初心者向きビルド指南 ~初期キャラ・1999年編~

0.はじめに

芝村 の発言:
記事2.初心者向きビルドの仕方
芝村 の発言:
2000根源力、99年前提です。
芝村 の発言:
OK?分担して書いてくれない?

とのことで、初心者向きビルドの仕方を考えてみようと思う。

先ず第一に。「A-DICガンパレード」とは、最終的には戦争をするゲームである。
永遠に学園編で遊ぶのもありだが、まぁ、いずれ戦闘ルールを採用したときを見越したビルドが必要になってくるだろう。
「サンプルキャラ使えば良いじゃない」と言う人も居るだろうが、やはりルールブックを買った以上は、自分でキャラを作りたくなるのが人情というものである。

さて。皆さんがキャラビルドをするときは、殆どが「初期根源力が2000かつ、1999年開始」という条件だろうということで、今回はそうした条件でのキャラビルドの例を考える。

あくまで初心者向けとのことで、「使いやすいキャラを作れるビルド」を目標とする。
また、「なぜこれが使いやすいのか?」などといった説明も随時入れるので、オススメ兵科やオススメ武装だけを見て終わりにせず、説明のほうも出来れば目を通していただきたい。

このあとの項目は

1.まずは、やりたいことを考えよう。
2.官給品に注目してみよう
3.追加でアイテムを買ってみよう
4.困ったときには歩兵を取ろう
5.実際にいくつか例を出してみよう。
6.絶技に関して
7.まとめ
8.最後に

以上のようになる。
各項目の説明を見るのがだるい人は、7番と8番に目を通してもらえば、大体は理解できるようにしたつもりだ。

1.まずは、やりたいことを考えよう。

キャラを作るときに大事なのは【自分がどんなことをやりたいか】というところに尽きる。
ルールブックのp59から始まる兵科一覧を見ていただければ、総勢34の兵科が並んでいる。
キャラクターを作る際には、この中から二つを選ぶわけだ。

そこで、自分のやりたいことが大事になる。
単純な話、自分のやりたいことと、兵科の名前を照らし合わせてみれば、どれか一個はヒットするものがあるだろう。
あとは、その自分のやりたいことが出来そうな兵科と、もう一つを組み合わせれば良い。
このとき、兵科が持っている技能を見て、出来るだけ「射撃」「機関銃」「機拳銃」のどれか一つでも持っているものを組み合わせると、早々失敗したキャラメイクにはならないだろう。
何故この技能を勧めるかは後述する。この時点では「あぁ、便利なんだろうなぁ」という理解で構わない。

どんな組み合わせでも活躍の場はあるが、そういうのは何度かゲームを経験して戦闘に慣れてからでも遅くない。
誰にでも初心者の時期はある。最初からプロのような活躍を要求されることは殆ど無いので、先ずは安心して兵科を組み合わせてみて欲しい。

2.官給品に注目してみよう

やりたいことを決めて兵科を二つ選んだら、そこで一度【選んだ兵科でもらえる官給品】を見て欲しい。
その官給品のデータが載っているページを確認し、「出現時期」の項目を見ていただきたい。
この「出現時期」とは、『そのアイテムが一般的に出回るようになる年代』のことである。
今回は1999年開始ということで、基本的には出現時期が「99」以下のものしか手に入れられない。

この時点であることに気づくだろう。

狙撃兵の「99式狙撃銃」
擲弾兵、郵便配達係の「99式手榴弾」
海兵隊、突撃兵の「98式増加機動装甲」
人型戦車パイロットの「士魂号M型〝複座"練習機」
技術者、プログラマの「攻撃型電子妖精」

これらのアイテムは、出現時期が99よりも上である。 ※00は2000年、01は2001年のこと
この場合、この官給品は『初期キャラクターに持たせることが出来ない』のである。
この問題を解決する為には開発技能が大量に必要となり、初期キャラクターの集まりではほぼ解決できない。
こういうときは、変に考えずにSDに「初期官給品だけでも出現時期無視できませんか?」等と聴いてみよう。
よっぽどの理由(例えば、原作再現度を重視したいとか、敗残兵プレイをさせたいとか)が無い限りは考慮してくれるだろう。
但し、SDの判断でダメだった場合は諦めよう。

