 > 「あはははは。あの時はお世話になりました。(お辞儀)」>千秋さん

 かくして、それぞれの思惑で郵便配達の手伝いを始めた隊員一同。コントを始める者達から素直に手伝いを申し出る者達まで様々である。一同は仕事をこなしながらもゆかなの持っていた一通の手紙を気にしていた。先日の事件で手紙が銃殺刑をひっくり返したのだから、彼らが関心を示すのも当然の反応だろう。
 そんな中、不穏な足音が近付きつつあった。
 憲兵である。いつぞやに西を取り調べた奴である。

SD > 歩いてくる憲兵は数名の兵を連れている。拳銃を抜いた。

比嘉燎平 > とりあえず拳銃を見て固まります
憲兵 >「ただいまをもってこの郵便局を閉鎖する」
岬 小虎 > 「にゃっ」
伊吹識 > さりげなく憲兵の射線を防ぐ形で千秋さんたちのほうに向います
SD > 抽出200%  残り難易40 伊吹の前提変換で5 残り35

比嘉燎平 > 「(とりあえず両手を頭の後ろに置きながら)何か、あったんでしょうか?」
空木奏子 > 「何事ですか?」法事務官としての身分証を出しながら憲兵に聞きます。
SD > 憲兵は空木の身分証をちらりと見た後、あなたには関係ない。命令系統が違うとにべもなくいった
憲兵 > 「郵便配達係は取り調べを行う。前へ出ろ」
涼原千秋 > 周囲の憲兵に「そう高圧的にするとパニック起こして聞き出せるものも聞き出せなくなるわよ」
春日井杏子 > えーっとSD。臨時郵便配達係の私も出るべきでしょうか?
SD > 君はでないでよかった>春日井
天羽唯 > 「……?」
萩原悠璽 > 「また憲兵がらみですか……」
双海ゆかな > 「はい」逆らうとひどいことになるので、涼原に言われて取り出しかけていた手紙をカウンターの内部において、出て行きます
岬 子虎 > 「?」
涼原千秋 > 「配達係の皆さんはこの郵便物がいつ頃集められたものかを素直に証言してくれればいいわ」
SD > 千秋は裏切り者のような目で見られた。ゆかなは連れて行かれた。
涼原千秋 > #皆さんごめんなさいー

SD > さ、手紙を手に入れられるかな。残り35だ。おそらく閉鎖されるまでの2分が勝負。
SD > 技能、提出どうぞ

比嘉燎平 > 「郵便局が閉鎖……ちょ、ちょっと待って下さい、今日出す手紙は届くんでしょうか?」>憲兵
憲兵 > 「知るか」
空木奏子 > 「私は芝村勝吏準竜士ととも繋がっておりますが、それでも無関係と申されますか?」 コネ【芝村勝吏】忠誠があります
憲兵 > 「その準竜師にスパイの疑惑がある」
涼原千秋 > #いや僕も準竜師に忠誠コネなんですけどね。憲兵内では秘密なんですかね

涼原千秋 > ペアリングが組むに組めない状況……!
伊吹識 > 全員ペアリングのままでよいのですか?
SD > ペアリングは全員だ。さあいけ。技能提出

西 夕夜 > 「…………。うーん、パジャマ事件の時みたいにならなければいいですが……」
伊吹識 > 「ふふっ」(楽しそうに笑みを浮かべながら)
清水魁斗 > 私の持ってる小包に手紙入れ……理由がみつからないorz
春日井杏子 > カウンター内部の双海さんの置いていった手紙がある事を確認してからこっそり自分の持っている音楽プレイヤーのCD入れる部分に挟んで隠します
SD > 春日井、難易度は35のままだ。

比嘉燎平 > 「それは困ります、困るんです!」というわけで、話術技能と作戦参謀技能を使って時間稼ぎをば。提出は 作戦参謀5
比嘉燎平 > 話し掛けて憲兵の目を逸らさせます。でも殴られたら大人しくなります!
SD > 話術は百%通った。 5減ってのこり30

春日井杏子 > 回避3で憲兵に手紙見つかるのを回避します
SD > 回避3 で、のこり27
天羽唯 > と、回避が通るなら私も回避11でお願いします
清水魁斗 > 回避5  で手伝います
SD > 回避は春日井以外、通りません。別のをどうぞ

空木奏子 > 「なら、なおのこと正当な手続きを踏んでいただきたいですわね」と 法律5 を提出します
SD > 法律5で残り22

伊吹識 > 技能 地形把握5を提出します 憲兵やら障害物やらをすり抜けて迅速にカウンターの中に入り、手紙に接近できます
伊吹識 > 障害物などのある場所を把握する、という意味で「地形把握」です
SD > 地形把握は50%で3だ。残り19

