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[No.928] 固定リンク 幻想交流の感想について 投稿者:ゼナ  投稿日:2018/01/12(Fri) 03:36:00
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 久しぶりにこんばんわ。
 ということで、上記のタイトルについて、もう需要は無さそうですが、ちょいと時間ができたので、色々と楽しませてもらったお礼代わりに感想などを、ここに遺していってみようかと思います。
 場違いだった場合は申し訳ありません。けれど、他に適当な場所も思いつかなかったので。

 ということで、先ずは第三部完!!ということで
 まだ漫画の方で続いてるようですが、おそらく小説としては一段落という事だと思うので、先ずはお疲れさまでした。
 そして、ありがとうございました。
 これと出会ってもう3年くらいでしょうか、どこかの広告で見かけて、読み始めたのがハママツ編の真ん中くらいからだった気がします。
 週に2回というのも、日々の楽しみ的に丁度よい塩梅で、日常の良い活力となってました。
 貧乏暇なしで、気軽に手を伸ばせる対象が今の所、これしか無いのが心苦しいところですが、せめてもの対価、となれるかはわかりませんが、読んだ感想かれこれを少し置いて行ってみようかと思います。
 だいぶ風変わりな人間なのであまり参考にはならないかもしれませんが、こういう風に捉えてた読者も居たという事で一つ。
 ただ、見直す時間は無かったのでかなりうろ覚えでの記憶の掘り起こしなのはご勘弁ください。


 さて、先ずは順を追って一番初めのハママツ編から。
 最初、どこかの広告帯から知った時、『ファッ?!高速SAの擬人化??!』というのが最初の感想でした。
 えらくまた難儀しそうな試みをぶっこんでこられたなぁと思いつつ、見始めると流石、異世界世界観のパイオニア。
 自分の世界観とおそらくは企業の広報活動をこう繋げて見せるとは・・・・と感心しつつ、最初から中年ましましという出始めも、異世界もののテンプレ展開に少々うんざりしてた自分にはずいぶん新鮮に映りました。こういう方にしか書けない感すごい、と。
 しかも、イラストレーターさん達がまた豪華というか、自分でも知ってるような有名どころさん達で、流石大企業とのコラボ!と、力の入れように期待が膨らんだのを覚えています。

 それに、ノリも町おこし的な企業の広報であれば割とマイルドな展開になりそうで安心して見れそうだー、と思っていた時期が私にもありました。
 というのは、冗談ですが、展開はいつもの絶望さんこんにちはお久でございます展開でしたが、別の意味では平常運転さに安心を覚えたり。

 でも、考えてみると、ガンパレと比べるとだいぶマイルドと言えるし、なんだかんだで、少しづつ世界が良い方向に進んでるって事なのかなとも思ったり。
 そんなこんなで、一人の少女と、それを見守る多数のおじさま達の群像劇。
 後で、少し思いついた妄想があるんですが、それを前提に思い出すと、ハママツさんと藤前さんが結ばれた事を微笑ましく思ったり、今世では上手くいったんだなぁ、と。
 ただ若干懸念してた事があって、この段階ではパッと思いついたその考えをすぐに打ち消してたんですが、第三部でその懸念が顕在化し、そして、それが解決したのどうかちょっと不安なまま終わってるのが、若干心配なところでした。 
 その不安というのは、このハママツさんが本当に、このお話で出たハママツさんなのか?という事で。
 というのは、結局ネフコ側に居たハママツさんは前ループのハママツさんで、藤前さんが心配してたハママツさんとは厳密にいえば違うのでは無いだろうか?
 そんな不安が、第一部の衝撃の結末でよぎった懸念材料でした。この時点では、まさかね・・・程度だったんですが・・・。
 ラストでいきなり一足飛びに触れる距離に来れたことは良かったのか悪かったのか・・・・

 まあ、それはそれとして、少し思ったのは第一部はもしかしたら、実際にモデルとなった社員さん達とゲーム形式で、案を出してもらうことでリアルさ臨場感を出してたんじゃないかなってのを少し思いました。もちろんただの想像ですが。
 第一部では特にそういう個性のエッジが効いてる気がして、合ってるかはわかりませんが、なんとなくそうなんじゃないかと思って見てました。
 読者達の援助や、そういうリアル社員さんたちの頑張りもあってそういうハッピーエンド?な結末に落ち着いたって事なのかなぁと。

 そういえば、読者さんの応援といえば、第一部で一番衝撃的だったのは、実はハママツさんの世界異動でなくて、個人的には最後の応援での一つの提案への回答でした。
 えっと、確か人の可能性を常にモニターで計測してるみたいな回答で自分は『えっ・・・?!』とそこで大変驚きました。
 人の可能性を計測?それもリアルタイムで?!

