/リプレイ

Aの魔法陣ガンパレード・発売記念企画”ラリーオブガンパレード”
――>常春学園 1012 東卓

/概要

 このゲームはAの魔方陣ガンパレードオンラインキャンペーン ラリー・オブ・ガンパレード のシナリオ:常春学園を使用したセッションである

/参加者一覧(使用PC【兵科/兵科】/PL名)

山城香絵【調達係/擲弾兵】/黒霧
早川えすと【伊達者/人型パイロット】/ソーニャ
築山まお【歌姫/調達係】/築山
坂木謡【猟兵/事務官】/よんた
光山 真夕【狙撃兵/飼育係】/真夕

/本編

1.完成せよ、恋愛包囲網!!

春。人は若い時代の事を春と名付けていた。
青春、思春期、若い時代の事を指して春とつけた言葉はいくつもあった。
1999年、春の熊本。
暖かな陽気の中、学生達はまさに春の日々を過ごしていた。

SD : あなた方は、作戦と作戦の合間。ちょうど休暇期をのんびりとすごしていた。
山城香絵 : 「……眠い」
山城香絵 : 「原稿め原稿め原稿め」(ぐらぐら)

山城香絵。同人作家。昨日も締め切り前で徹夜してぐったりしていた。
今回の主役は彼女である。

早川えすと : 「ねー、なにか面白い話とかない?」
早川えすと : 机にへばりついてだらだら、脚をふりふり
光山 真夕 : 「……」
山城香絵 : 「面白い」
山城香絵 : 「面白い……」
山城香絵 : 「ないっ(きぱっ)」
早川えすと : 「つまんな――――い!」
山城香絵 : 「子供じゃないんだからそう叫ば」
光山 真夕 : 「噂なんだが…」>山城をちらりと見ながら
山城香絵 : 光山に怪訝そうな顔を返す。
早川えすと : 「なに?」
光山 真夕 : 「いや…やめておく…」
築山まお : 「?」光山さんの視線をたどって香絵ちゃんをみます
築山まお : 「え、何ですか気になるなあ」
早川えすと : 「なによー言いなさいよ!」
光山 真夕 : 「こういう事は他人が口出しすることではないから」
山城香絵 : 「まって。私には何も無い! いや同人誌以外だけど」
早川えすと : 「……恋愛? ひょっとしてそれ恋愛!?」
早川えすと : (表情が思いっきり輝く)
山城香絵 : 「……え?」
坂木謡 : (春だなあ……と思いながら聞いてる
光山 真夕 : 「いや…私も聞いた話だから…断言は…」
築山まお : 同調で香絵ちゃんの内心の動揺を感じ取ります
山城香絵 : あ、真剣に心当たりを探している感じがする>築山さん
SD : ということで通る(笑>築山さん
築山まお : あれかこれかと実は目をぐるぐるにしているわけですね!
早川えすと : 「だから、噂っておもしろいのよ!」
早川えすと : 「こっそりでいいから教えてよ~」
光山 真夕 : 「いやしかし…ソースがちょっと…(言えん…猫に聞いたなどと口が裂けても言えん!!)」

光山、動物と話せる8歳(成体クローン)。
一方、先程から山城の様子がおかしい。何か隠しているのであろうか。

山城香絵 : 「(誰だ? 一体誰だ。えーと、確かに最近ポストマン事件以来直接買い取りに来るやつが増えたけど……いやまてちょっとまて。なんでいる前提になってるの!?)」
早川えすと : 「いじわる、もういいもーん」
山城香絵 : 「(ほっ)」>もういいもーん
坂木謡 : 「猫かわいいよねえ……」(特に意味もなく同調持ち
早川えすと : 「ね、今のはなしで香絵なんか動揺してなかった?」
早川えすと : (すごい笑顔で)
山城香絵 : 「きっと締め切りが近いからよ(仮面のような笑顔で)」
築山まお : 「…なんか火花が……」
光山 真夕 : 「酷い動揺は確かに…」>山城を見ながら
山城香絵 : 「(だから誰のことだーっ!)」
山城香絵 : と、必死に念じている
早川えすと : (まおー、まおー、ちょっと、ちょっと)
築山まお : 「?」
築山まお : 「どーかしました?」
早川えすと : 「(ねね、今の香絵なんか様子変じゃなかった?)」
築山まお : 「……」(言っちゃっていいのかなあ…)
早川えすと : 「(……なにか知ってる?)」
山城香絵 : 「なんか陰謀を感じる……」
山城香絵 : 撤退用意します。
築山まお : 「あ」
光山 真夕 : 「気のせいです。山城さん、きっと締め切り前で気が立っているのでしょう」
山城香絵 : 後ろ手でドアに手を掛ける。
築山まお : 「か、香絵ちゃん逃げなくても…」
山城香絵 : 「え? なんのこと?(きらっきら)」
早川えすと : 「あ、どこ行くの!?」
山城香絵 : 「隊長(真面目な声で)」
山城香絵 : 「私は転進しなければ行けません。ユウグンガピンチナノデ(棒読み)」
山城香絵 : 「きっとそんなかんじでではー!」
早川えすと : 「はぁ!?」
山城香絵 : がしゃん、どたどたどた