萩原悠璽 > 「すみません、こちらもコレを早めに配達してもらわないと困ります」と、話術5で時間稼ぎ
SD > 話術5で時間稼ぎ 通った。残り14

岬 子虎 > 誘導5で憲兵の配達係以外に対する注意をそらします
SD > 誘導5、通った。残り9

西 夕夜 > 西:同調7みんなに同調して、助けたいと思いみんなの行動をサポートします。  北山:密会5ひそかにみんなの動きを見て、仲間(=プレイヤーキャラ)が動きやすいようにサポートします
SD > 同調7LV通った。残り2

天羽唯 > ぐおお、話術11で時間稼ぎを
SD > 話術十一はまあ、みんな出してるから効果は半分。でも56してのこりは0以下だ。
SD > 成功した。
SD > 手紙を手に入れた。

 憲兵の横暴な郵便局閉鎖に皆が抗議している間に、カウンターの中にいた春日井とカウンターに回りこんだ伊吹で手紙を隠し、無事手紙を手に入れる事に成功した。何故かは分からないが、一同はこの手紙を憲兵に奪われてはいけないと判断した結果だった。
 しかし、手紙は手に入れたものの、郵便配達係のゆかなは取り調べのために憲兵に連れて行かれてしまった。
 何故憲兵が出動する騒ぎになってしまったのか。
 憲兵の取り調べと言うと悪名高いものである。早く助け出さないと、彼女が五体満足で帰ってこれるかが分からない。
 とにかくゆかなを助ける方法を考えるべく、一同は相談を始める事にした。

1-2:暗号解読

 M*2:不明の手紙の送り先や差出人を調べてその理由を特定する:難易度200:制限時間(2時間):ターンピリオド1時間:前提は一般的学兵:抽出条件は割と自由
 T*双海ゆかなを救出する:M*2に連動。

SD > では始めよう。女への拷問が始まるとすればそれは夜中からだ。
SD > まだ一時間はある
清水魁斗 > 憲兵と敵対しないようにするって難しいな
比嘉燎平 > 取調べ上の法的不手際を指摘して仮釈放させる、とかやってみるとか?>ゆかな
SD > 法的不手際は今回少ないかもなあ
空木奏子 > 芝村準竜士に連絡をとって裏で解放してもらうよう呼びかける場合、難易度はどうなりますか?
SD > 準竜師とは連絡とれない
双海ゆかな > 命令系統が違うと言っていたから、ちときびしいかもですねー。そもそも何の罪(表向きだけでも)私はさらわれたんでしょう?
SD > ゆかなの罪はない。単なる取り調べだよ
双海ゆかな > 罪はないのに取り調べ……ひどいなぁ(苦笑)
涼原千秋 > 送り先と差出人、理由を特定して「これは事件ではない」と判明すればせいぜい千秋が左遷されるくらいで済みますか?
SD > おそらく>千秋
天羽唯 > 瀬戸口経由で芝村閥への連絡は取れるでしょうか?
SD > ええ、そりゃもう。えへへ>ロッド

 SD、芝村笑い。
 芝村笑いをした時は限りなく罠臭い事が待ち構えている証拠である。

天羽唯 > 酷い罠の匂いが!
西 夕夜 > 瀬戸口経由はセプテントリオンに行く可能性が >ロッドさん

 ちなみに当時の瀬戸口の詳細を知りたい場合は「瀬戸口くんのガンパレード」>http://www.alfasystem.net/novel/etc/gp/ss6.html が詳しいので、そちらを参考にしてくれると幸いである。

伊吹識 > (レンジャーは軍隊内で一目置かれていると思うので、徽章みせつつ法事務官に同行するとかしか思い浮かばない……)
清水魁斗 > 取り調べる必要がなくなればいいんだろうか
岬 子虎 > 手紙の中身を確認して差出人、あて先の推測はできますか
SD > 理論上は、あけてみないとわからない>岬
岬 子虎 > ♯手紙を開けるのは人の手じゃないとダメだからお願いします
比嘉燎平 > 今取調べが行われているのがどんな事件なのかは分かりますか?それを調べるのにも難易度が掛かりますか?
SD > 取り調べの事件を知る難易は10だ
西 夕夜 > えーと、憲兵は、千秋さんが憲兵として取り調べを行うということを提案したために、取り調べているわけですよね? <現状確認
SD > いいえ>西 もとからそのつもりのようだ
西 夕夜 > あー。つまり、憲兵は初めから郵便局を調べるための理由があったと <もとからそのつもり
涼原千秋 > まあうん、つまりアレだ。1時間以内に手紙の謎を解き、事件性皆無、出しゃばり憲兵の起こした騒ぎだった、に収束させればいいわけだな
伊吹識 > とするとまずは手紙の謎を解き明かすこと優先したほうがよさそうですね