 自分がそこから想像したのは以下の二つで。
 まず一つ目は、うわこれ実は自分が想像してたより遥かに日本側のテックレベルは高い想定になってるじゃ?でした。
 人の可能性、それは結構あいまいな概念として語られてるんだと思ってたんですが、人の可能性の浮き沈みをリアルタイムで数値として計ってるとなると、そんな事どうやったら出来るのか想像もつきませんでした。
 現代日本と同レベルかと考えてた技術水準を遥かに上回る、未知の技術を手にしてると考えると、そんな技術を手に入れてるとこが現代社会と同じ状況を辿ったとは考えづらく・・・良くも悪くも色んな事に応用が利くのは想像に難くないからです。
 簡単な事から言えば、求人採用、ヒドイものだと戦争の可能性まで人や地域の可能性レベルを探ることで調べられられたり、差がついたりしそうだなと。
 あまり、ネフコのセンター内以外の描写はありませんでしたが、これって一歩外に出たらスンゴイ未来的なテックレベルの世界なのかも。
 というが、第一の想像でした。無論、この可能性技術ってのがまだ出来立て間もないって事なら、その限りでは無さそうですが。
 第二に考えられるのは、もしかしたら、電子世界的な設定なのかなと、人のやらかし易さというのが数値として決められていて、それに自然に電子的にアクセス出来るのが普通の世界だとか?
 自分の貧弱な想像力では、そのくらいの想像が関の山でしたが、最後の最後に凄いのぶっこんで来られた、というより、この提案をされた方がグッジョブなのか。
 最後に、恐ろしい爆弾を見たような、ハママツさんの世界異動の衝撃が吹っ飛んだラストでした。
 
 以上が、第一部の感想になります。


 次に第二部の感想ですが。
 最初の予想としては、場所的にはちょっと違うけど、天下分け目の関ヶ原、みたいな東西対決が主軸になるのかなぁと思ってました。
 というのも、第一部であった読者参加型ゲームで倒してしまった絶技使いさん(大妖精?)が、もしかしたらヌマヅの前領主だったのでは?という思い付きがあったからです。
 確か、スルガさんが設定では官僚の一人っぽい肩書だった気がするのですが、それが前領主の急死により急遽領主を継いだっぽい感じに変わった気がして。
 もしかしたら第一部でのゲームの影響で結構大きくストーリーラインが変わったって事なのかなぁと思ってました。
 もちろん、ただの想像なので間違ってる可能性も高いですが、それでもし前領主が岡崎側に戦争を仕掛けて、更に返り討ちになったという事だとしたら、泥沼からのスタートなのかなぁと思ってたら意外とそうでもなく。
 結構穏やかに進んでて、こりゃ勘違いだったかなぁ、と。

 あと、最初に設定読んで、個人的に一番楽しみだったのはヌマヅさんでした。設定というか、ビジュアルの方に惹かれたのですが。あっ、なんかちょっとアンニュイが入った感じのお姉さんキャラっぽい!
 そうだったら良いなぁと思って読んでましたが、結果的に豪放磊落な感じの豪快系お姉さんで。うん、まあ、これはこれで。第三部では、結構最初のビジュアルイメージに近づいて個人的にはそっちの方も悪くないと思ってました。

 話的には、まさかの漫才バカ一代、みたいなスポコン物で筋肉、もといギャグは全てを解決する的な、予想外過ぎる体育会系な展開に圧倒されました。
 ちなみに、全編通して一番笑ったギャグは野球関連の奴でした。ドラゴンズファンだったら殺してた的なあれですね。
 それはそれとして、ただちょっとそれに圧倒され過ぎて、他が割ともう個人的に些事の様に思えてしまった覚えがあります。
 これはノリで楽しんだもの勝ちだな、と。

 そして、それが故に、最終的に流れがシリアスに傾いてしまうと、ああいう流れになっちゃったのかな、と。
 他にやり様が無かったわけでは無いんでしょうが、おそらく今回でも自分が見えないとこでも、色んな助力や尽力があって、それでもああなったのなら仕方ないってことなんだろうな、と。
 第一部でも読者参加型ゲームの結果として、外伝が出てたので、第二部でも2回外伝回があったという事は少なくとも2回くらいはそういうチャンスがあったんだろうなぁ、と思ってました。
 あの時、ナガシノさんが助かったように、リプダさんとキバヤシさんとかが狙われたけど、少なくともその二人に関しては助けられたって事なのかなぁ、と。

 もし他にやり様があったとしら、第一部のラストと同様に時間稼ぎ、だったのかなぁ、と思います。
 防御によって敗北を避け、攻撃によって勝利を得る、ってのはどこで聞いた言葉だったか。
 要は、その時(世界が近づく時)が来るまで耐え忍ぶための時間稼ぎくらいなら可能だったのかも、と。
 タイミングとしてはラストスリーミニット。ヒントとしては同時期に開催されていた別世界での出来事(ゲーム)にあったのかな?と思ってます。
 多分、それが歴史的にも最小の改編で済んだ方法だったんじゃないかなと。詳しくは省きますが、この辺はちょっとガンパレの冒頭を思い出して内心少しニヤッとしたところでした。
 自分が、この頃に行われていた一連のミニゲームの趣旨にようやく気付いたのも、このタイミングでした。
 それが、よもやシステム的にもその後の大規模ゲームのアップデートにも関連してたとは、その深慮遠謀に後で更に脱帽することになるのですが、それはまた別のお話で。
 昔からこの方式でアップデートされてたのだとしたら、聡い人は突撃旅団の頃から今やってるゲームの準備されてたのかと思うと『はえ〜〜すっごい』という感じでした。