何と。山城は面白い位何かを隠して逃げてしまった。
とここで、SDからM*が掲示された。

M*1:プレイヤー一名の一日と恋心を表現し、それにからむ:難易度20:制限時間(1時間):ターンピリオド1時間:前提は一般的学兵:抽出条件は成功要素のみ

とりあえず残りのメンバーは消えた山城を追いかける事と相成った。

築山まお : 「あー 行っちゃった…」
早川えすと : 「ますます、怪しい……」
光山 真夕 : 「これはやはり…」
築山まお : 「真剣に悩んでるのかなあ…」
光山 真夕 : 「力になりたい…と思います」
早川えすと : 「気になるから追っかけてみない?」
築山まお : 「みんなで追いかけると逆効果かもしれなくないですか?」
築山まお : 「じゃあやっぱりわたし 探しに行ってきます!」(なにがやっぱりなのかわからないけど 決意した!)
坂木謡 : 「人の恋路はナンとやらっていうけどねえ……」
光山 真夕 : 「そうですね…」
早川えすと : 「よし、隊長命令よ山城香絵の秘密というか男関係を徹底調査!」
光山 真夕 : 「はい! 任務に移ります」
早川えすと : 「うん、そういうわけでよろしく頼むわよ!」>真夕さん
坂木謡 : 「まあ心配は心配だし付き合います。最近どこか様子おかしかったし」
光山 真夕 : 「今回の任務は、索敵任務、敵の勢力、位置共に不明、山城を防御拠点と仮定し、定点観測で敵勢力の解明をします」
光山 真夕 : 「携行武器は…」
光山 真夕 : 「携行ぶ…き…」
光山 真夕 : 「うーむ…」
早川えすと : 「望遠鏡とかでいいんじゃ? あと無線機も」
坂木謡 : 「どっちもあるよ?」
光山 真夕 : 「では、山城の追尾にあわせて周囲の観測」
早川えすと : 「よーし、面白くなってきたわ」
光山 真夕 : 「装備の使用許可は火器、車両を除くでよろしいでしょうか隊長?」
早川えすと : 「なんのために使うのよ」
早川えすと : 「いらない、いらない」
光山 真夕 : 「いえ…自分はこう…恋愛などがよく分かりません」
光山 真夕 : 「ですので、具体的に何をすればよいのかが全く…」
早川えすと : 「別に私達がどうにかするわけじゃないのよ」
早川えすと : 「何をしてるか見るのが楽しいんじゃない!」
光山 真夕 : 「!?」
光山 真夕 : 「感服いたしました」
山城香絵 : まて。感服なのか
光山 真夕 : 「見る…それをそこまで昇華されておられるとは…」
光山 真夕 : 「では、不肖光山山城の捜索に前進致します。ご武運を!」

光山が確実に洗脳されていっている間、築山が先行して無線を持って山城を探し始めた。

築山まお : 「かえちゃーん ほかのひとに言わないからでてきてー」(小声)
築山まお : 「かえちゃーん」(学内でいつもいそうな場所を捜索中)
築山まお : #築山は先行しているので指令がありましたら無線でよろしくですー
早川えすと : 「あ、まおちゃん先に行ってるなら状況よろしく」
早川えすと : 無線越し
築山まお : 「えーと 現状みつかりませんー もうちょっと探してみます。…心配だし」
早川えすと : 「じゃ、そのまま張り込んでいて」
早川えすと : <無線>
築山まお : 「うーん ここら辺にいつもいるんだけどなあ」
山城香絵 : どのあたりなんですか?>ここら辺
築山まお : 学校の裏手で日当たりのいい場所w
築山まお : 「穴場だって…」
山城香絵 : 密会7で隠蔽します(え
山城香絵 : 密会7の隠蔽を解除できればじゃあそこで見つかります(え)
築山まお : 「かえちゃーん」(同じく密会7もちです)
山城香絵 : あ、草地に妙な足跡が
築山まお : 偵察技能はもってないw
山城香絵 : けけけ
坂木謡 : んじゃ合流しましょう
坂木謡 : 「香絵、どこいったかなあ? 晩御飯なに食べたいか聞こうと思ったのに」

ちなみに坂木は普段同人活動に明け暮れ食生活に気をつける暇のない山城のためにご飯を作りに行ってあげる仲なのである。

坂木謡 : 「いた?」<まお
築山まお : 「ううん」
坂木謡 : 「そっかあ……あ。足跡」
坂木謡 : 偵察9持ち
築山まお : 「よくこの辺で本もってぼーっとしてるんだけどなあ え」
築山まお : 「ほんと?」
山城香絵 : よりにもよって坂木さんが!(笑)
SD : 見つけたようデスw
坂木謡 : 「ここんとこ」(草地さして
早川えすと : 「状況送れ」
早川えすと : <無線>
山城香絵 : じゃあある太い木の前で足跡が途切れてます。
築山まお : 「かえちゃんー う、どうしようか」
築山まお : >坂木さんに
坂木謡 : 「のぼってんじゃない?」
築山まお : 「隊長たちには遠くから観測してもらう?」
築山まお : 「みんなで追いかけたらまた逃げちゃうよ」
早川えすと : そして、木の上で築山たちが見た光景は………
山城香絵 : あ、風もないのに葉っぱが落ちて来た
坂木謡 : 木を蹴飛ばしてみる(てい
山城香絵 : 香絵が落ちて来た
築山まお : 「とりあえず連絡しよう… それらしき痕跡を発見しました…がー 慎重観察を要しますー」
築山まお : 「きゃーっ」
築山まお : #無線に悲鳴がそのまま入った
早川えすと : 「で、なにしようとしていたのかしら?」
山城香絵 : 「ひぃ」
築山まお : 「香絵ちゃん大丈夫?」
山城香絵 : 「きっと大丈夫!」

そりゃ大丈夫じゃない返事である。

早川えすと : ちょっと木に登って望遠鏡で
早川えすと : 香絵の見ていた方向を見て見ます
築山まお : 「隊長落ちないでくださいね」
早川えすと : 「あ、男子が着替え中」
山城香絵 : 「んなわけあるかー」木を蹴ります
早川えすと : 白兵13なので防御できてるなぁ
山城香絵 : なんてこった!
築山まお : 「…じゃあ何してたの?」
山城香絵 : 「まあなんというか。うん。あはは」
早川えすと : 「……あー、なんかさあの人、香絵の同人誌に出てくる人に似てなくない?」
山城香絵 : 「ちょー気のせい! 絶対気のせい!」
山城香絵 : 「それは門外不出だったはず! あ……」
早川えすと : 築山さんに望遠鏡を貸します
築山まお : 受け取ります
築山まお : 「…香絵ちゃんがよく”もえ”って言ってる人?」
早川えすと : 「ふーん……」(笑顔)
山城香絵 : 「ちっ、がーう!」
早川えすと : 「わかった、わかった」
山城香絵 : 「ちょ、全然信じてないでしょう!?」
築山まお : 「そういえば見たことあるようなクラスの人たちがいました」(報告)
早川えすと : 「ナイス報告」
坂木謡 : 「よし、じゃあわたし用あるから。これで」(といって消えます

