/リプレイ

Aの魔法陣ガンパレード・発売記念企画”ラリーオブガンパレード”
――>常春学園 1001 玄霧卓

/概要

 このゲームはAの魔方陣ガンパレードオンラインキャンペーン ラリー・オブ・ガンパレード のシナリオ:ロードランナーを使用したセッションである

/シナリオデータ

#シナリオ 常春天国 (難易度:やさしい)
#参加条件(レギュレーション):6名以下(部下含む):合計根源力20000以下。時代は1999年。

*全部のM*達成時にもらえる勲章(スタンプ)=常春

M*1:プレイヤー一名の一日と恋心を表現し、それにからむ:難易度20:制限時間(1時間):ターンピリオド1時間:前提は一般的学兵:抽出条件は成功要素のみ

M*2:恋を成就させるように作戦を立て行動する(本人はいやがる):難易度80:制限時間(2時間):ターンピリオド2時間:前提は一般的学兵:抽出条件は割と自由

M*3:恋い破れ、楽しいオチをつける:難易度80:制限時間(2時間):ターンピリオド2時間:前提は一般的学兵:抽出条件は自由

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G道門平学学学平学平門
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M道壁壁壁壁壁壁壁壁道

敵:
なし

/登場人物(使用PC【兵科/兵科】/PL名)

PL

百百 百百【伊達者/プログラマー】/モモ
灯月珠樹【人型戦車パイロット/パイロット】/ヒヅキタマキ
高円寺 桃子【偵察兵/無線兵】/東 恭一郎
桜井 朱音【指揮官/山岳騎兵】/朱
氷室真理沙【歌姫/無線兵】/天狐

NPC

桜井 翠【技術者/事務官】/朱
教官【なし】/玄霧@SD
園田【なし】/玄霧@SD
三木【なし】/玄霧@SD

38.jpg

/本編

1.命短し恋せよ乙男

1999年熊本の3月。まだ学兵達も戦線からは遠く、学生気分が抜け切っていない頃。
百百 百百(どど ももひゃく)、乙男(オトメン)。誰が何を言おうと乙男なのである。
春もうららかなある朝、彼はある悩みを抱えていた……。

百百 百百 :「はあ……」ためいき
灯月珠樹 :「あれ、どうかしたの百百くん」
百百 百百 :「いえ、なんでもないです。おきになさらずに」
桜井 翠 :「えっと、気になるよ。なんか元気なさそうだし」
高円寺桃子 :「なんか、ここに移ってきてから、ずっとあんな調子だけど……大丈夫? 風邪?」
百百 百百 :「なんでもないですって」
氷室真理沙 :「はうー。何か浮いたお話でもないものでしょうか。たとえば…好きな人のこととかー」相変わらずダレながら
百百 百百 :「……氷室さんは好きな人はいるんですか?」

ちなみにこの部隊、百百以外は全員女子。
いわゆるゴシップと言うものに飢えていた。
当然、彼の様子がおかしい事には皆気が付いた。
皆の興味が百百に向く。

SD :おっと
SD :そこで予鈴が鳴った
SD :#ちょっとロールが長かったね。残念
SD :と、いうわけで。ケケケ
SD :我はこれよりM*からはじまるゲームの目的を記述する

M*1:プレイヤー一名の一日と恋心を表現し、それにからむ:難易度20:制限時間(1時間):ターンピリオド1時間:前提は一般的学兵:抽出条件は成功要素のみ

SD :この行動宣言はモモでいこうか。23:05までに質疑と宣言おわらせよう

現在22:55。10分と若干余裕がある。

高円寺桃子 :これまでのロールでアンニュイな百百と、それに絡んだPC達で前提はどこまで下がりますか、と
SD :まぁ、一日の表現は出来ているね。難易度10まで下げてあげよう
SD :問題は、どうやってプレイヤー一人の恋心を表現するかだ
灯月珠樹 :これまでのロールで話術の抽出率は幾つですか?   
SD :成功要素のみ、だよ?>灯月