また、これらはp53に乗っている初期官給品の一つである「任意のWD一着」にもかかわってくる。
任意のWD一着ではあるが、勿論WDにも出現時期はある。しっかりと確認しよう。

3.追加でアイテムを買ってみよう

この項目はやや長くなるが、頑張って読んで欲しい。
さて、初期では手に入らない官給品についてSDに頼んでみたものの、「出現時期はキッチリね?」といわれた場合。組み合わせによっては武装がまったくなかったりする。
それでは困るので、何か武器を手に入れよう。
ここで、先ほどオススメした技能、「射撃」「機関銃」「機拳銃」を思い出して欲しい。
武器データをみると、「技能」という欄がある。これはルールブックにも書いてある通り、『その武器を使う場合に必要な技能』を意味している。

何故、射撃や機関銃をオススメしたか。その理由は此処にある。単純に、その技能を使う武器が多いからだ。
選べる武器が多いということは、やれることの幅が多いということである。
反面、武器の使い道を理解していないといけない部分もあるが、最初から全て理解する必要は無い。
それに、こういうものは使ってみて覚えるのが一番である。

ただ、「2.官給品に注目してみよう」でも書いたとおり、出現時期には気をつけなければならない。
また、武器データの技能の欄をみると、技能のあとに数字が書いてあるものがある。
これらの数字は『その武器を扱う為に必要な技能レベル』を示している。勿論、技能レベルが達していないと扱えないので注意。

狙撃や投擲、砲術をオススメしなかったのは、初期では「出現時期」か「必要技能レベル」が初期キャラではクリアできないからである。
もちろん、成長すれば武器の必要技能レベルをクリアするため活躍できるし、「初期キャラで必要技能レベルがある武器を運用する」方法もあるにはあるが、そういうのはここで教えるものではなく、試行錯誤して考えるべきことなので割愛する。

この時、武器が多すぎて悩んだ場合は

射撃 = 97式突撃銃+同擲弾発射機(もしくは69式突撃銃)
機関銃 = 88式軽機関銃
機拳銃 = 94式機関拳銃

これらにそれぞれの武器の予備弾薬。と言う風に考えれば良いだろう。
突撃銃を勧めるのは、射程・阻止線・貫徹・弾数・攻撃修正のバランスがすこぶる良いからである。
攻撃修正だけで見れば、アデレイトアサルトのような武装もあるが、射程と弾数が心もとない。
やはり、最後に役立つのは「汎用性」である。その上、97式なら範囲攻撃も出来る。
機関銃と機拳銃については、出現時期と技能制限でこれくらいしか手に入れれないだろう。という理由であるが。
あと、重機関銃は最初に買うのはやめておこう。移動射撃できないので、初期ではやや使いにくいのと、予備弾が買えないからだ。
この他には余裕があったら発煙手榴弾を持っておくのも手だ。投擲技能がなくても、技能のある人に投げてもらうことは出来る。覚えておこう。

なお、任意のWDについても同様に「出現時期」と「必要技能レベル」を確認しよう。
迷った場合は

歩兵系 = 互尊狙撃兵型or久遠戦闘工兵型
戦車系 = 互尊戦車兵型or久遠戦車兵型
航空機系 = 赤子狐

と考えて間違いない。というか、この辺しか取れないだろう。
他のWDは軒並み出現時期が01年だし、可憐は技能レベルが高すぎて使えるまでが長いのである。
歩兵には互尊指揮官型、と言う選択もあるが・・・無線技能が無い場合、他の型より発言力200~300を追加して攻撃修正+200だけなので、無理に手に入れる必要はない。

乗り物については考慮しないこととする。
あくまで、初心者用ビルドを目標としている為、技能や発言力の問題で車両までには手が廻らないだろうという判断だからだ。

4.困ったときには歩兵を取ろう

此処まで読んで見た感想が
「ぶっちゃけわけわからねー」
というあなた。そういうあなたには歩兵をオススメする。
兵科の一つである歩兵は、非常に万能性の高い兵科である。
題名の通り、困ったときは歩兵を取っておけば、(普通にやれば)先ず間違いなく戦闘で活動できる。