焦る山城。消える坂木。そして山城囲んで面白がる面々。
かくして、そろそろ行動宣言に移る事となった。

SD : では、山城さんが宣言でー
山城香絵 : 行動宣言:かのようなロールプレイによって山城のバレバレっぽい恋心とそれに絡む隊員を表現します
山城香絵 : 前提変換はこれまでのロールプレイで(ぉぃ
早川えすと : 前程変換:ノリノリの早川、必死でごまかす山城
SD : OK。難易度は10。
早川えすと : よーし
築山まお : 減った(笑)
SD : 成功要素いこうか
早川えすと : 一人4個までねー
早川えすと : 【上目遣い】で、みんなをこのどうでもいい作戦に誘います。【考えるより先に行動する】面白そうだからやった、反省はしていない【ミーハー】恋愛事には敏感だ!【人に合わせるのがうまい】みんなを乗せて回ります
SD : 【考えるより先に行動する】【ミーハー】は、通った
山城香絵 : 同人作家暴露によって【死にかけた過去】がありました。もうそんな恥ずかしい思いはしたくないと必死に逃げました。
【背が高い】ので逃げて木に登るのも易々です。落ちたけど。
SD : 【死にかけた過去】は通った。恥ずか死の思いでは辛そうだねぇ
築山まお : 【無垢な笑顔】と【美声】でこの件に関しては引っ込み思案のように見える山城さんを励まし、【がんばり屋】なので友人の恋心が成就するようにがんばろうと決意します
SD : 築山さんのは3つ通った
築山まお : 今6つ
早川えすと : 後4個
光山 真夕 : 【野良猫(犬)を拾うクセがある】山城探すのに犬猫の情報網を使いました【実は8歳】自分の知らない恋愛というものに興味津々です【模造記憶の矛盾に気が付いている】自分の知らない恋愛というものに興味津々です【餌付け】山城探すのに犬猫の情報網を使いました
SD : 実は8歳と、模造記憶~ が通った
築山まお : おー
早川えすと : 後二つ
山城香絵 : 死にかけた過去が反映されて、【感情を押し殺している】ようです。恋心という感情を。ばれてますが!
SD : どうみても押し殺せてなかったので通らないw
早川えすと : そりゃそうだ
山城香絵 : #通らなくても出さなくてはならなかったのですよ!(爆)
坂木謡 : 【かわいいもの好き】あわあわしてる香絵に興味を持ってます
坂木謡 : 【料理上手】ロールより香絵宅でご飯作ってます
SD : 坂木さんのも二つ通った

山城のあまりにバレバレな行動に皆興味津々。好きな人をネタに同人誌を書くのはある意味勇者ではあるが、それはさておき山城は同人誌で恥ずか死をした過去があるのでこれ以上いじられたくなくて必死で誤魔化そうとするが、無理のようである。
果たして、山城の恋心の行方はどうなってしまうのか……?
そうこうしている間に次のM*が掲示された。

M*2:恋を成就させるように作戦を立て行動する(本人はいやがる):難易度80:制限時間(2時間):ターンピリオド2時間:前提は一般的学兵:抽出条件は割と自由

早川えすと : 「それでは作戦会議を開始します」
山城香絵 : 「何の!?」
光山 真夕 : 「はいっ!」
築山まお : 「うん 香絵ちゃん頑張ろうね」
早川えすと : 「あれ、坂木さんは?」
築山まお : 「そう言えばいませんね」
光山 真夕 : 「む…この緊要な時期に…」
早川えすと : <ぴんぽんぱんぽん>
早川えすと : 「えー坂木さん、坂木さん会議室まできてねー」
山城香絵 : 「職権濫用-!?」
早川えすと : 「これでよし」
早川えすと : <ぴんぽんぱんぽん>
築山まお : 「後で伝達しましょうか」
早川えすと : 「じゃ、居ない間にだけど話を進めるわ」

一方坂木は。

坂木謡 : (鼻歌歌いながら夕飯の買い物中

……夕飯の買い出しに行っていた。
まさか彼女のこの家庭的な性格が後々に仇となるとは誰が想像したであろうか……。

光山 真夕 : 黒板の前で書き込みの準備をします
早川えすと : 「黒板にコレ書いて」>真夕さん
光山 真夕 : 「はい(完璧な気を付けのまま)」
早川えすと : 【山城さんの恋全力支援対策会議】
光山 真夕 : 「……【山城さんの恋全力支援対策会議】…」>力強い筆跡
山城香絵 : 「まてーっ!」
山城香絵 : と止めようとしているのだけれど山城は誰かの陰謀で椅子に縄でくくりつけられているのでした。(ぇ
築山まお : 拍手
早川えすと : 「よし、みんなまずは意見をだしてみて、どうすればいいか考えましょう!」
山城香絵 : 「どうもするなーっ。ほっとけー!」
光山 真夕 : 「はい! 発言を申請致します!」
早川えすと : 「はい、それでは真夕くん」
光山 真夕 : 「はっ! まずは敵がいなくては戦闘になり得ません。敵の特定が最重要であると考えます!」
築山まお : 「同感です」
山城香絵 : 「やーめーてー(がっくりうなだれた)」
早川えすと : 「それは、まおちゃんに任せるわ、知り合いに頼んでうまくつれてきて!」
光山 真夕 : 黒板の左上に『敵』と書き出します
光山 真夕 : その下に『担当:築山』と書き込みます
築山まお : 「写真を借りてきました」
早川えすと : 「よろしい!」
築山まお : 「香絵ちゃんこの人?」と指さして見せます
築山まお : #人間嘘発見器です
山城香絵 : にっこり笑って表情を固めたまま沈黙します。ああ、仮面のような笑顔……。
早川えすと : 「で、名前は?」
山城香絵 : #じゃあ東恭一さんとか……
光山 真夕 : #あははw
早川えすと : #てひどく振ってくれそうだ!

SDの名前と酷似しているのは気にしてはいけない。

築山まお : 「東山恭一さんです」
光山 真夕 : 『東山恭一(山城動揺)』と敵の左側に書き込みます
築山まお : 「…香絵ちゃんは動揺しています」
早川えすと : 「なるほど」
早川えすと : 「趣味とかわかる?」
築山まお : 「そこまでは」(首を振ります)
山城香絵 : r:ぐらぐらゆれてます
早川えすと : 「ふーむ、そうねぇ」
早川えすと : 「ちょうど、休暇中だしまずはデートに誘うあたりからはじめてみたらどうかしら? グループ交際よ」
山城香絵 : 「まって。なんでデートとか、デートとかっ!?」
光山 真夕 : 「……『任務:デート』『グループ交際』」
築山まお : 「えっとじゃあ 合同野外訓練とかどうでしょうか」
築山まお : 「公園で!」
光山 真夕 : 「…『作戦地域:公園』『名目:合同野外訓練』」
早川えすと : 「どうせなら、ぷーるにしようよ!」
山城香絵 : 「ちょぉーっとぉー!?@@」
山城香絵 : ああ、悲鳴が虚しい……
早川えすと : 「大丈夫おねぇさんに任せて!」(12歳です)
山城香絵 : 「私より年下じゃない!?」
早川えすと : 「えっへん」
築山まお : (ちらっと 隊長自分が行きたいんじゃないかという考えが頭の隅をよぎりますが無視します)
光山 真夕 : 「プールですか…そう言えば東山はレンジャー技能保有者であります」
光山 真夕 : 「第2案として『作戦地域:プール』『名目:水難救助訓練』を提案致します」
早川えすと : 「こんなこともあろうかと、水着は用意してるわよ人数分!」