A-DIC「ガンパレ」は学園パートと戦闘パートに分かれている。
学園パートは戦闘パートより難易度が緩いために技能を抽出しないケースが多い。

百百 百百 :#行動宣言:百百が1日中ため息をついて何か悩んでいる様子を見せます。他のPCはは心配していろいろと聞き出そうとします てな感じで良いかな
高円寺桃子 :うん。いいんじゃないかと
桜井朱音 :私もいいと思いますよ~
氷室真理沙 :どぞー>宣言
灯月珠樹 :良さそうですね>モモさん
百百 百百 :成功要素のブランクにかわいいところ:【気持ちがすぐ顔に出る】を登録してよいですか?
SD :ええ、どうぞ>百百
百百 百百 :では登録します

「Aの魔法陣」では成功要素をあえてブランクを1つ作り後で登録する事ができる。
戦闘パートだと成功要素の数の管理が大変なためにSDが止める事が多いが、学園パートだと有効な作戦である。

百百 百百 :前提変換は:ロールでよいよね
灯月珠樹 :そうですね>モモさん
SD :前提変換:ロールにより日常風景を描写済み  とかかね
百百 百百 :了解ありがとうございます。>SD
百百 百百 :一人何個まで提出だろう
SD :合計で20個までにしようか
百百 百百 :20個だからひとり4個?
氷室真理沙 :4コでよろしいかと。
高円寺桃子 :5人、部下いれて6人なので、一人3個+アルファ?
氷室真理沙 :♯あ、部下の方を失念してました。もうしわけないです
灯月珠樹 :#こちらどうにか3と押す方法はどうにか思いつきました
SD :宣言どうぞ?
百百 百百 : 行動宣言:百百が1日中ため息をついて何か悩んでいる様子を見せます。他のPCはは心配していろいろと聞き出そうとします
前提変換:ロールにより日常風景を描写済み
SD :はい、では難易度は10になった。要素で提出ドウゾ
SD :成功要素出すときは纏めて出してね。一個一個だと無限に長くなるんで(笑)
百百 百百 : 【ほれっぽい】:すぐ恋をします。まわりもそのことを知っています。
【気持ちがすぐ顔に出る】:隠していても恋心がばればれです。秘密の趣味もばればれ。
【空気を読まない】:ばれていることに気づいていおらず警戒心がありません
【秘密の趣味】:いわゆるそっちの趣味があります……
SD :百百は全部通った(笑)
桜井朱音 :朱音【人間観察】×2 百百の様子がおかしいので、委員長として問いただします
翠【まじめ】 原型に「面倒を見るのがすき」とあるので元気の無い百百にからもうとします
【しっかり者】 原型に「面倒を見るのがすき」とあるので元気の無い百百にからもうとします
氷室真理沙 : 【かわいいもの好き】級友が恋に悩む様子を見るのはキュンキュン(死語)します
【手帳】百百が教官に対し、当時どういう様子だったのか事細かに記載されています
【礼儀正しい】相手から順序良く話を聞きだします
【友人へのコンプレックス】しかしながら恋する級友に嫉妬心がわずかに顔を出します
灯月珠樹 :原型のおそろしい直感力があるので、百々の恋心に薄々見当が付き、【手加減できない】で相手の気持ちを余り考えずに、【がんばり屋】*2で懸命に聞き出そうとします
高円寺桃子 : 【常に前向き】;恋に困った仲間は助けなきゃ
【陰の努力家】:仲間は応援します!
【手鏡】:百百さん、ため息ばかりでヒドイ顔してますよ?
SD : 桜井は人間観察一つとまじめが通った。
氷室はかわいいもの好きとコンプレックスがとおるね。
灯月は頑張りや一個。
高円寺は常に前向きを通そうか
SD :ギリギリ10個だね。おめでとう
SD :みんなはため息ばかりつく百百が気になって、授業中にノートの切れ端で会話したり、休み時間に突撃取材したりした(笑) SD :平和な風景だった
高円寺桃子 :ノートの切れ端通信……微妙に懐かしい……(笑
SD :懐かしいなぁ(笑)
灯月珠樹 :教室中を駆け巡る謎のネットワーク^^
百百 百百 :#まさに学園生活