 様々な憶測が飛び交う中、とりあえず現在春日井が持っている謎の手紙を開封する事で意見が一致した。
 これに事件の謎が隠されているようである。
 一先ずこれを春日井が開ける事にした。(何故か比嘉が見るのを嫌がって隅っこに引っ込んでしまったがそれはさておいて)

春日井杏子 > それでは皆さんの前で手紙開けます
涼原千秋 > 憲兵(千秋)監視の下開封すれば法手続上は問題ないかと思います。
涼原千秋 > ということで手紙のすり替え等がないよう手紙に注視します
比嘉燎平 > というわけで隅っこに隠れます。「僕は何も見ない、僕は何も見ない」
比嘉燎平 > (何かこう、凄く罠の匂いがするので絶対見ないからね!)
岬 子虎 > 「にゃ~」ぺしぺしと比嘉を叩いています
比嘉燎平 > じゃあ子虎と一緒に隅っこでいます。「僕は見ない、僕は見ない……(ぶつぶつ」
清水魁斗 > 「……………」なんとなし、比嘉の頭を撫でます
清水魁斗 > この手紙が原因とは限らないから
伊吹識 > とりあえずあけてみないとどうしようもないかと
伊吹識 > (手紙の内容確認したら憲兵のほう行ったほうが良いか……うーむ)
空木奏子 > #こー、なんか見ると政治的にいやーな情報が出てきそうだから怖いのだがw
萩原悠璽 > (ここでほのぼのとした手紙の内容はありえないだろうなぁ
涼原千秋 > ところで千秋は取り調べの裏事情等は同僚から聞かされているのでしょうか?>SD
SD > きかされてない。あなたはハブにされている>千秋

 どうも先日の騒動が後を引いて、憲兵仲間から総スカンを食らっているようである。
 さて、千秋の監視の下、手紙が開封された。
 文面を見ると、それは何やら高度な暗号で書かれていて、読んでみても日本語としての機能をきたしていない。
 読めない文章に、一同呆然とする。

比嘉燎平 > コールドヴィッター……(違
清水魁斗 > む、無線技能……
涼原千秋 > あ、暗号……!
伊吹識 > (エニグマ……)
萩原悠璽 > 暗号解読……
西 夕夜 > 暗号かー
春日井杏子 > PCの能力だと読めないので「???」としてますよ
涼原千秋 > #まずいな、他の憲兵に連絡も出来ないしなあ。
SD > 情報技能で10以上あれば、おおよそわかる
清水魁斗 > 一人でですか?<情報技能10
SD > 複数いてもいい>清水
空木奏子 > 情報かぁプログラマ、出番だw>比嘉さん
清水魁斗 > では清水が9、比嘉が5保有しています<情報技能
西 夕夜 > 部下=北山:情報5LV
比嘉燎平 > 読まないって言ってたのに諜報技能や情報技能を保有する俺が恨めしい……!
比嘉燎平 > 大丈夫、俺一人だと情報5しかない。読めない!
SD > なお、諜報技能は200%抽出
清水魁斗 > 比嘉一人で読めるよ!やったね!!(笑<諜報200%

 ちなみに比嘉はプログラマゆえに諜報技能5を所持している。情報技能も5所持している。暗号解読はお手の物だ。

SD > 比嘉、どうする? 君のロール次第だが
比嘉燎平 > じゃあ、「いやだー!読みたくないー!」とか言ってるけど皆に引きずられてきて無理矢理読まされます……
比嘉燎平 > 毒を喰らわば皿までの精神でっ!
空木奏子 > 「往生際が悪いわね!男の子でしょうっ!」と捕まえて
伊吹識 > 「比嘉さん 、よんでいただけますか?」(爽やかな笑顔
涼原千秋 > とりあえず千秋は設定上野心に溢れているために他の憲兵を出し抜くために比嘉を利用しようとします
岬 子虎 > 「にゃ~」こうして子どもは大人になっていくのか
比嘉燎平 > というわけで諜報技能5です。とほほ……
SD > なるほど
SD > 9+5+10だ。24。暗号解読できた。

 かくして、比嘉は周りに無理矢理隅っこから引きずり出され、渋々暗号解読に乗り出した。清水、北山が手順を踏んで文章を分解していくのを、比嘉が順序だてて文章に再構築していく。
 この暗号は最重要戦略暗号で、彼らも使われているのは初めて見る類のものだ。
 やや時間はかかったものの、何とか解読できた。
 そして……。