アイテム欄に本当に(恥ずかしい)水着が全員分あるのが恐ろしい所である。

山城香絵 : 「だいたい私泳げないしそれにっ」(築山さんを恐ろしそうに見てみる)
築山まお : 「レンジャーなんだって 香絵ちゃん教わるといいよー」(にこにこ)
山城香絵 : 「だぁからなんで行く方向で話がすすんでるのー!」
早川えすと : 「うん、いかなくていい理由はないわね」
早川えすと : 「しかし、この人の顔どっか見覚えある感じよね」
光山 真夕 : 「(写真をのぞきこんで)性別が違うのですが…」
築山まお : 「言われてみるとちょっと坂木さんに似てますね」
光山 真夕 : 「築山さんもそう思われましたか…私も雰囲気というかよく似た印象を受けます」
山城香絵 : 「そ、そ、そんなことはないからっ」
早川えすと : 「うん」
早川えすと : 「しかし、坂木さん遅い……」

一方その頃の坂木。

坂木謡 : らららら~買い物終わって香絵宅へ……
光山 真夕 : #自宅に行ってる!?
SD : らしい(笑

今日も山城の夕飯を作りに山城宅へと向かうのであった……。

築山まお : #今日これからプール行くんでしょうか?
SD : 授業あるから、明日かもねぇ
早川えすと : #明日にしようぜ!
坂木謡 : #さすがに即日いかんだろうと(笑
光山 真夕 : #明日でw
SD : チケットの陳情もいるしね!(笑
山城香絵 : よし、誰かこんなこともあろうかとを……(なんでわざわざ)
築山まお : #陳情あるよ!
坂木謡 : 裏マもあるでよ
山城香絵 : #なんてこった!>陳情&裏マ
早川えすと : #ザ・やりたい放題!

山城を陥れ……応援する準備は万全の隊なのであった。

SD : さて、それじゃまぁ
SD : 行動宣言と、前提変換そろそろいってみましょーか
早川えすと : 了解~
早川えすと : じゃ、行動宣言早川で行ってみようかしら?
SD : ええ
SD : 早川さんがやってください。作戦立案で(笑
光山 真夕 : 「では現状まとめます

『東山恭一(山城動揺)』(レンジャー技能保有者)
『作戦地域:公園』『名目:合同野外訓練』」
「第2案として『作戦地域:プール』『名目:水難救助訓練』となっております」
築山まお : 「じゃあ香絵ちゃんのためにプールチケットをなんとかしてきます!」(調達係の面目にかけて!)
光山 真夕 : 「では、自分は東山との連絡を確保致します」
早川えすと : 行動宣言:嫌がる山城を連れて、プールでデート!
早川えすと : 前程変換:交際相手の知り合いと築山が連絡を取れるので、グループデートを申し込む
早川えすと : 前程変換:全員分の水着は用意済み(恥ずかしい)
早川えすと : 前程変換:団結してことにあたります。主に山城以外で
早川えすと : 前提変換:築山は調達係かつ陳情の絶技を取得しておりプールチケットの入手が可能である
早川えすと : 前程変換:お目当ての相手の情報はある程度入手している
早川えすと : 前程変換:恥ずかしい水着で悩殺するればイチコロYO!
SD : では、ここまでとかで
早川えすと : ドキドキ
SD : 難易度は……
SD : 40。
早川えすと : よし
築山まお : おー
山城香絵 : おおー
築山まお : 50%になりました
光山 真夕 : 限界行きましたねーw
坂木謡 : 今度は技能出せるので。ガスっと
SD : じゃ、技能からどうぞー
早川えすと : 指揮13:ノリノリでこの作戦の指揮をとります
SD : 指揮13は通った
築山まお : プールチケット入手で事務7を出しますー
SD : 事務7もOK
築山まお : このあと事務出す人は他の理由つけてくださいねー
山城香絵 : 話術7でなんとか止めようとします。
光山 真夕 : 
光山 真夕 : 止めるんだw
SD : 話術7は、通るが、止まらなかった……
築山まお : 通った(笑)
早川えすと : そりゃそうだ
早川えすと : (爆笑)
山城香絵 : こっちはいやがれればいわけですから(笑)
SD : 27。
SD : 残り13ー
早川えすと : 他はー?
光山 真夕 : 家事5で水着のサイズ直しをします
坂木謡 : 事務9:訓練ってことなので休みの手続きなぞします
坂木謡 : (デートは知らない
SD : 両方とも通った

かくして、山城は必死で抵抗を試みたが、それもむなしくデートの準備が整っていく。
光山は早速相手の部隊に交渉に出掛けていった。

東山 : 「合同訓練? お前んとこと? ……(考えてる)」
東山 : 「……わかった、じゃ部隊の連中に声かけとくよ」
光山 真夕 : 「はっ!」
光山 真夕 : 「お心遣い痛み入ります!」
光山 真夕 : 完璧な敬礼を>東山
SD : 苦笑いしながら敬礼で返してくれる
早川えすと : 教室で報告を待ってます
光山 真夕 : 「隊長! 先方への参加の了承取り付けました!」
早川えすと : 「よくやったわ!」
築山まお : 「こちらも無事に入手できそうですー」
光山 真夕 : 「同じ部隊員にも話をして頂けるとのことです」
山城香絵 : 「あああー(この世の終わりみたいな顔している)」
早川えすと : 「みんな、明日は頑張るわよ!」
築山まお : 「了解です!」
光山 真夕 : 「はっ! この光山全力を持って当たらせて頂きます!」
山城香絵 : 「やーめーてー!」=□○_

ああ、山城の叫びが虚しく響く。
明日は決戦。デートである。

2.決戦、プールデート!! ……のそのはずが

SD : 翌日……
早川えすと : 「うん、いい天気だわ」
光山 真夕 : 「はっ! 絶好の訓練日和であります」
SD : #室内プールなので天気はあまり重要ではないのだが(笑
光山 真夕 : #気分の問題でw
早川えすと : 「全員てんこー」
光山 真夕 : 「1!」
築山まお : 「2」
坂木謡 : 「3」
早川えすと : 「よし、全員居るわね!」
山城香絵 : どっかの隅に隠れています。
築山まお : え、(笑)
早川えすと : え、捕まってるよ(笑)
山城香絵 : ひどす!
早川えすと : 山城は、昨日に続いて縄で……
山城香絵 : 「ううー」ぐったりとうなだれている。
築山まお : 腰縄?!
光山 真夕 : なんとw
早川えすと : ああ、プールに入るときもこんな感じなんだろうか
早川えすと : なんてマニアックな……