現在でなら携帯メールで回るのであろうが、この時代に携帯電話なんて高価なものを学兵が持っている訳もなく。

SD :少しロールで進めようか
百百 百百 :「はあ……恋って……なんだろう」(ひとりごと)
SD :時間は流れて昼休み。百百は質問攻めにあっている、としよう
灯月珠樹 :M2は恋を成就させるように作戦を立て行動する(本人はいやがる)ですから、そこらへんで行きましょうか

女子とは恋に敏感なもの。当然百百は質問攻めにあった。
女子の囲まれて、困惑する百百。

百百 百百 :「な、なんだよ、みんな。何でもないって。ほっといてくれよ!」
灯月珠樹 :「ねえねえ、最近百百くん様子変じゃない。絶対なんかあるって」
灯月珠樹 :今のロールは他のPCに向けたものです
氷室真理沙 :「はいはーい。突撃取材、今うわさの百百さんの恋のお相手は!? の会見場はこちらですよー」暇そうなのを誘導してつれてくる
灯月珠樹 :「わあ、それ面白そう!」氷室さんに着いて行きます
SD :#イメージとしては机くっつけて昼食の用意しながら質問攻め、ってかんじかなぁ
SD :氷室の扇動でなんかあつまってきた
百百 百百 :質問攻めにあせってノートを落とします。そこにはいまはもういないひげの教官の横顔の落書きが!
SD :アッー
桜井翠 :「えっと、このノートに書いてある人って?」
灯月珠樹 :「似顔絵上手いのねえ」>まだノンケ理解で進める
百百 百百 :「!!!」あわててひろって隠します。
氷室真理沙 :その様子を野次馬の後ろから「してやったり」な笑みを浮かべて眺めている
桜井朱音 :「え、そこまで、慌てるようなものなの?」
灯月珠樹 :慌てぶりを見て「もしか、して」
百百 百百 :「は、ははは……そ。そう? じゅ、授業中に暇だったからさ」顔を赤くしてあきらかに挙動不審
高円寺桃子 :「百百くんって……」
SD :SE:ざわ……ざわ………

集まったクラスメイト達がどよめく。
百百の恋の相手。それはこの部隊を鍛え上げた後に前線へと戻っていった教官である。(詳しい経緯は0929「貴方に愛のお守りを」東SD卓>http://nyanking.pun.jp/yadchat/log/187.htmlを参照にしていただきたい)
ちなみに教官は男である。そして、百百もまた男である。
これはつまり……。

桜井翠 :「?」
桜井朱音 :「(まさか、まさか、そういうことなの?)」
百百 百百 :「べ、べつに深い意味ないんだよ!! ほんとに!! たまたま教官のこと思い出しただけで!」
灯月珠樹 :「そう、なんだ」
SD :数人の男子学生(同じクラスのヤツ)がさっと引いた
百百 百百 :ばさっ!あわてた表紙になにかもう一冊落とします。
百百 百百 :何か男同士が抱き合っている絵が載っている雑誌だ……

百百 百百、何故か持ち物にちょっとHな本を入れている18歳・・・…。

桜井翠 :(もう一冊を拾ってみる)」
桜井翠 :「っ!?」(声にもならない)
高円寺桃子 :空気を読まずに言おう「百百くん……男色だったんだね……」
SD :周囲は最早良い感じに引いている
SD :今や周りを取り囲んでいるのは一部の「そういう趣味」に理解のある面々だけだ(笑)
百百 百百 :「いや……これは…。そう! たまたま今朝道で拾ってさ!」
百百 百百 :「や、やっぱし清掃は大切だからさ! ちょっと後で捨てようと思って拾ったんだよ!」
灯月珠樹 :「わ、わかったわ。その恋応援するわ!」決意して>なんとしてもM2に持って行くのだー
百百 百百 :「ちがう! 応援しなくていい!」
氷室真理沙 :「大丈夫です。世の中にはそういうご趣味の方も多くいらっしゃいますわ。かの甲斐の虎武田信玄公をはじめとして戦国の時代には小姓として多くの有能な方が後に出世を…」