比嘉燎平 > 「……これで僕の命に危険が及んだら、末代まで恨みますからね。(ぶつぶつ」
清水魁斗 > 「ま、お前よりは先に死んでみせるさ」<比嘉
清水魁斗 > あ、俺も読んでる(笑
伊吹識 > 「よめますよね」(輝くような笑み
双海ゆかな > ♯比嘉さん、ごめんねー。ありがとうー。と 遠く留置所からお礼を
比嘉燎平 > 「……あー、いや、読めない、うん、僕じゃ読めない」
比嘉燎平 > 読めないと思いこもうとする。しかし読めてしまう自分が恨めしい
SD > いやもう、100%命にかかわりそうだな。こいつは熊本城攻防戦の作戦概要と兵力配置だ。

 解読したメンバー、それを見守っていたメンバーは、悲鳴を上げた。
 熊本城攻防戦。言わずと知れた原作における最重要作戦である。これによって人類の優勢を獲得したのだから、悲鳴を上げるのは当然である。

西 夕夜 > 最重要暗号が難易度10で読めるなんて……(がくがく
伊吹識 > #きっと相手が幻獣ですから暗号技能が発達してなかったんでしょう>難易度10
SD > 防諜の観点で言えば憲兵が全員殺しても仕方ない話ではあるな
SD > ちなみに解読は20以上の難易度でした(笑)

 (笑)で済む問題ではない。

涼原千秋 > まずい、どうやって事件握りつぶせば良いんだこれ
西 夕夜 > いやむしろ無かったことにしたいレベルか
伊吹識 > もう全員内容を読める人から聞いている、という認識でよろしいですか?
SD > ええ。>伊吹
比嘉燎平 > こんなもんが郵送事故で届いてなかったら、そりゃ準竜師も疑われますよねー!
双海ゆかな > 拷問されそうな人間だけ、さっぱり事情がわからないというヒドイ展開に(苦笑)

 隊内が暗号解読し、大騒ぎになっている一方その頃。
 ゆかなは取り調べ室にいた。
 ストーブが焚かれ、お湯がグツグツ煮えている。
 ゆかなは、引きつった顔でお湯を見ている。
 彼女の取り調べと言う名の拷問を開始する時間が刻一刻と迫ってきていた。
 

2-1:救出作戦

SD > さて、どうする。手紙の中身はわかったものの。これでは順当に言って全員死刑だ。
比嘉燎平 > 「適当に扱ったら、僕らが死ぬ。芝村を疎んでいる人間は一杯いるんだ」
涼原千秋 > あえてゆかなに配送させる事で囮捜査を行うという口実でゆかなを連れ出せませんか?
SD > 難易度は話術50>千秋
涼原千秋 > 50……うーん
西 夕夜 > ちなみに、この手紙が渡るべき人は誰だったか、差出人が誰であるか、はわかりますか?
SD > かいてないね>西 困った
伊吹識 > 「準竜師にわたすのが一番いいんですかねえ……」

 厄介な事になった。
 まず第一にゆかなを救出する事。これは残り時間1時間なので最優先事項である。
 第二に手紙の送り主と送り先の特定。これに失敗したら、後が無い。

SD > ちなみにM*は不明の手紙の送り先や差出人を調べてその理由を特定するなのでよろしく
SD > ちなみに間違えるとなにもかも終わるのでよろしく(笑)

 SDが芝村笑いを続けている。これはかなりやばい橋である。

比嘉燎平 > よし、落ちついてきた。事件の概要は見えてきたけど、このままだと手紙を渡してゆかなを助ける事が出来ない。別の手が必要になる
空木奏子 > ええ
涼原千秋 > 千秋が取り調べ室の取り調べ用資料を見せてもらうことは可能ですか?
SD > 無理だ>千秋、ちなみに取り調べの様子は見られる。
空木奏子 > 手紙を偽造して違うと信じ込ませることはできるかなぁ
空木奏子 > <ゆかな救出
双海ゆかな > 何の手紙が無くなっているのか知っているはずなので、下手に偽造すると返って危ないですよー>手紙偽造

 皆がゆかな救出案を必死で考えているその一方。
「熱くはないかね?」
 憲兵はそう声をかけた。
「いやー、そうですね。これだけストーブに近いとさすがに」
 ゆかなは冷や汗と一緒に大量の汗を流していた。
 ゆかなの前に、大きなはさみが置かれる。
 これを一体何に使うつもりなのか。想像したくなかった。
 ゆかなはとりあえず、あえて怖がっている素振りを見せる事にした。とにかく皆が助けに来てくれる事を信じて、少しでも多くの時間を稼ぐために。