全くである。

築山まお : 「がんばれ香絵ちゃん」
坂木謡 : (何で訓練でこんな派手な水着なんだろ??
光山 真夕 : (備品不足で仕方ないのだ)>坂木
早川えすと : 「いーからいーから~」>坂木さん
山城香絵 : 「もう駄目だもう終わりだあああああー……ぴし」(あ、何かが割れた)
SD : 壊れたようだ。ははは
築山まお : 「気楽にいこー」
山城香絵 : 「ええ、そうねー(棒読み)」すっごい笑顔です。なんかいろいろと抜け落ちているみたいです。
早川えすと : さて、お相手はと……
SD : さて、プールサイドで点呼をしていると、まぁお相手の分隊もくるよ
SD : さすがに健全な水着ですが。
早川えすと : 「あ、いらっしゃったわ!」
光山 真夕 : 「む…」
早川えすと : 「全員、敬礼!」
築山まお : ぴしーとします
山城香絵 : かくかくした動作で敬礼しました
坂木謡 : さっと敬礼
光山 真夕 : 「びしぃ!(完璧な敬礼」
SD : あちらの後ろの連中がちょっと騒ぎになってる気も、しなくもないが

ロリペタ隊長を筆頭に、何のプレイか分からない縛られた少女、ナイスバディーなぽややん、中性的な少女っぽい人(+筋肉隆々な男性)が恥ずかしい水着を着ていたらそりゃ年頃の男性陣には目の毒である。

東山 : 「……今日は合同訓練……ということで、よろしくお願いします」
早川えすと : 「隊長の早川です! よろしくお願いしますね」
東山 : 「(さすがに早川隊長がこの水着は5年早いんじゃないかなぁ)」
SD : とか思ってるとか思ってないとかあるが、さておき
早川えすと : 「……何か?」
東山 : 「いえ? それでは準備体操から始めましょうか」
築山まお : (なんだか胸が強調されてるのでTシャツを上から着ています)
光山 真夕 : 「(完璧な気を付けのまま)急な依頼に応えて頂き誠にありがとうございます」

とりあえず、当初の目的である山城と東山を接近させるべく交渉に出た。

早川えすと : 「実はウチの部隊かなづちな子が居るんです。東山さんが得意と聞いていますので是非マンツーマンで指導のほうよろしくお願いします!」
東山 : 「はぁ。まぁ、練習しましょう」
早川えすと : 「今日も、嫌がってからむりやりこうして……(ニヤリ)」
山城香絵 : 「(すごい笑顔)」
築山まお : 「よろしくお願いします」(にこっと香絵ちゃんを押し出します)
光山 真夕 : 「よろしくお願い致します」
SD : 東山は何か勘違いした気もする。

そりゃ縛られてる子を見たら勘違いもするであろう。

山城香絵 : ああ、目の焦点が明後日だ……。
光山 真夕 : 「(山城を見て)そこまで嬉しいとは…」
光山 真夕 : 「昨日夜なべした甲斐があった!(拳を握る)」
SD : ということで、水に顔つけるところから練習を……
山城香絵 : あ、沈んだ
早川えすと : 「あ」
早川えすと : 助けないよ、もちろん!
築山まお : 「わー 頑張れ香絵ちゃん!」(応援の方向が違う方に)
SD : 引き上げてもらえる
山城香絵 : 「げほげほがふがはっ」とか言いながらしがみつきます。
坂木謡 : (心配そうに見てます
早川えすと : よーし、ナイスポジション
光山 真夕 : 天を仰いで涙にむせびます>拳を握ったまま
東山 : 「ちゃんとプールの縁をつかんで顔だけつけてくださいね」

山城香絵 : 「は、はい……え、あ、わっあっ!?」(近づきすぎたことに気付いたらしく、慌てて離れようとしてまた沈んだ)
山城香絵 : ぶくぶく……しーん
早川えすと : 「いまだ―――!」(多目的結晶に呼びかける)
SD : 東山に抱きかかえられてプールから出されてしまうね
東山 : 「あっちの子供用プールにしましょう」
山城香絵 : 「は、はい……」くらくら
早川えすと : 「うわー、うわー」
築山まお : 「(おおー)」
築山まお : 「(つーしょっとですたいちょー)」
早川えすと : (もう釘付け)
光山 真夕 : 天を仰いで涙にむせびます>拳を握ったまま
SD : だが、これが悲劇の始まりだとは(違

何かフラグが立っている……。

早川えすと : 「(じ――――――)」
山城香絵 : 子供用プールでまた沈んだり助けられたりまた離れて沈みそうになってぶつかったりあわわわな事になっています。
築山まお : 「えと、じゃあ私たちも泳ぎましょうか」
光山 真夕 : 「では、こちらでも訓練を行いましょう隊長」
早川えすと : 「そろそろ、タイミングよね」
築山まお : 「…隊長?」
早川えすと : 「こーくはく、こーくはく、こーくはく」
SD : 多目的結晶であおってるのか(笑
早川えすと : 多目的結晶に向かって延々イイ続ける
光山 真夕 : #うわぁw
築山まお : 「え、いきなり告白だなんてそんな大胆な」(赤くなる)
光山 真夕 : 「むぅ…こーくはくとは一体どの様な泳法なのだろうか…」
坂木謡 : 「こくはく?????」
坂木謡 : (なにいってんだろう? 隊長……???)
SD : 他の隊員は早川の行動をみて、なんか察しているらしい
早川えすと : 「ほら、彼の顔は目の前よ!」
SD : 東山はとりあえず、おぼれそうになったら面倒みているが……
山城香絵 : 「ちょ、ばか、な、何をってわぁ」ぶぐぶく
山城香絵 : 早川へ言うはずの文句がいろいろと口から滑って出てしまいます。
山城香絵 : 「そ、そんなわけ無いでしょう! ひ、わ、わぁーっ!」

山城が面白い事になっている間に、東山の隊の人達に話を伺いに行く事となった。

築山まお : 「あ、えっと……あの、東山さんて……その…どなたかおつきあいされてる方とかいらっしゃるんでしょうか…?」
隊員 : 「あー……えーと……」
光山 真夕 : #他の隊員に北川、南里、西村、中峯がいます
北川 : 「好きな人はいるらしいんですが……」
南里 : 「いや、それいうと、おれらコロされるし」
築山まお : 「え、いらっしゃるんですか? わー」(残念そう)
西村 : 「いや、いいんじゃね?(ニヤニヤ」
中峯 : 「…(何かいおうとしてやめた)」
光山 真夕 : 「む…好きな人…しかし…むむ?」
築山まお : 香絵ちゃんたちのほうと隊長のほうを交互に見比べます
早川えすと : (はよ、こくはく―――とか言ってます)
山城香絵 : 「だから違うっ、莫迦っ!」とか言いました。
SD : 東山は困惑だねぇ
東山 : 「水泳、したくないならやめますか?」
山城香絵 : 「あ、いや、そうじゃないの! そうじゃなくて……」
山城香絵 : 目が潤み始める。顔をうつむけた。
早川えすと : 「(キラーン)」
光山 真夕 : 「いや…これはしかし…重要な問題な気が」
築山まお : 「あう…」
山城香絵 : 「今のは隊長が邪魔してだから……ううー」
東山 : 「泣くほどいやなら先にいってくだされば」
山城香絵 : 「違うの! そうじゃなくてっ」
山城香絵 : かーっと赤くなったらさーっと青くなったり
山城香絵 : 「そうじゃなくて……」
光山 真夕 : 「隊長駄目です…自分は見てるだけで…胃が…」
坂木謡 : 「え~と……直球で聞くけど……あの子に告白させようとしてるの??」
築山まお : 「そ、そうなの」(こくこく)>坂木
坂木謡 : 「なんで?」