同性愛は戦国時代の武将を始めとし、キリスト教が入ってくるまでは日本でも普通に認知されていた……などの逸話があるが、それは今はおいておいて。

SD :と、そこに
男子学生A :「しかしあれだよなー。あの教官、今日一日帰ってくるんだろ?」
男子学生B :「あー、私物を忘れたんで取りにくるんだっけ?」
男子学生A :「ぜってー嘘だよな。どうせ俺たちの様子抜き打ちでチェックするつもりなんだぜ」
男子学生B :「ははは、ちげーねー」 
SD :と、購買に焼きそばパンを買いに行った男子学生二人が話しながら帰ってきた(笑)
SD :周囲の雰囲気が変わってるのに気づいてきょとんとしてる>帰ってきた二人
灯月珠樹 :「耳寄り情報ゲットーっ」
百百 百百 :「!!!!」男子生徒たちの方をガン見します
SD :男子学生Aは仮に園田にしようか
園田 :「え、なに。なにこれ」(混乱中
氷室真理沙 :「やはりここはクラスメイトとして応援するべきです!」
SD :Bは三木としよう。園田と三木は周りのヤツに色々聞いている
桜井朱音 :「そうね、なにかしら踏ん切りをつけてほしいね」
百百 百百 :「ちょっとまて、教官は関係ない! 関係ないんだ!」
灯月珠樹 :「今日、教官、学校来るんだって」>他のPCに
高円寺桃子 :「ぐっどたいみーんぐ、ってやつね」
SD :百百、何か全てを理解した顔で三木が近づいてきた
SD :どうする?
百百 百百 :「な、なんだよ?」三木に話しかけます
三木 :「……あー。お前の好みは理解できないが、クラスメイトとして応援する。頑張れ!」
SD :といって、教官は午後の訓練が始まる頃に到着するらしい、といって逃げていった
SD :三木は遠くで男子生徒たちに勇者扱いされている(苦笑)
百百 百百 :「いや好みって何だよ! 勝手に応援するな!」
百百 百百 :「……」そして予定を聞いて急に無口になります
灯月珠樹 :ここは全員で理解を示す為に拍手をし始めます
氷室真理沙 :拍手。回りにも応援するよう促しつつ
SD :生暖かい視線と共に拍手が巻き起こった
灯月珠樹 :「みんな、一丸となって協力しよう!」
百百 百百 :「ちょっとまてお前ら! かってに一丸となるな!」

こうして昼休み。
本人の気持ちは完璧に無視されてクラスに「百百の恋を応援しよう」包囲網が完成した。
果たして、百百の恋はどう引っ掻き回さ……いやどう成就させられるのであろうか?

2.いざ燃ゆる心を恋しき人に

SD :はい、では訓練の時間です。時間は15時ごろだね
SD :各々自主訓練や仕事(整備とか)に励む中、貴方達は集まって会議をしている
SD :と、いうわけで

M*2:恋を成就させるように作戦を立て行動する(本人はいやがる):難易度80:制限時間(2時間):ターンピリオド2時間:前提は一般的学兵:抽出条件は割と自由

SD :これをやっつけようか
SD :宣言は灯月で。45分までに質疑と宣言で行こうか
灯月珠樹 :前提置換:クラスメイトの理解と協力を得ているで難易は変わりますか?
SD :かわるね。難易度-20してあげよう>灯月
SD :まぁ、隊の仲間ということで協力してくれるのと、男子達は自分の安全の為にも協力してくれる
高円寺桃子 :男子wwwww
百百 百百 :WWWW>自分の安全
灯月珠樹 :ははは。男子の協力理由が^^
氷室真理沙 :いやいや、割と切実っすよ>男子