西 夕夜 > 「さて、筋は2本。手紙の送り先と差出人を調べること。そして、ゆかなさんを助けること。ですよね」
伊吹識 > 「ああ、その二つは必須だな。 手紙のほうは幾つか手があるが、ゆかなさんのほうはどうにも思いつかん」
萩原悠璽 > あ、この手紙って手書きですか?
SD > 手書きだねえ
萩原悠璽 > 手書きなら憲兵技能で筆跡鑑定できますか?
SD > 筆跡鑑定はできるねえ
比嘉燎平 > ゆかなが釈放されるように、情報、諜報、事務技能をフル活用して偽造した命令書を作り上げる事は出来ますか?
比嘉燎平 > どうせもう違法なんだから、合法とか考えなくて良いよね(笑)
天羽唯 > 合法って何ですか?(ぁ
SD > できる。難易度は二百>比嘉
比嘉燎平 > うん、話術50の方が現実的だった(笑)
涼原千秋 > 空木案の手紙を当たり障りのない物にすり替えて時間を稼ぐ場合難易度はどうなりますか?
SD > 同じ>千秋
空木奏子 > 絶技「お絵かき」があればよかったのに!<偽造

 それはA-DIC「ファンタジー」の絶技であり、あいにくA-DIC「ガンパレード」には存在しない。

涼原千秋 > まずいまずい。どうやって引っ張り出せば良いんだ。捜査は2時間、ゆかな救出は1時間だからまず救出せにゃならん
比嘉燎平 > ゆかなを囮操作に使うよう交渉する難易度は50でしたが、そこに作戦参謀技能で具体的に作戦を立案して提出したら難易度は下がりますか?
SD > 下がる>比嘉
空木奏子 > SD、手紙の内容をこちらが持っていることを匂わせてゆかなさんが関係ないとわからせる難易度はいくつになりますか?(私が憲兵に追われることになりますが(汗)
SD > 200>空木
涼原千秋 > 地形把握技能持ちが移動ルートを作戦案として提出することで難易度は下がりますか?
SD > 少し>千秋
春日井杏子 > 面倒見るのが好きな性格なのでPCはたびたび双海さん助けてたと思うのですが、それで郵送配達範囲調べる事はできるでしょうか?
SD > できる>春日井
比嘉燎平 > 更に何か、ホイホイ出してくれるような作戦は……あ、法事務官に法律的にも問題のない書類を書かせたら更に難易度は下がりますか?>囮捜査といって連れ出す
空木奏子 > あ、それはいいですね<こー、取引っぽく
SD > ええ>比嘉
空木奏子 > 司法取引ですね<法律でも問題なく
伊吹識 > とりあえず手紙に関しては 筆跡鑑定などで差出人を、郵便業務範囲で宛先を、ですかね
伊吹識 > 筆跡鑑定やるとして、その場合の難易度はいくらぐらいでしょうか>SD
SD > 20>伊吹
伊吹識 > ありがとうございます

SD > では、T1の行動宣言をどうぞ>千秋
比嘉燎平 > これで、法律技能二人、作戦参謀技能一人、話術技能数名が出るから一応突破できるな>囮作戦
伊吹識 > (だせそうなのは憲兵技能とか情報、諜報……自分はドレもない……
萩原悠璽 > 憲兵と話術と法律が被ってる……
比嘉燎平 > し ま っ た >憲兵と話術と法律が被っている
SD > あと2分

涼原千秋 > ゆかなを囮捜査要員として連れ出します。それにあたって参謀技能持ちに作戦立案させ、法事務官に書類を作らせ、地形把握持ちにルートを立案させます。また他の配達員も自然に振る舞わせるために配達業務をやらせる必要があると申請します
涼原千秋 > 誘導持ちは規定ルートを外れないためにオペレートに。
SD > 難易度は100>前提変換で50
SD > 技能提出どうぞ

空木奏子 > 法律5 を提出します
涼原千秋 > 話術5を提出します。
萩原悠璽 > では話術を提出
春日井杏子 > じゃあ誘導技能出せます。誘導技能5
比嘉燎平 > あ、全力で行こう(笑) 作戦参謀5です
伊吹識 > 地形把握5で作戦立案を手伝います
SD > 情報5,法律は10、参謀10、誘導5 今あわせて30 残り二十

清水魁斗 > 情報技能9  周辺の地図情報を引き出しルート立案の手助け
岬 子虎 > 誘導5いつもの規定のルートから外れないように誘導します
天羽唯 > 話術11
伊吹識 > 【現在計44】
SD > 誘導5,情報9、 のこり6