坂木、作戦会議にいなかったから一人だけ状況を全く理解していない。

東山 : 「……私は早川隊長のように、貴方の趣味にあった訓練もできないですし」
築山まお : #いや縄はいいから!
光山 真夕 : #縄が趣味だと思われている!
SD : #そりゃ誰でも思うだろ!
早川えすと : #だよねー

早川、縄のせいで明らかに勘違いされている……。
そして坂木、築山との問答に「???」と疑問を隠せていない。どうも込み入った事情がありそうである。

山城香絵 : 「す、す……すぅー……」(あ、声が小さくなった)
山城香絵 : 「違うから! 縄は違うの! あれは隊長の陰謀で!」
SD : 東山は信じられないという顔をしている
山城香絵 : あ、ぼろぼろ泣き出した。
築山まお : 「え、だって… 香絵ちゃん東山さんのこと…」
坂木謡 : 「だからなんでそう思ったの?」
築山まお : 「え、昨日からいろいろと わ、わあー 香絵ちゃん!」
光山 真夕 : 「山城……」
築山まお : 「坂木さん今まで気がつかなかった?」
早川えすと : 「もう、憧れの人なんでしょ! もっと勇気だしなさいよ!」
早川えすと : (普通に声で言いました)
東山 : 「え?」
山城香絵 : 「ち、ちがっ……あっ」
山城香絵 : 「そ、その……」
坂木謡 : 「気が付くも何も……」
坂木謡 : 「あ……!!」
築山まお : 「いっつも見てたし…」
坂木謡 : 「……あの子の本見た?」
光山 真夕 : 「た、隊長」
東山 : 「(おい、憲兵。いや北川。彼女は男性と同棲中じゃなかったのか)」
北川 : 「~♪(泳いでいて聞こえない聞こえない)」

どうも双方に勘違いがある様子。
坂木と築山の会話は尚も続く。

築山まお : 「ううん、知らない」
坂木謡 : 「まさかなあ……そんなオチなの……?」(む~ん
築山まお : 「オチってなに?」
坂木謡 : 「今気付いたんだけどさ……」
坂木謡 : 「あの東山さん私に似てない?」

ああ、勘違いは続く……。
東山はとうとう早川に進言し始めた。

東山 : 「うううん、えへん。あーあー。早川隊長、えー、山城さんのは気の迷いではないかと……」
東山 : 「うちの情報担当から、山城さんはすでにおつきあいされてる男性がいらっしゃると……」
山城香絵 : 「え、えーっ!?」
早川えすと : 「………」

何故そうなる。
慌てる山城。見守る隊員。

山城香絵 : 「そ、そんなこと、そんなことないです! わ、私はあなたがっ!」
光山 真夕 : 天を仰いで涙にむせびます>拳を握ったまま
早川えすと : 「どゆこと?」
築山まお : 「(わぁ、がんばれ 香絵ちゃん!)」
山城香絵 : 「あ、あ、うー……」
山城香絵 : 「す、」
東山 : 「うちの隊員が私がなんか女性の家から出てきたので、追跡したらしいんですが……別人だった、という笑い話がありまして」
築山まお : 「す! え」
東山 : 「たしか、そのときお相手がこちらの山城さんだったとか……」
坂木謡 : 「それ。わたし」
早川えすと : 「????」
築山まお : 「え、いや、でもほら、香絵ちゃんは東山さんが好きなんでしょ」
築山まお : (言っちゃいました)
早川えすと : (なんか、よく分からなくて回りを見ます)
SD : というか、君ら移動してないがな(笑
光山 真夕 : #そうでした
築山まお : さっきから駆け寄ろうとしてタイミングを(笑)
山城香絵 : 「違います! それ絶対に違います!」
東山 : 「その男性に失礼ですし、聞かなかった事に。」
東山 : 「喧嘩されたとかなのかもしれませんが、お互い同士で理解しあってください」
山城香絵 : 「違いますっ。私はあなたが好きなんですっ。あああーうー」
山城香絵 : 沈みました
光山 真夕 : 「隊長…」
山城香絵 : あ、浮かんでこない
築山まお : 「ちょ、香絵ちゃん!」子供用プールに足から飛び込んで水をかきわけてかけよります
光山 真夕 : 「申し訳ない…待機とのことでしたが! 命令違反致します!」

何と言う悲劇。
坂木と東山はよく似ていて、しかも坂木は中性的な人物だ。それ故に坂木が普段山城にご飯を作りに行っているのを男と同棲していると東山の隊の人に誤解され、それがそのまま東山に伝わっていたのだった。
ショックのあまりに溺れた山城を築山と光山が慌てて回収し、一同はロッカールームでショックを受ける山城を慰める事となった。