ノンケの男子共は、自身の保身に余念がないのであった。

灯月珠樹 :うーん、どういう作戦で行きましょうか。手紙で呼び出すとか。
桜井朱音 :教官に、「会いたいと思っている生徒がいます。来ていただけませんか」と掛け合う
桜井朱音 :その間、百百を誘導する、またはどこか行かないようにとどめる
氷室真理沙 :前提変換:教官を知っているメンバーが複数おり教官のスケジュールは把握しているため、行動予測をたてやすい。 は変化しますでしょうか。
SD :さっきの前提に織り込み済みだねぇ>氷室
灯月珠樹 :前提置換:恋の相手の教官について知っているで難易は変化しますか?
SD :先ほどの変換にすでに織り込み済みです>灯月
灯月珠樹 :あと20
桜井朱音 :まぁまぁ、行動方針を決めましょう、今の状態だと何をするかわからないので
桜井朱音 :教官を百百に会いに行かせるのか、百百に教官へ会いに行かせるのか

相談の末、百百と教官を二人っきりで話せるよう、体育準備室に二人を呼び出す事に決まった。

灯月珠樹 :行動宣言:百々を体育準備室で教官と会うように説得する
SD :はい、前提は?
灯月珠樹 :前提置換:クラスメイトの理解と協力を得ている。
前提置換:教官の私物は体育準備室にあり、2人きりになれるので、説得しやすい
灯月珠樹 :以上です
SD :では、難易度は80から63になった
SD :まず技能からどうぞ
灯月珠樹 : 話術4:皆と協力して百々の説得に掛かります。
桜井朱音 :翠 話術13で説得します
SD :話術は100%で通る
SD :桜井までで17
高円寺桃子 : 無線5:無線で応援する人間どうしで連絡をとります
【常に前向き】:打ち明ける事で何か起きるとおもっているので、応援しています
【陰の努力家】:こういう裏方作業はばっちりです
SD :成功要素はあとでね>東
高円寺桃子 :はーい、すまんです。
百百 百百 :地形把握7 体育準備室には人目が届かないことを把握しているので、自分の抑えが利かなくなることを恐れていやがります
桜井朱音 :朱音 話術21で説得
SD :地形把握は……んー。まぁ、100%でいいだろう。桜井までで48
桜井朱音 :(話術オンリーも少し悲しいけど、行動宣言が説得するだからどうにも)
SD :説得するというか、作戦を立てて実行するだからねぇ。もう少し捻ればもちっと変わったかもね
SD :M*の内容ね>作戦をたてて~
灯月珠樹 :すまぬー。他にM2満たす方法思いつかなかった~
氷室真理沙 :氷室:誘導7:作戦セッティングした場所に向かうように誘導していきます
SD :誘導は100%だな。55
百百 百百 :成功要素はひとり2個ずつかな?
SD :残り要素5個を通さねばならん
SD :では、要素は57分までに出そう。全員で10個ね
灯月珠樹 :【がんばり屋】*2で、百々の恋の成就の為に懸命になります
百百 百百 : 【空気を読まない】:みんなの協力的な雰囲気に気づかずに嫌がります
【秘密の趣味】:本人は秘密のつもりなので、堂々とは行動できません
【常に前向き】:打ち明ける事で何か起きるとおもっているので、応援しています
【陰の努力家】:こういう裏方作業はばっちりです
SD : 灯月、頑張りや二つとおる。
SD :高円寺は常に前向きが通った
氷室真理沙 : 【小心者】 なので慎重に、緻密に行います
【美声】よく聞こえるいい声です。
SD : 百百、秘密の趣味が通った。
SD :氷室は美声を通そうか
桜井朱音 : 朱音
【人を利用するのが上手い】 あまり望まないことをさせるよう説得するのも得意です