西 夕夜 > 西:事務4:法事務官が作る書類の作製を手伝います。  // 北山:情報5:周辺の地図情報を引き出しルート立案の手助け
萩原悠璽 > 話術5提出で
比嘉燎平 > (猫が誘導で先頭を歩いて皆を引っ張っていく……なごむ……)
SD > 事務4レベル 残り2 北山のはもう足してある
西 夕夜 > あ、はい <既に足して
伊吹識 > (く、地形把握は駄目か……うーむ)
SD > 話術、地形把握は両方抽出された。25% 5
SD > 成功した
SD > ゆかながこわがっていたのはきいたらしい。憲兵は取引を持ちかけた。
双海ゆかな > 演技しといてよかった!
双海ゆかな > みなさん、ありがとうございます!
比嘉燎平 > 「なんか今日の僕、八面六臂の大活躍ですね……(苦笑いしながら軽口を叩く」
岬 子虎 > 「にゃん」比嘉の言葉に相槌を打っています

 千秋は憲兵に囮作戦の提案をした。隊員一同と相談して綿密に練り上げた作戦案を提出し、それの囮捜査官として郵便配達係のゆかなを使うと。
 元々この手紙の行く先を追っていた憲兵だ。
「なに、人類の勝利に少し協力してくれればいいのだ……」
 そう言ってゆかなを釈放した。
 隊員達の歓声が響く中、ゆかなは戻って来た。
 しかし、これで全てが終わった訳ではない。まだ手紙の送り主と送り先の特定をしなければいけないのだから……。

2-2:真相究明

SD > さて、のこり1Tで難易は100だ。どうする?
SD > 2T目の行動宣言はゆかなといこうか。
SD > まあ、みんながいいアイデア出してるから簡単だね
伊吹識 > 差出人と宛先の特定……
比嘉燎平 > 筆跡鑑定しても難易度20、後80を削るためには届け先を特定しないといけないわけだね。届けるのは次のM*だから
空木奏子 > あとは手紙の差出人と宛先の特定。筆跡で差出人特定するにしても宛先がわからん。
萩原悠璽 > 差出人はともかく、あて先は難しいですよね
春日井杏子 > 双海さん事情全く知らないんですが事情説明して大丈夫でしょうか?

 PL的には暗号の事を知っていても、PC的にはゆかなは全く事情を知らない。

SD > OK>春日井
春日井杏子 > じゃあ双海さんに手紙の説明します。謝りながら
双海ゆかな > 「いやいや、いいよ。もう少しで、手足がちょっと短くなるところだったし」>春日井に向って
比嘉燎平 > 「熱湯に足を突っ込むと、骨が見えるまで肉が溶けるそうですね」>ゆかな
双海ゆかな > 「はいはい、比嘉あんたにも感謝してるよ。切手代と一週間昼飯おごるよ……生きてたらね」

比嘉燎平 > 差出人が分かれば、軍の情勢に詳しい人に話を聞けば分かるかもしれない
比嘉燎平 > 問題は、軍の情勢に詳しい人が全て罠臭い事だ(笑)
SD > いや、特定だけでいいよ>比嘉
伊吹識 > 宛先は郵便配達の範囲ぐらいですね……
涼原千秋 > #筆跡鑑定で差出人を捜し、諜報技能でその人となりを捜査することで関係人物リストアップ、配達技能で範囲を狭め、憲兵技能で推理、か?
伊吹識 > #おそらくそういう流れで十全かと>千秋さん
清水魁斗 > どこかの学校か、軍関係施設で配達範囲内?<届け先   地図関係は結構楽そう
西 夕夜 > まぁ、少なくとも、私たちの郵便範囲内にいる人が、差出人か受取人ですよね。普通
比嘉燎平 > ただ、中身見た事がばれると死刑なのでそこをどう誤魔化して特定するか……
萩原悠璽 > ……憲兵技能で開封後をごまかすことは出来ませんか?
SD > 開封をごまかすには工兵だね
萩原悠璽 > 工兵ですか。わかりました
清水魁斗 > 工兵技能いくつでごまかせますか?
SD > 10>清水
SD > 整備でもいいんだけどね。>工作
清水魁斗 > 北山に5で清水に9 一応足りるか<工兵
西 夕夜 > 工兵5ありますね <北山
涼原千秋 > じゃあなんとかなりそうですね>工兵
SD > #ちなみに工兵は工業地帯や手先の器用な人から選抜されています。
岬 子虎 > 間に人を通したらその分危険が増しますしね<私たちの郵便範囲内にいる人が、差出人か受取人ですよね
比嘉燎平 > それで範囲を特定するとして……宛先を特定したら、ちゃんと封筒に宛先を記入しようね!でないと面倒な事になるから!(笑)
空木奏子 > や、そこは猫がはこべばいいんだよ>比嘉さん
空木奏子 > 猫なら中見ていても別に死刑にならない
清水魁斗 > 開封ごまかして、宛先確定したら筆跡真似て宛先書いて…… うーん
岬 子虎 > 手紙届けて奪取で立ち去る