3.所詮男と言うモノは

SD : ロッカールーム。
SD : 築山と光山に助けられたところだ
山城香絵 : 死んだような顔をしています
山城香絵 : 「フフフ……」
築山まお : 「わーん 香絵ちゃんしっかりー」
山城香絵 : 「大丈夫、私は無事よ。五体満足なのよー。昨日から食欲無くてあんまり何も食べてないけど大丈夫なのー」
山城香絵 : ぐらぐら
SD : どうみてもダメな状態です
山城香絵 : 「あー、これはゆめー」
山城香絵 : 「ゆめー、ゆめー」
早川えすと : 「はー、なに、つまり勘違いに勘違いってこと?」
光山 真夕 : 「山城…」
坂木謡 : 「だから私ご飯作るっていったのに、昨日家にいないんだもん……」
坂木謡 : 「行ったら留守だし、帰ってこないし」
山城香絵 : #たぶん翌朝川でおぼれていたのを保護されてやってきたのですよ(ぇ
光山 真夕 : 「隊長…山城さんをよろしくお願い致します。自分は先方に謝罪と釈明に行って参ります」
早川えすと : 「ふ、なーに言ってるの」
早川えすと : 「私の仕事よ」
光山 真夕 : 「はっ! 出過ぎました」
早川えすと : (真夕の頭をぽんぽんと叩きます)
築山まお : 「隊長、香絵ちゃんのことうまいこと説明してあげてくださいー このままじゃー」
築山まお : 「香絵ちゃん死んでも死にきれませんー」
山城香絵 : 「ああ、そういえば坂木さんのご飯が食べたいなぁ……(あ、目が昨日に戻ってる)」
坂木謡 : 「え~と、色々聞いた結果からいくと……」
坂木謡 : 「あの東山さんが私と似てて、あの人が香絵のとこにかよってるって噂が立って」
坂木謡 : 「で、噂聞きつけてあの人に声かけて告白させようとした、と」
築山まお : 「噂とはべつだよ?」
早川えすと : 「まぁ、なんにしても誤解は解かないとね」
SD : 問い詰めの原因は、その噂、だねぇ
SD : 光山が、猫から仕入れてきた……
築山まお : 「……えっとでも。通ってたら(赤くなる)告白いらないよね」
築山まお : 「あれ?」
坂木謡 : 「だよね?」
山城香絵 : 「……ふっ」
山城香絵 : 「仕方なかったのよ」
築山まお : 香絵ちゃんを見ます
光山 真夕 : 「……?」>不思議そうな顔
山城香絵 : 「全ては食事を受け入れてしまった私がいけなかったのよ」
山城香絵 : 「いくら似てるからって。手料理気分ーなんて思えて浮かれてたのが間違ってたのよ」
SD : 吹っ切りはじめたらしい
築山まお : 香絵ちゃんを悲しい目で見ます(同調しつつ)
早川えすと : 「さてと、それじゃ、ちょっと行って来るわ」
坂木謡 : (てか、そんな男に見えるかなあ……と別方向で凹む
山城香絵 : 「もう、終わったわ……」(晴れやかな笑顔)
山城香絵 : 「所詮本物は駄目なのよっ!」(きぱっ)
築山まお : 「わーん 香絵ちゃんー」(むぎゅー)

山城が何かに目覚めそうな一方その頃。
早川は男子用ロッカールームの前に立っていた。

SD : なんか馬鹿笑いしてる
SD : 「北川、おまえなぁ!」とかまぁ、なんか聞こえる
光山 真夕 : #やばい女子のロッカールームに私いた!?
早川えすと : 8歳だ
築山まお : #運んでもらったんでどんまい!
早川えすと : 気にするな!
SD : #ええ。まぁ、人いないんで、他の子がOKだしてればもんだいない
坂木謡 : まだきがえてないからOK
光山 真夕 : #と言うことでそそくさと男子ロッカーに移動しても良いでしょうかTT
SD : どうぞ(笑
光山 真夕 : #8歳だけど年令固定なのTT
SD : 身体は大人、心は子供!
光山 真夕 : #最も駄目な社会人!!
早川えすと : 「男子ロッカーに入るのはちょっと恥ずかしいわね」
早川えすと : (すこし話し声を聞きます)
山城香絵 : じゃあ光山と一緒に入れば……
早川えすと : いやいや
山城香絵 : あー、そうか
光山 真夕 : 「失礼致します!」>東山さん達
早川えすと : あ――――(笑)
築山まお : あ、入っちゃった(笑)
山城香絵 : いやむしろ正解かも知れない(笑)
光山 真夕 : 
SD : 入り口で立ち止まってる早川の後ろからどーんと(笑
築山まお : 後ろから(笑)
早川えすと : 「へ」
光山 真夕 : 「あ…」
光山 真夕 : 「隊長なぜそこに!?」
光山 真夕 : >隊長どーん
SD : 「きゃー」とかはないが、まぁ「痴少女よー」とか、もとから調子の軽い北川あたりが冷やかしてる

ああ、男共が女の目線を気にせずくつろいでいる空間の空気が変わる。
そこにはもちろん、男共の裸体が並んでいたわけである。

早川えすと : 「いたー」
SD : 腰にあわててバスタオル巻いたり酷い有様だが気にするなみたいな。
光山 真夕 : 「はい! いえ…申し訳ありません、しかし」
早川えすと : 「………ぞうさん」
築山まお : #た、たいちょ―――
光山 真夕 : 「ぞ、ぞうさ!?」
築山まお : #床のタイル目を数えてくださいっ!

そりゃあいくら幼いと言えどもうら若き乙女が言ってはならんセリフである。

光山 真夕 : 「先方に謝罪と…」
早川えすと : 「え、えとしつれいしま―――す!」
早川えすと : 早川逃走
光山 真夕 : 「た、隊長!?」
SD : あ、逃げた(笑
早川えすと : さ、残った真夕さんに頑張ってもらおう!
光山 真夕 : #なんだってー
築山まお : #何しに行ったんだw
山城香絵 : #あはは
光山 真夕 : #落ちを付けるつもりがTT
SD : すでにオチがついた気もするが
SD : まぁ、もう一声
光山 真夕 : 「申し訳ありません! 正式な謝罪は後日改めて! た、隊長は混乱の極みのようでありまして!」
光山 真夕 : 「ぞうさん等と口走る始末…」
SD : なぜかみんな遠い目をした
光山 真夕 : 「本来ならば有能な指揮官なのでありますが!」
光山 真夕 : 「築山も坂木も有能であります」
光山 真夕 : 「ただ今回は山城と東山さんを!」
光山 真夕 : 「あ!?」
光山 真夕 : 「その…」
東山 : 「あー……」
光山 真夕 : 「もしよろしければ、日を改めて山城と会って頂けませんでしょうか!」>東山さん
東山 : 「いや、うん。顔合わせづらいだろうし」
東山 : 「……自分の心だましてつきあうのもよくないと、思うんだ」
早川えすと : ざぶーん(早川がプールに飛び込んだあと)
早川えすと : 「☆■○$$$~~~~~!?」
山城香絵 : 「所詮本物は駄目なのよっ!」とかいう声がどこかで響いた。
坂木謡 : 「おとこにみえるかなあ……(べこ~ん」
築山まお : 「かえちゃ~~ん」(一緒になってへこむ)