【まじめ】 まじめな説得で応じる気になります
SD : 桜井は人を利用するのが美味い、が通るね
SD : ま、5個は通ったね。おめでとう

こうして、クラスメイト達からお膳立てされ、百百は嫌がりながらも体育準備室に入っていった。
そこで。
懐かしい顔に出会った。
教官である。

百百 百百 :「!!!」
百百 百百 :「あ……え~……その……お、お久しぶりです」
教官 :「おお、百百か。久しぶりだな」
SD :教官はにこやかだ。お守りをくれたことも覚えてるね
百百 百百 :#もう告白しちゃっていいのかね
百百 百百 :#オチは一応思いついたんだけども
百百 百百 :「は、はい。えっと、その、お、お元気ですか?」
教官 :「ん、あぁ。元気だ。向こうでもビシバシやっとるぞ。わはは」
SD :教官はもじもじしている百百をみて不思議そうにしながら近況を聞いている
SD :元教え子と会えるのはやはり嬉しいらしいね
百百 百百 :「こちらは皆、変わりなくやっています。」

百百が体育館準備室で教官を前にしてモジモジしている中。

灯月珠樹 :体育準備室の裏に回ってじっとして聞き耳立てます
高円寺桃子 :遠くから望遠鏡で……。
氷室真理沙 :屋上から見守っている…

奥様戦隊が結成されていた。
もちろんそんな事気にしている余裕のない百百は教官を前にしてドギマギしている。
会話は続く。

教官 :「そうかそうか。弛んでないか? なんなら今日一日で鍛え直してやるぞ? ん?」
百百 百百 :「……そんな! 恥ずかし……じゃなくてお忙しいでしょうから申し訳ないです!」
教官 :「? ……よくわからんが、お前には期待してるんだ。精進しろよ!」
SD :といって、体育準備室から教官は出て行こうとした
百百 百百 :「あ! す、すみません! ちょっと待ってください!」
SD :教官は立ち止まった
百百 百百 :「えっとその、すみません。」
SD :振り向いて百百をみた。手は扉にかけている
百百 百百 :(意を決して)「じ、実は。ま、前からお伝えしたかったことが!」
教官 :「なんだ?」
百百 百百 :「はい……。じ、じつは。」
百百 百百 :「私、ずっと前から……」
教官 :「なんだ。回りくどい奴だな。はっきりしろはっきり!」
百百 百百 :「あなたの……」
百百 百百 :「……あなたの」
百百 百百 :「あなたの靴下の匂いを嗅ぎたいと思っていたんです!」
百百 百百 :#ドギャーン! そっちの趣味とは男色ではなくてソックスだったのだ!
高円寺桃子 :#ソックスがきやがったー!
桜井朱音・翠 :「っ!?」
氷室真理沙 :♯ですよねーー!!

百百、実は生粋のソックスハンターであった。
ちゃんと負属性の所にも書いてある。
当然、一般人にはその趣向が理解できる訳もなく、教官は固まってしまった。

灯月珠樹 :#そっち行ったかー!。じゃあ、教官は実は百々が好きだったというオチなのか! どうなんだー!
SD :現在デフラグ中>教官
高円寺桃子 :ははははは<デフラグ
百百 百百 :「貴方の靴下をいただけないでしょうか////」
百百 百百 :「一生大事にしますから!」
百百 百百 :「……駄目ですか」
教官 :「あー……その、なんだ。頭は大丈夫か?」
SD :心配された
SD :教官はとりあえず
SD :『あぁ、こいつは俺を慕ってくれて何かお守り代わりに欲しいのがなんか変な形ででたんだなぁ』と、理解することにした
SD :最大の妥協点だった
教官 :「今はいているやつか?」
百百 百百 :「今はいているやつです」
百百 百百 :#あれ? なんか交渉成立しそうw
SD :教官はその場で脱いでくれた。今朝はいたやつだろう。新品に近かった
灯月珠樹 :(百々君ってそんな子だったの!)準備室裏で
SD :そうして、教官は去っていった。「じゃあ、元気でやれよ」が最後の言葉だった