涼原千秋 > #まとめ 筆跡鑑定で差出人を捜し、情報・諜報技能でその人となりを捜査することで関係人物リストアップ、配達技能で範囲を狭め、憲兵技能で推理。手紙は工兵に修復させます。
清水魁斗 > 届ける時の状態はただの事故郵便状態にしたいので、開封ごまかしただけじゃなくて届け先も書いておきたい
清水魁斗 > じゃないと何で宛先わかったかでやばそう
涼原千秋 > 運ぶのはM*3だからまだ先送りしても大丈夫。
比嘉燎平 > あ、運ばなくていいや(笑)
空木奏子 > 特定だけでいいんだった。そういえばw
伊吹識 > まとめ修正1 筆跡鑑定→業務範囲から推理→開封を隠蔽しつつ宛先、差出人を記載

SD > ではゆかな。行動宣言どうぞ
双海ゆかな > はいでは、筆跡鑑定で差出人を捜し、情報・諜報技能でその人となりを捜査することで関係人物リストアップ、配達技能で範囲を狭め、憲兵技能で推理。手紙は工兵に修復させます
SD > OK。難易度は100→50です。
SD > いろいろ入っているんで統合ペナルティ……といいたいが、技能を明示してあるからいいか

 ちなみに行動宣言の中に3つ以上の行動が入った場合は統合ペナルティーとして難易度が加算されるので、こういう処理はまれである。

SD > 憲兵、工兵、配達、諜報、情報をどうぞ
SD > 憲兵と配達は200%とします。
清水魁斗 > 工兵9
涼原千秋 > 憲兵5です。
岬 子虎 > 配達5を提出します
西 夕夜 > 北山:工兵5:開封をごまかす
空木奏子 > 「(もー、ただでさえ他の案件で忙しいっていうのにっ)」と思いながらせっせと推理。 憲兵5 を提出します
双海ゆかな > 配達7です
比嘉燎平 > 「……そして、やっぱり臭いところを調べるのは僕の仕事なんですね。うわーん!」 諜報5を提出します。とほほ。
萩原悠璽 > 憲兵技能5提出します
伊吹識 > (おお、越えてる、凄い……」 
SD > 併せて73。楽勝で成功しました。

 隊員達は手紙の筆跡鑑定をして差出人を特定し、差出人の情報を洗い始めた。さらに送り先がこの郵便局が使われた事からこの郵便局の配達ルート内である事が推理でき、憲兵達が普段の見回りから出された情報を分析し、推理し始めた。
 一方、開封された手紙は中身を読まれた事に気付かれれば一貫の終わりのため、工兵達が手紙の封を元通りに閉じ、修復した。
 そして、洗い出された差出人と送り先を見て、隊員達は硬直した……。

3-1:事態収束

 筆跡鑑定の結果を見て、全員が硬直した。
 発送人はウイチタ・更紗。芝村勝吏準竜師の副官にして、憲兵の最高幹部の一人である。
 悲鳴。とんでもない人の手紙を掘り当ててしまったと。

SD > これが、準竜師に送っている。 でも二人は同居しているはずだ……
比嘉燎平 > ……偽装か
涼原千秋 > どう転んでも事を隠蔽できないなあ。はっはっは
天羽唯 > 偽装ぽいですね
SD > ちなみに。これはあくまで筆跡鑑定で、表だっては嘘ばかりが書いたあった可能性が高い
比嘉燎平 > だとしたら、真犯人は他にいるはずだ!(※シナリオが違います
伊吹識 > 内容自体がデマとかもありうりそうだなあ……
萩原悠璽 > 偽装にしては回りくどい気もするけど……
涼原千秋 > スパイを洗い出すための罠なのかー? どうすれば良いんだこれー
SD > さて。どうする? ことを憲兵に渡してもいい。自ら届けてもいい
SD > どうする?
空木奏子 > つまりは宛先も差出人も嘘ばかり書いてあったから、本当の人物名が書いてあるとおかしいと
伊吹識 > しらをきりとおすのはむずかしそうだし……
西 夕夜 > うわー
萩原悠璽 > むむむ……
SD > どうする?
SD > ちなみにかなり熱い展開だ

 全員が困惑している中、最後のM*が掲示された。
 M*3:手紙を送り届けて立ち去る:難易度10:制限時間(5分):ターンピリオド5分:前提は一般的学兵:抽出条件は割と自由