女性陣全員でらへこみな上、誤解は全く解けていない。
そこでSDから最後のM*が掲示される。

M*3:恋い破れ、楽しいオチをつける:難易度80:制限時間(2時間):ターンピリオド2時間:前提は一般的学兵:抽出条件は自由

SD : じゃ、提出は早川さんでー
築山まお : 「…香絵ちゃん 帰りになにか甘いもの食べにいこ」
山城香絵 : 「そうね。あ、坂木さん、このさいだから今日は派手にやりましょう(笑顔)」
築山まお : 香絵ちゃんが楽しくなるように 二次元の世界に…
山城香絵 : じゃあ二次会でやけになって自宅カラオケでもしましょうか。そして二次元とか本物は駄目とか想像は素晴らしいとか熱く語ります。
早川えすと : お、それいいなぁ
光山 真夕 : 賛成w
早川えすと : よし、じゃぁここはもう任せてもらうよ
築山まお : はーい
山城香絵 : がんばってー
光山 真夕 : おねがいしますw
築山まお : #カラオケならまかせて! ていうか歌姫だったよ!
早川えすと : 行動宣言:山城の同人誌のレベルが上がった
SD : ぶはっ
山城香絵 : (笑顔)
光山 真夕 : 
築山まお : あがった、ですか?
早川えすと : 前程変換:そのご、山城の描いた同人誌は今回のプールでの一件を経て男性の描写がうまくなったという
光山 真夕 : 前提変換:心理描写が一皮剥けた
早川えすと : 前程変換:細部の描写について早川がしっかりレポートした
光山 真夕 : #どこの!w
築山まお : #つっこんじゃだめだ!
山城香絵 : 前提変換:リアルを吹っ切った
早川えすと : 前程変換:意外と女同士もありかもしれないと思った
光山 真夕 : #くぅさすがの誘い受けです!>ソニャさん
築山まお : じゃあ 協力すればいいんですか…?
山城香絵 : たぶん……>協力すれば
築山まお : #わかった アニソンを熱唱して盛り上げる
早川えすと : そうそう、みんなで彼女に協力するんだ!>前程変換
坂木謡 : 男だと思われるのもシャクなので今まで以上に家事に熱入れます
坂木謡 : (で、サポート
早川えすと : 前程変換:坂木が男っぽかったことが招いた悲劇であった
山城香絵 : 前提変換:みんなで歌って笑っての二次会で何かが一つになった。何かを失った気もする。
築山まお : 前提変換:築山は香絵ちゃんが楽しく同人できるように励ましつつできることで手伝うことを決意した
築山まお : 「うん、香絵ちゃんは香絵ちゃんの思う道をがんばって!」
山城香絵 : 「ええっ、がんばるわ!」(すでにいろいろ遠く゜)
光山 真夕 : #前提変換:二次元の恋愛が至上であると間違った認識をした
早川えすと : 前程変換:男っ気が遠のいた気がする
築山まお : #ほんとにひどいですこれは(笑)
SD : 酷いわー(笑
光山 真夕 : 「本物の恋愛は傷つけ合う…共闘すべき仲間が傷つくのは…やはり2次元の恋愛が平和にして至上なのですね!」>山城
築山まお : #光山さんの悟りが… すごい

光山8歳(成体クローン)、洗脳完了。

SD : いいかな?(笑
築山まお : はいー
山城香絵 : はい
早川えすと : はい
光山 真夕 : はーい
SD : あまりの酷さに同情しつつ40まで下げよう
早川えすと : よーし
築山まお : よーし(腕まくり)
SD : 抽出は正直事前にはだせないので、
光山 真夕 : #えーw
SD : 技能は理由つけてゴー
早川えすと : 一発勝負ね
早川えすと : 話術13:山城に情報提供します、細部について!
SD : 50%だ!(笑
光山 真夕 : #絶対狙ってた!w
早川えすと : ちぃ
SD : 
山城香絵 : 話術7:いかに本物は駄目か、二次元はっ! 想像は! どれほどに、どれほどに素晴らしいか語り尽くしていろいろ吹っ切りました。
SD : 山城はそのまま通そう。あまりにも……ええ。
SD : 14
光山 真夕 : 同調5>山城に感化されます
SD : 同調5はいいね。ロールもしてたし。
SD : 19
築山まお : 歌唱7:徹夜の修羅場のおともにアニソンを歌って録音してプレゼントします
築山まお : 「もってっけー♪」
SD : カラオケにいくっていってたから、歌唱も通そう
SD : 26
築山まお : 「香絵ちゃんのおかげでアニソン覚えたよー」
山城香絵 : ますます本物じゃないことは素晴らしいと香絵は思いました
坂木謡 : 家事9:香絵宅の家事一手に引き受けて創作に専念させます。女の子っぽいことあぴーる……orz
SD : 家事9も……アピールかはまぁさておき。
SD : 35
SD : 残り5
SD : 成功要素、レッツゴー
早川えすと : 一人2個まで
光山 真夕 : 【実は8歳】山城に感化されちゃいました【模造記憶の矛盾に気が付いている】山城に感化されちゃいました
築山まお : 【美声】でふきこんだテープをプレゼントしつつ【がんばり屋】なので香絵ちゃんの好きな他のアニソンも覚えてときどき(テープを)増やしてあげます
早川えすと : 【考えるより先に行動する】山城にいい同人誌を描いて貰うべく見たことを正直に話します【ミーハー】いろいろ興奮したことを話のネタにします
山城香絵 : 【死にかけた過去】また増えたこの死ぬほど恥ずかしい過去。その全てを【カラオケ】で一緒に歌ってふっきります。
山城香絵 : #ひとはひどいいたみとくるしみのはてにせいちょうするのです(笑顔)
SD : 全部出てからにしよう
築山まお : #増えた(爆笑)
坂木遥 : 【ボーイッシュ】&【異性に見える】かいがいしく世話してるので男がいると勘違いしてさらに香絵の男ッ気が遠のき、二次に専念できます
SD : ということで、ここまで。
SD : 全員全部通った。
早川えすと : げらげらげら
築山まお : やり通しました!
山城香絵 : あはははは
光山 真夕 : 
SD : えーと、順を追うと
SD : 築山と山城はカラオケで大盛り上がりをし、
SD : 後日、光山はその山城の言動に感化され2次元に目覚め
SD : 創作活動中の山城に、早川はとうとうと自分が見たモノについて語り
早川えすと : 「でね、でね、男のコってね………」(なんかいろんなところで話しまわって)
SD : 坂木のおかげで、ますます山城からは浮ついた話がなくなった、と
SD : ……なんて酷い(天を仰ぐ

こうして、失恋により完全に三次元への未練を断ち切った山城は、大手壁サークルへの道を駆け上がり始めた。それが幸か不幸かは後の歴史が決める事である。ちなみに後日、築山に東山が付き合って下さいと言う話が浮上したが、それはまた、別の話。

<了>

/リザルト

根源力:500

常春大惨事従軍章(発言力+500)
初陣勲章(発言力+500)(初参加者のみ)
手作り勲章(発言力+300)(対象:山城香絵)

スタンプ:常春

(リプレイ製作 多岐川佑華)

Tag: 081012 ガンパレ ログ 常春学園 本文:多岐川佑華