こうして去って行く教官。
実にいい漢である。
それを切なげに見送る百百。

百百 百百 :「できれば今日一日が終わるまではいてから……」

……まあ言っている事はさておいて。

3.今日は再び来ぬものを

SD :さて

M*3:恋い破れ、楽しいオチをつける:難易度80:制限時間(2時間):ターンピリオド2時間:前提は一般的学兵:抽出条件は自由

SD :これをやろうか(笑)
百百 百百 :「ああ、ちょっと、まって……これじゃ肝心の匂いが! ああ!」
SD :教官はすでに渡して去ってしまった>百百
灯月珠樹 :#多分、公式でNPCから靴下貰ったのってモモさんが初だと思う^^
SD :宣言はもちろん百百でいこうか。質疑込みで25分までに宣言をどうぞ
SD :さてどうする。恋敗れていないぞ(笑)
百百 百百 :前提変換:百負属性 :変態:ソックスハンターである つまりそういう趣味をもっている で難易度はかわりますか?
SD :M*と合致しないんで変動ナシ(笑)
SD :現在、敗れてないしオチがついてない。それだけだと変動しないね
SD :#かなり難しいぞ、これ
百百 百百 :#あれ? オチてない? 厳しいなあw
SD :逆に変な意味で成就してるな、ははは
灯月珠樹 :#いや、待った!なんだ、これ、成就してるぞ! ソックスハンターシナリオ的な意味で

今回のシナリオがソックスハンター用シナリオだったらよかったのだが、生憎このシナリオはラブコメ仕様なので、ラブコメ的なオチを用意しないといけないのである。厳しいものだ。