 以上が、第二部の感想ですかね。
 あと、余談をするなら、芝村さんの物語って川上稔さんの作品を読んでると理解しやすいかもなぁって、個人的に思いました。
 結構親和性高いというか、確かあの方も元ゲーム畑関連の方だった気がするので、ゲームってなんかこういう戦略やら先見性やら歴史への造詣やら、そういうネクシャリスト的な人を輩出しやすい土壌があるのかなぁと思ったり。
 あの人の閉鎖都市パリや境界線上のホライゾン、後は激突のヘクセンナハト読んでなかったら、多分この一連の流れは把握でき無かったろうなぁと思いつつ。まあ、それは完全に余談ですね。

 最後に、第三部の感想になりますが、この辺になってくると、なんとなく裏の事情が分かってきて、ああそういう流れなのかと色々繋がりを探しながら見てました。
 でも流石に、全部はわかりませんでした。ガンパレ以降精々式神の1くらいまでしか追えてないのでどれがどの源流から来たものなのか。
 でも、それらを考えると、この幻想交流。
 人的リソースもそうですが、元の物語的なリソースも相当つぎ込まれた本丸的なポジションを目指されてたのかなぁと思って、自分の好きだった物語のそれもかなり入ってるので何故これが受けなかったのか今でも不思議というか。
 これって、旧作から見てきた人ほど応援できる内容なんじゃないかとは思ったんですが、なかなか世の中上手くいかないものだな、と。

 まあ、それはそれとして、新ビジュアルも公開されて、やはりなんというか、みつみ美里さんはやっぱり最高だなぁというのが第一印象(古い人間感)でした。やはりいい・・・。

 は、置いておいて、変なメタ読みをすると、イラストレーターさんの格的に、重要なキャラはハママツさんオカザキさんフジエダさん辺りだったのかなぁ、と思ってました。
 個人的に一番キャラ的に良いなぁと思ったのは春夏冬ゆうさんデザインだったので一般的な知名度としてですが。

 だから、本来はこれ、最後にまとめとしてオカザキ編が来る予定だったのかなぁと思いつつ、ツイッターのアンケートで断トツのビリだったから致し方なしなのかな、と世のショッギョムッジョを噛みしめてました。
 裏事情見えてないなら、こうなるのも仕方ないか、と。あの並びなら、せめて2位に付けてれば・・・とは思いましたが、言っても詮無いことなので割り切ります。

 それは、それとして、個人的にはニヨニヨしながら見てました。あの子があの子で、なるほど頑張ってるなぁと。
 やっぱり世界は良い方に、少なくともましな方に進んでるようだ、少なくとも見える範囲では。と比較しながら思いました。
 そう思うと旧作のあの暗さ・過酷さは、時代背景のそれも影響してたのかなぁとも思いつつ、こういう平時に備えておかないと次の戦時にまたとんでもないことになるのは多分時代を経ても変わらないとこだろうと思うので、戦争というパンに挟まれた平和というハムを見てるだけなのかなぁという思いもありましたが・・・。

 全体としてはそんな感想でしょうか。
 最後に世界が接続されたのは、スルガさんの頑張りと、少女の成長と、後は裏の争奪戦が決着したから、ということなのかなぁと思ったり。
 まあ、なんにせよ、色んな意味で俺たちの戦いはこれからだ!!(言葉通りの意味で)エンドで幕を閉じ、次は強くてニューゲーム的な新たな決戦のバトルフィールドへ。
 そんな感じの終わりな様に思いました。

 個人的にはすごく楽しめましたし、日々の活力になるグッドな作品でした。しかも、無料で読ませていただいて本当に感謝の極みでした。
 惜しむらくは、あまりファン層の方達からも人気が出なかった事でしょうが、正直自分から見ても、制作サイドでやれる事はほぼ全てやり尽くしてある感ありましたし、追加の策も人気が出なければ後に続けられなかったでしょうし・・・。

 個人的に少しでも言えることとしたら、最初から英訳も準備していたらどうだったろう?とはちょっと思いました。
 黒剣のクロニカでしたか、あれは英文からの訳で書かれてるとかあったので、もし同様にして英訳が同時に載ってればこの作品を読める母体も飛躍的に広がっていたかもなぁ、と。
 昨今は海外からの旅行者も増えましたし、それで好きになって高速道路SAまで来るお客が・・・居るかはわかりませんが、可能性としてはあったんじゃなかろうか?、とちょっと感じたところでした。

 とまれ、今回の収束周期では上手いこと行かなかったとしても、傾向を見るに、次の反転時には周期的には受ける方向に転がるんじゃないかと期待が持てそうな気がしたので、次の周回ではどんな風になるのかが楽しみです。
 自分もまた見れる範囲で作品を見ていけたらと思います。
 どうぞこれからもご壮健で、今後も末永く新たな物語を紡いで行って頂けたら幸いです。

 ではでは、それではこの辺で。さようなら〜〜。