これはなぜかというと、歩兵の技能と官給品にある。
歩兵の技能は「射撃」「機関銃」「回避(もしくは野外)」「投擲」
そして、官給品は「69式突撃銃」である。
もうおわかりだろう。先ほどのオススメ技能が二つ入っている上に、官給品の69式突撃銃は射撃技能もちにオススメできる武装である。
追加で機関銃を買えば阻止線を張る役。追加で発煙手榴弾を買って味方のサポート役等と、幅広い行動が出来るようになっている。

極端なことを言えば、事務役と整備役が居れば、全員が歩兵+趣味の兵科でもある程度までならやっていけるのだ。
勿論、役割分担は必要になるが。

5.実際にいくつか例を出してみよう。

ここではいくつかの兵科組み合わせ&アイテム購入+行動指針のパターンを書く。
気を着けて欲しいのは、あくまで筆者の「オススメ」なだけであって、これが「最強」ではない。他の人が見れば全然ダメに感じるかもしれない。そういう場合は無視すると良いだろう。
また、一部サンプルキャラクターに似通っているものがある。これについては、サンプルキャラクターが真剣に組まれている証拠であり、困ったらサンプルキャラを使うと良いということの証明でもある。
※ただ、サンプルキャラは出現時期の高いものを持ってたりするので注意が必要だが。

なお、この組み合わせでは絶技による追加技能での技能獲得は考慮しない。理由は次の項目で記述する。

○前線で戦いたい人へ

兵科は先ほどオススメしたように歩兵+何かが良い。
個人的には、歩兵+事務官or調達係か、歩兵+整備兵or技術屋といった、事務か整備のある兵科をオススメする。
事務か整備かどちらか決めた後で、さらに兵科をどちらかに絞る必要があるが、ソコは趣味でよい。あえて言えば、整備をする場合は技術屋をやれば、開発の恩恵に授かれるかもしれない。
そしてこの組み合わせに88式機関銃でも持たせておけば、戦闘前は事務or整備で。戦闘中は阻止線や機関銃支援で仲間をサポートできる便利なキャラになる。WDは互尊や久遠を着用し、成長したら可憐シリーズを考えてみるのもよいだろう。

前線で戦うなら白兵だろう、という人には突撃兵+擲弾兵などどうだろうか。
機拳銃技能が被るが、白兵・機拳銃・投擲・回避(もしくは野外)など、接近するためと接近戦用の技能が一通り揃っている。
さらに、官給品でカトラスと94式機関拳銃があるため、接近戦で必要な武器が最初からあるのも特徴だ。
ただ、この組み合わせは出来れば開発技能の高い相棒が欲しい。その相棒が開発16まで育てば、99式手榴弾が使えるようになるし、白兵や機拳銃で使用できる武器も増えるからだ。また、WDは最初は互尊・久遠なのは変わらないが、開発技能が十分にあれば咆哮狐や白兵に修正の入る可憐本国仕様を手に入れるのも手だ。

○余り前には出たくない人へ

前に出たくない場合、兵科は射程の長い武器を使える砲兵・狙撃兵か、後方で味方の支援をする無線兵系に分かれると思われる。
ここで、砲兵+無線兵系を押してみる。
正確には、砲兵+無線技能を持った兵科となる。砲術と無線をかねるビルドだ。
こうしておけば、流石に初期のゲームでは砲術を使う武装を使えないので前に出ざるを得ないが、根源力3000+砲術を使う武器を変える発言力がたまった以後のゲームでは、後方から圧倒的な射程を持つ砲を使って戦闘が出来る。
通信距離の問題も、武器として90式迫撃砲が使える頃には大型無線機による通信により、解決される。
オススメの組み合わせとしては、砲兵+無線兵orオペレーターor事務官となる。
砲兵は初期から72式機関銃を持っているので、砲術技能がレベル8以上になるまではそれで凌ごう。
72式は移動射撃が出来ないのでやや使いにくいため、いっそ割り切って88式軽機関銃を買ってもいい。重量が気になる場合は戦闘前に72式を棄て、戦闘後に回収しよう。よっぽどのことが無い限り回収できるだろう。