桜井朱音 :前提変換:教官の臭いに対する想いに敗れた、では?
SD :まぁ、においは多少つくしなぁ>桜井
SD :難易度-5だけだね>桜井
百百 百百 :#行動宣言:周囲の想像の斜め上を行くど変態をカミングアウトして相手をドン引きさせて、恋に破れます でよいかな
氷室真理沙 :前提変換:本当は教官が良かったが、直前で恥ずかしさなどで靴下に妥協した。もはや彼に会う機会はないだろうということで本当の思いを告げる機会は永遠に失われた。
SD :氷室のやつを使うならまぁ、難易度-20かねぇ。楽しいオチかはどうかわからんが
桜井朱音 :前提変換:実は教官が百百を好きだったが、百百のあまりの変態っぷりに恋破れた
桜井朱音 :#んな無茶な
SD :まーこー、以前のゲームでソッチの趣味はない、とでてるらしいので却下だね>桜井
桜井朱音 :う~ん、残念
百百 百百 :前提変換:百負属性 :変態:ソックスハンターである を告白したため相手がすごく引きます で難易度はかわりますか?
SD :いやー、別にソックスハンターをカミングアウトしたわけでもないからなぁ>百百
氷室真理沙 :♯ソックスが絡むと難しいのよう
SD :#ギャグに走ったのが敗因となるか否か
SD :そろそろ時間です(笑)
灯月珠樹 :前提置換:男子生徒は百々がただの靴下趣味と分かって安心するオチの場合、難易は変化しますか?
高円寺桃子 :前提変換:声が聞こえていないため、靴下を渡されて、別れた二人を、残りのメンバーが誤解して励ます、だと難易度はいくつになりますか
SD :じゃ、高円寺まで質疑答えよう。それなら難易度-10
氷室真理沙 : 前提変換:と思われたが教官は衝撃のあまり本来の用事を忘れてしまい、後日またやってくることに。
SD :氷室もおまけ。ソレは無理で
百百 百百 :#うーん失敗したかなw皆さんごめんなさい~
桜井朱音 :ある意味負けでいいのかも、面白かったし
氷室真理沙 :♯勝負に勝って試合に負けた、とw
SD :宣言どうぞ?
百百 百百 : じゃ宣言行きます
百百 百百 : 行動宣言:周囲の想像の斜め上を行くど変態をカミングアウトして相手をドン引きさせ、恋に破れます
前提変換:本当は教官が良かったが、直前で恥ずかしさなどで靴下に妥協した。もはや彼に会う機会はないだろうということで本当の思いを告げる機会は永遠に失われた。
前提変換:声が聞こえていないため、靴下を渡されて、別れた二人を、残りのメンバーが誤解して励ます
SD :はい、難易度は80から50になりました。
SD :まぁ、時間すぎてるのはおまけしてやろう。なんか面白かったから(笑)
SD :じゃ、技能どうぞ。但し、話術は二人までしかだせないよ
SD :(口々に慰めても逆効果なので二人まで、ね)
SD :#ついでにオチがついてない
灯月珠樹 :#自分は話術が低いので他を出してみます
桜井朱音 :#朱音と部下で話術21+13、これで行ってよければ
SD :難易度幾つ分まで、でもいいけどまぁ、二人までで丁度良いくらいでしょ
桜井朱音 :では、朱音 話術21、 翠 話術13お願いします
百百 百百 :密会7 人目をきにせず特攻して玉砕します
百百 百百 :#この出し方でいいのかなあ
高円寺桃子 :偵察5:二人のやりとりを監視していました
SD :密会は隠れて会う技能だからねー。提出内容と合致しないんで50%にしよう
灯月珠樹 :無線7:で、準備室裏で聞いていた真実を伝えようとしますが、残りのメンバーが誤解している様なので、そういう事にしておきます
SD : 百百で4
SD :桜井&翠で34
SD :高円寺の偵察はんー、20%で。1
SD :灯月の無線はまぁ、50%でええやろ。4
SD : 今43まで通った
氷室真理沙 :氷室:歌唱7:元気が出るような明るい歌を歌って、元気付けようとします
氷室真理沙 :♯出せる技能がorz
SD : まぁ、歌唱で元気付けるのはいいだろ。通った。7
SD :全部で50とおった。が、難易度1が残る
百百 百百 :おお!
桜井朱音 :オチが足りない
SD :そう、オチが足りない
SD :さぁ、百百。オチをつけようか
百百 百百 :ええ~! ハ、ハードルが!
百百 百百 :おk
百百 百百 :「……みんな。ありがとな。」
百百 百百 :「思い切って思いを口に出して、なんだかすっきりしたよ」
百百 百百 :「あの人は行ってしまったけど、きっとこれで良かったんだ」
SD :#要素いっこだしてね(笑)
百百 百百 :#はい。前ふり中です
SD :#OKOK。こころゆくまでどうぞ
百百 百百 :「……それより俺、気づいたんだ」
百百 百百 :「こんなに近くに、大切な仲間がいるってことを」
百百 百百 :「ところで……三木っていいやつだよな。あんなに親身になって協力してくれて」
百百 百百 :提出します 【ほれっぽい】:百百は既に新たなターゲットを見つけたようです
百百 百百 :「……ポッ」無言でほほを染めます
SD :アッー(笑)
高円寺桃子 :ははははは
百百 百百 :#オチたよね? ね?
桜井朱音 :#やっぱりモモさんいいなぁ
氷室真理沙 :♯b
高円寺桃子 :#完璧すぎます(笑<オチタ
SD :OK。見事に落ちた

百百は、新たな恋に進もうとしている中。
これらの言動を全て無線で聞いていた三木が逃げ出した。
慌てて追いかけるクラスの面々。
その日の訓練は、三木先導の長距離マラソンになったと言う。
教官はその光景を見て、皆が頑張っている事に満足し、帰っていくのであった。
戦線の遠い、春の日の出来事であった。

<了>

/リザルト

○リザルト
根源力+500

○勲章
「百百の告白従軍章」(+500)>ALL
「勝利勲章」(+1000)>ALL ※百百@モモが電子妖精を消費
「手作り勲章」(+300)>百百@モモ

SDに大鳳徽章(+500)

○スタンプ
常春

(リプレイ製作 多岐川佑華,イラスト 榊聖)

Tag: 081001 玄霧 ガンパレ ログ 常春学園 本文:多岐川佑華 イラスト:榊聖