SD > 配達技能、提出をどうぞ

 全員が困惑する中、猫が静かに手紙をくわえた。

岬 子虎 > 配達5
岬 子虎 > 後、立ち去る時に一般絶技ダッシュを使います
SD > 郵便配達は200%だ
SD > 猫は届けた。
SD > そして岬は、準竜師に目があった
岬 子虎 > 「にゃ?」
伊吹識 > (猫なら何とか……)
西 夕夜 > 猫凄いなぁ(笑
空木奏子 > (準竜師ってそういえば動物の言葉わかるんだよね)

SD > ゆかなは準竜師に追われるか、話すか、どちらかを選べる
双海ゆかな > 話します

 こうしてゆかなは、一人準竜師に会いに行った。職務を報告するために。
 残る隊員は教室で固唾を飲んで彼女の報告を待つ事にした。

涼原千秋 > いらいらと結果報告を待っています。眼鏡を拭いてはかけ、拭いてはかけ。
天羽唯 > 「ふぅ……」
春日井杏子 > 事の成り行きを静かに見守ります。もう自分にできる事は何もないので
萩原悠璽 > 「明日はあるんでしょうかね……」
比嘉燎平 > 「……。(冷めたコーヒーを飲みながら、自分のこれからについて考えている)」
伊吹識 > 「まあ、命とるぐらいなら前線に送るだろう。それもそれで面白い」
伊吹識 > めっちゃ濃いコーヒーを飲みつつ、にやにやとしてますね
清水魁斗 > 「私の穴も掘ってくれるかい?」<比嘉
比嘉燎平 > 「残念ですがそれは出来そうにありません。多分あなたの隣には僕も並ぶ」
清水魁斗 > 「ただの冗談に素で返すな。つまらない大人になるぞ」
比嘉燎平 > 「つまらなくても、大人になれるならそれで良いかもと思います……(溜め息」
清水魁斗 > 「じゃ、今からそのビデオを見て大人に」
伊吹識 > 「それは意味が違うぞ清水さん……」
比嘉燎平 > 「ナニモモッテマセンヨ?」
清水魁斗 > 「なんだ伊吹さんも見たいのか」 巻き添え
伊吹識 > 「ただでさえ憲兵に目を付けられているのに……はあ(ため息」

 ゆかなは、準竜師の前に立っていた。
 準竜師はゆったりと椅子に座り、笑っている。
「任務ご苦労。ずいぶんかかったな」
「職務に従い、郵便をお届けにあがりました」
 ゆかなは背筋を伸ばしてそう答えた。これが最後の任務になるかもしれない。そう思いながら。
「郵便配達の中には、手紙を奪って幻獣に情報を流す者がいる」
 準竜師が手紙を持って言った。
 先程岬が届けたものである。
「ま、すでに敵に解析されているだろう古いウルトラ暗号なら、なおさらだ。喜ぶだろう」
「手紙は配達するものです。届くことを願って、出されます。内容がどうあれ、少なくとも私は、その願いをかなえる職務だと自分の職を心得ております」

 ふいに、ジジジとノイズ混じりの声が聞こえた。
 比嘉達の何やら騒いでいる声がする。
 準竜師はにやりと笑って、憲兵に比嘉以下数名の取り調べ命令を出した。
「罪状は俺の会話を邪魔する、だ。殺していい」
 途端にノイズ混じりの声はより一層騒がしいものとなった。
 騒いでいる者達を殴りつけているであろう音と共に、何やらはっきりとした声が届いた。
「捜査に協力して貰った功績をもって恩赦を与えることは出来ませんか?」
 これは盗聴である。その盗聴器の場所を特定して、はっきりと物申す声があるとは。
 準竜師の興味が沸いた。
「まあ、報酬のかわりにそれぐらいはよかろう。貴様の官、姓名は?」
「憲兵隊所属、涼原千秋、階級はまだありません」
「今日から十翼長になれ。異動先はあとで伝える。以上だ」

 こうして、一通の手紙が巻き起こした騒動は幕を閉じた。
 これから軍閥党争へと踏み出す千秋はどうなるのか、郵便配達係としての職務を何とか全うしたゆかなの運命は。
 それはまた、別の話で。

<了>

/リザルト

根源力+500

初陣従軍章(発言力+500)(初参加者のみ)
極楽とんぼ章(発言力+100)(対象:西 夕夜、比嘉燎平、伊吹識、清水魁斗)
郵便謀略戦従軍章(発言力+500)
勝利勲章(発言力+500)

スタンプ:ポストマン

特例昇進:対象:涼原千秋 無印→十翼長
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