技能レベルが8以上になる根源力3000以上になったら本番だ。それまでに発言力を溜めておけば、90式迫撃砲が買えるだろう。無線兵orオペレーターor事務官でもらえる大型無線機の力で長距離通信が出来るため、前に出た仲間から敵の情報を貰い、砲撃を打ち込もう。
無線を持っているのに組み合わせにオススメしなかった指揮官・プログラマにはこの辺の理由もある。
また、指揮官は自然と戦闘のリーダーを求められるし、プログラマは技能から参謀的なことを求められることもあるから自信がつくまでは避けたほうがいいと言う理由も、勿論ある。

○敵の主力を倒したい人へ

敵の主力。つまり、ミノタウロスやナーガ・キメラのような戦車相当の敵を倒したいと思う場合は、何より貫徹の高い武器が求められる。
これは、敵の装甲<武器の貫徹にならないとダメージを与えられない為だ。
戦車相当の敵の装甲は4前後のため、最低でも貫徹の数値が5以上の武器が欲しい。こうなってくると、自然と武器は限られる。
戦車に積む武器か、狙撃銃か、白兵武器か、手榴弾だ。
ただ、白兵武器や手榴弾は射程の問題でなれていないと使いにくく、また、ここで上げた武器には技能制限も多い。
そのため、こちらも根源力3000くらいまで成長してからがメインだ。
強装弾を買えば、貫徹4の武器でも十分使える。が、初期で発言力500は大きい。よく考えよう。

それを考えた上で、「猟兵+歩兵」か「狙撃兵+偵察兵」をオススメする。
偵察用バイクや動物の神々の機動力・突破力を活かし、源力が3000になるまでは偵察係で。
技能レベルをクリアできるようになれば、狙撃兵として活躍すれば活躍間違い無しだろう。
なお、狙撃はなるべく敵から遠くて高い場所からやろう。高いところから攻撃の補正はバカに出来ない。

・・・と、大体このようになる。
勿論のこと、整備+事務の出来る組み合わせや偵察の鬼な組み合わせ等も出来る。
ただ、初めてのプレイでそういう仕事をすると、戦闘で混乱する可能性もあるので今回は書いていない。

6.絶技に関して

この当たりは趣味なので自由にしても良いだろう。
ある意味、ここで特徴づけになったりするので、これをもっていればどこかで役立つ、といったものだけを書こうと思う。

○全力整備
これは整備評価を+2000できる絶技で、整備が足りなくてこのままでは失敗(もしくは中間)というときにあると大分便利である。
代償として要素20個の停止を求められ、あまりの代償に初期キャラでは死にかねないが、技能を4つ停止して凌ぐ手もある。
どっちにしろ、最後の切り札として持っておけば、役立つ日が来るだろう。
勿論のこと、整備技能持ちしかもてないことに気をつけよう。

○移動射撃
その名の通り、移動しながら射撃する絶技。
「機関銃」「機拳銃」「射撃」「砲術」を使う武器で移動射撃をする際に、武器の攻撃修正が+500される。
本来移動射撃できない武器でも移動射撃が可能になるのかはさておき、代償も無いため汎用性が高い。
基本的に、ほぼ毎ターン使える絶技なので、取るものが無いならば取っておくと便利だろう。
ただし、絶技の説明に「武器の攻撃修正を+500」と書いているため、基数倍にならない可能性があるのも考慮しよう。

○狙いをつける
事前行動で使う絶技で、「代償なしで攻撃修正+1000」というのが魅力である。
また、武器の制限がない。白兵武器だろうが射撃武器だろうが攻撃修正+1000である。
迷ったら持っておけば便利だろう。状況が許せば、攻撃するたびに使っても良い。
こちらは、記述的に修正は基数倍するとおもわれる。

○壁登り
WDか人型戦車を使っている場合に、事前行動もしくは事後行動に高低差を無視することが出来る絶技。
代償が無いため、使いやすい。主に高い場所から攻撃する人にオススメできる絶技である。
幅跳びと内容が似ているが、移動速度が遅い場合はこちらが良いだろう。
これは、壁登りの効果が「高低差を無視して移動速度×5m移動できる」からだ。
言ってしまえば、眼の前のビルが200mのビルでもこの絶技が使えれば上りきることが出来るからだ。
自分の手番に一回、という制限が無いため、恐らく二回使えるというのも良い。

○幅跳び
こちらは、WDか人型戦車を使っている場合、ステップもしくは全力移動のどちらか一回に使える絶技。
「移動時に移動速度×5までの高低差無視」という効果がある。
どちらかと言うと、高いところに登るためではなく、起伏のある地形を一気に駆け抜ける為の絶技だろう。
・・・まぁ、移動速度10とかになると、50mのビル郡すら飛び越えるが。
ともあれ、移動距離を減らしたくない人にはオススメできるだろう。

○バックステップ
同じくWDか人型戦車を使っている場合に使える絶技。任意のタイミングで発動できる。
この絶技はその名前の通り、後ろに飛びのく絶技である。その距離は移動速度×5m。そして、その間の高低差は無視される。
自分の手番に一回、という制限があるが、歩兵をやる限りでは「即座に振り向いてバックステップ」などで眼の前の壁を超えたりも出来るため、なんだか凄いことになっている。
但し、人型戦車は向きを変えるのに時間が掛かるので無理だが。
本来の使い方は、阻止線を張りながら後退する場合にどうしても足りない距離をとる、などだろうか。
任意のタイミングで発動できることを利用して、色々な運用が出来るだろう。

と、大体このような感じである。
今回、全力整備以外は運用がしやすいように代償の無いもの。そして、射撃戦をするときに便利なものを選んだ。
代償まで考えれば防御用に「予測回避」「防御専念」「キャスリング」、攻撃用に「見切り」「連射」「全力射撃」、白兵用に「突撃」「振り上げる」「武器受け」など絶技の種類も兵科と同じく多い。
ここまで書いておきながら何だが、自分の欲しい絶技をとると良いだろう。全て追加技能にするのも、ありだ。
困ったら、卓の皆やSDに相談しよう。きっと、オススメの絶技を教えてくれるだろう。

7.まとめ

ここまで長々と書いたことを纏めると。

・まず、大体で良いのでやりたいことを決めよう。そして、兵科の中からピンときたものを選ぼう。
・そのピンときたものと技能が被らないように、もう一つ兵科を選ぼう。
・このときもう一つに迷ったら歩兵にしておけば、損はしないぞ。
・兵科を二つ決めたら官給品に注意してみよう。出現時期が00や01のものはもらえないこともあるぞ。
・武器やWD等を買うときも、出現時期に気をつけよう。00や01は殆ど手に入らないぞ。
・また、武器やWDには必要な技能もあるぞ。武器データの技能の欄をチェックしよう。数字が足りないと動かせないぞ。
・役に立ちたい場合は、整備や事務技能があると喜ばれるぞ。指揮や参謀も喜ばれるが、扱うのは難しいぞ。
・絶技は好きなものを取るか、卓のみんなやSDと相談してみよう。追加技能で技能をふやすのもいいぞ。

といった感じになる。
もちろん、出来ればここまでの各項目を読んでいただきたいが、これに気を着けて、卓のみんなと相談できればまず大丈夫だろう。

8.最後に

ここまでで少ししか触れていなかった部分があるため、数点書いておきたい。

まず、予備弾薬は可能な限り買おう。余り考えたくないが、事務判定に失敗すると、予備弾が無いと武器が使えなくなる可能性が高い。余裕が在れば発煙手榴弾もありだ。初期では早々砲撃が飛んでくることも無いので、発煙手榴弾による煙幕は極めて有効だ。

次に、兵科の組み合わせで射撃等の技能がない場合に絶技:追加技能で取る場合は気をつけよう。
成長速度が通常の半分になるため、ずっとそれをメインに使うのは根源力が上がれば上がるほど厳しくなるだろう。
完全にサポート用と割り切るなら良いが、後々「こんなつもりじゃなかったのに」となりかねないのだ。

そして、どんなビルドにも最強は無いということは覚えておいて欲しい。
地形・敵・味方のどれか一つが変わるだけでも戦闘の流れは大きく変わる。
慣れてきたら一度別のキャラを作ってみるのも良いだろう。

以上が初心者向けビルド指南となる。
大分長くなってしまったが、此処まで全部呼んでくれた方も、最後だけ読んだ方も、先ずは恐れずに参加してみよう。
大丈夫。発売して間もないゲームなのだから、みんなで上手くなれば良いのだ。

<文章:玄霧>